映画ミルヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 57ページ目

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.6

黄金コンビその3

「スティーブン・スピルバーグ×トム・ハンクス」

スピルバーグ監督は娯楽作から戦争を描いたシリアス作までバラエティーに富んだ監督です。そしてベテランのトム・ハンクスが来たら、そりゃ
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.6

ゲームが現実の話はそれほどなんだけど

・「てんやわんや」が言えなくて子供にツッコまれる大統領とか

・「マドンナ」等の昔の映像を使って宣戦布告する宇宙人とか

・「セレナ・ウィリアムズ」

とかの細
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.3

黄金コンビその2

「ティム・バートン×ジョニー・デップ」

何度タッグを組んだのか、とにかくバートン監督の不思議空間に対応できる俳優はジョニー・デップが一番。

「シザーハンズ」から始まり現在まで基
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.8

特殊メイクなしで普通人を演じるジョニー・デップとあどけなさが残る頃に障害者を演じてアカデミー賞にノミネートされたレオナルド・ディカプリオの共演。

現在の活躍を考えると貴重な共演作品だと思います。
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.4

黄金コンビその1

「マーティン・スコセッシ×レオナルド・ディカプリオ」

この作品は内容があれなんで好みは別れると思いますが、ラリってぶっ飛んだディカプリオの演技は一見の価値ありです。

立てない状
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悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

4.6

韓国映画はほとんど見ないのですが、こんなに面白いのかと驚きました。

ストーリーが秀逸で散りばめられた伏線が綺麗にまとまるラストは素晴らしく最高のサスペンスでした。

期待以上の満足が得られる映画を見
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.2

死の運命からは逃げられない。もし強引にその順序を避けようとすると、あらゆる手段で死が迫ってくる。

続編が多く出ますがパターンは同じ。壮絶な予知夢シーンとえげつない死に様に目を覆いたくなる。

心臓が
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.2

だいたいのSF映画はどこかしら似通った印象がありますが、この作品は独特で他の映画の影響では何色にも染まらない気がします。

世界観に引き込まれ、多彩なキャラクターのおかげで話がどんどん面白くなる。SF
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ベイビー・トーク(1989年製作の映画)

3.7

この映画笑える。もし赤ちゃんの時からテレパシーで会話ができ、大人を冷静な目で観察していたら!?

冒頭の「受精(笑)」シーンからツボにはまった。あとトラボルタ細い。

スピード2(1997年製作の映画)

2.5

ウィレム・デフォーの悪役ぶりが良かっただけに残念な続編。

止まらない、止められないスリルを味わうのにそもそも「船」の選択が悪い。

キアヌの続投、「飛行機」か「特急列車」だったらヒットしてたと思う。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.3

「12モンキーズ」が好きなのでテリー・ギリアム監督作品を見てみました。正直この作品は途中まで退屈で??な展開だったので眠たくなりました。

ただコンピューターが普及していない時に製作され「紙」による情
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3

凄まじい映画を見たという率直な感想。ジェイク・ギレンホールの怪演が見事であのギョロ目はかなりパンチが効いています。演技上手いからそのうちオスカー俳優になりそう。

一線を越えた人の行動は常人には理解出
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陪審員(1996年製作の映画)

3.5

90年代はデミ・ムーアの全盛期。いろんな映画で活躍していました。この映画では子供を守る母は強く勇ましい。

その息子は子役時代のジョセフ・ゴードン・レヴィットだったなんてという発見です。子役は大成しな
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.6

アンジェリーナ・ジョリーのあの容姿。本当の娘がお母さんを見て泣いたそうです(笑)

マレフィセントは「眠れる森の美女」で生粋の悪女のイメージがありますが、この作品では違った解釈をしており二面性を見るこ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.6

細かいところ覚えてないけど、ハビエル・バルデムのシガーが強烈で不気味で怖すぎる。普通の銃を使わずに高圧の空気銃というのも独特で異常。

特にインパクトのある悪役の一人。

ホラーの怪物や幽霊よりやはり
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.7

この映画は本当に面白かった。まだ未見の人にオススメできる作品です。

時空移動が出来るようになった主人公が現在の出来事を変えるべく何度も過去のある時間に移動する。しかし過去を変える度に周りの誰かが不幸
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.7

死の秘宝パート1が退屈だったので最後はやるべきことを全て詰め込んでくれてまあまあ面白かった。

賢者の石からメインの3人が本当に大人になったなあと思うのと、何よりスネイプ先生こと
「アラン・リックマン
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

この時代にあれだけの迫力を出せる演出。侍の凄まじい生き様と死に様。日本を代表する巨匠の黒澤監督。撮影当時雨のシーンで迫力を出すため墨を混ぜたと聞き、決して妥協しない映画作りはすごいと思った。

黒澤監
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バットマン(1989年製作の映画)

4.0

ヒース・レジャーとは違うジョーカー。名優のジャック・ニコルソンがふざけているようで真面目な奇人ぶりが印象的。ファーストクレジットだし完全に主役を食っています。

バットマンでスターになったマイケル・キ
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スフィア(1998年製作の映画)

3.6

大スターが3人共演しているSFなのに評価が低い。私はそう悪くないと思いますが。

まあ話がハードでコアすぎるから一般うけはしないかな。SFならド派手なほうが気持ちがいいですね。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

予想以上に面白かった。スパイ映画だけどコメディ色が強くテンポがいいため飽きずに見られる。

コリン・ファースがスーツの紳士ですが見た目から想像出来ないほど凄腕のスパイで、バーのシーンから一気に世界に入
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明日の記憶(2005年製作の映画)

4.3

若年性アルツハイマー、家族やもしかしたら自分もふりかかる病気の可能性があるため他人事とは思えない。

始めはただのど忘れで済むかもしれませんが、若いと病気の進行が早いため劇中のような、急に人や場所が分
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

3.4

ジョージ・クルーニーがまさかのバットマン。シュワルツェネッガーが悪役、ユマ・サーマンが魅惑的な悪女。

キャストは豪華だけど大コケしたにちがいない。原作はどうかは知りませんがバットマンはこうじゃない。
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.0

すごいビッグスターが共演しているにも関わらずパッとしない映画。

やはり俳優よりも脚本が大切だと思い知らされる意味ではハッとする映画。

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.2

バットマンといえば最近の「ダークナイト」が有名ですがティム・バートン監督作も独特な雰囲気で好きです。

名優の悪役、こんな狂ったミシェル・ファイファーは他では見れません。ペンギンはダニー・デビートでな
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.3

第一作が傑作で次の作品で上手く続けているので影に埋もれていますが、ラストの後味の悪さは抜群。

昔にミュータントだとかテレパシーだとかを描いていたのはすごいけど、作品全体が暗くて、核によるラストは衝撃
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スケルトン・キー(2005年製作の映画)

3.5

救いのない後味が悪い、なんとも言えないこの感じ。ホラー映画だからありです。

あまり知られていない映画だと思います。胸糞悪いけど、そういう終わり方をする映画を求めている人は是非。

呪怨(2002年製作の映画)

3.2

かつて日本のホラーといえば「リング」が代表でしたが・・

幽霊が出るわ出るわ、時間軸が破綻、怨念の伝達は永遠。もう怖すぎて夜中に見たらトイレにいけなくなるレベル。

一番怖い日本のホラーに認定します。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.7

今さら言うまでもありませんがジブリ映画(宮崎監督作品)はアニメを超越した傑作揃いで、本当に日本の財産だと思います。

この第一作は30年以上前に作られていながら環境、反戦、共存という重いテーマに少女の
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.5

ハリー・ポッターシリーズで最も印象に残っているのがこちらの作品です。

3作目になってキャラクターの土台も固まり名前も覚えてきた頃で
「ゲイリー・オールドマン」
の登場はファンとしてうれしいところ。イ
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劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005年製作の映画)

3.5

最近原作のアニメを見ましたので劇場版も。劇場版はオリジナル作品なので今一つですが原作はオススメです。

このアニメ(原作)は主人公がある闇を抱えて旅をしますが、訳ありの弟と幼なじみや仲間の協力を得て前
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.6

アカデミー賞を独占、アンソニー・ホプキンスの怪演はもはや伝説。ケチのつけようがないサスペンスの傑作。

この映画のクラリスはFBIの訓練生であり一人前ではないのがポイント。そこでレクター博士と知り合い
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黄色い星の子供たち(2010年製作の映画)

4.0

フランス映画は全くと言っていいほど手をつけていませんでした。ナチスの強行をフランス政府が加担していた?ことにもフランス映画の意味が大きい。

ユダヤ人に対する迫害を描いた作品はあまりに理不尽で悲しく
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

4.0

アメリカ人監督がここまで日本人俳優を起用して日本を丁寧に描いてくれていることに感動しました。

たいてい変な漢字が出てくるとか、妙に掛軸が飾られたりするので。

渡辺謙さんの圧倒的な演技力と存在感。日
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荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて(2014年製作の映画)

3.5

基本しょーもない下ネタとグロの連続ですが、相変わらず美人のシャーリーズ・セロンとリーアム・ニーソンのおしりに一輪の花が見れるので笑える。

あとは超豪華なカメオ出演。ライアン・レイノルズ、ジェイミー・
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

ジブリ映画の凄さ、宮崎駿監督の凄さが改めて分かりました。日本アニメの傑作。

アニメなのに反戦、共生、自然、時代などいくつものテーマを投げ掛けていて「生きる」というシンプルだけど難しいことを考えさせら
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