ちゃんあつさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.4

タイトルからのイメージとは違って音楽関係者は出てこないのがちょっとイメージとは違ったけど雰囲気はイメージ通りというか、良くも悪くもサクッと楽しい映画、と思ってたらなんか後半で急にコワイ展開になってびっ>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.1

アウトレイジ3部作の3日連続鑑賞終わり。

3作の中では一番好き。といっても、前2作を通してヤクザ社会の理解度が高まって、単に映画にのめり込めただけかも知れない。

韓国グループが出てきたことで、ヤク
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.0

昨日1作目をみた事でヤクザ社会の仕組みが少しだけ分かっているという状態だったので、ちょっと面白かった。

年齢と凄みは関係あるんだなと思った。加瀬亮が、うん。ちょっと残念。

君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.0

ジャケットの男3人を見た瞬間、絶対いいやろ。と思ったけど予想以上。

本人たちがマジなのかギャグなのか途中で混乱してきて、こんな狂気じみた脚本考えた監督はマジなのかと思ったらギャグみたいな演出があった
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.7

やっと見た、という感じ。

名作見るのってなんか緊張するというか、いまいちハマんなかったらやだなぁとか思うんだけど、全くもってその心配は要らなかった。

中年時代の回想から始まり子供時代の映画とアルフ
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

4.1

内容はただの不倫。

ただの不倫なんだけど見てられる。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.3

とても高カロリーな映画。

自分でも分からない自分のどうしようもなさっていうのは多分誰にでもあるんだろうけど、大概は臭いものに蓋をして気付いたら蓋したことも忘れる。寧子は臭いプールに自ら入っていって泳
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ラッシュライフ(2009年製作の映画)

2.8

大学院生時代の真利子哲也さんが監督として参加しているということで視聴。

井坂幸太郎さんの小説は好きだけど原作のラッシュライフは正直あんまり記憶に残ってない。他の方のレビューにもある通り、映画だと群像
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.1

ジュンのキザな仕草にちょっとウッてなったけど、あのカップルの雰囲気と合わせてそれが日本人のロックンロールの受容の仕方の一つの形だったんだなと思う。
50年代のアメリカの音楽知らないしエルビス一回もちゃ
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実験4号 It’s a small world(2008年製作の映画)

3.2

ブックオフで「伊坂幸太郎×山下敦弘」と書かれた背表紙を見つけた。即購入。

100年後の地球が舞台で人口の3分の2が火星へ移住しているという世界。The ピーズの名曲「実験4号」に捧げる物語。
伊坂幸
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

3.4

日々口にしている食材がどの様に加工されていくのかを淡々と写した映像ドキュメンタリー。

セリフも無ければ字幕による説明も一切ない。

素材が食材になるプロセスには機械や人間の手による加工の他にも、動物
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.8

タクシーの中で起きることしか描いてないのにその周辺を想像せざるを得ないような感じ。ありふれた人たちのありふれた話のようでいてちょっとずつドラマがある。希望があるのもあればそうでないのもある。

20分
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

-

憂鬱な映画だということで中々見る気分になれずにいたけれどようやく視聴。

どう評価していいのかわからん、というのが正直なところ。岩井俊二ワールド全開という感じで、なまもののヌメッとした感じと脆さと向き
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

2.8

オルガ・キュリレンコの死んだ魚みたいな目に惹かれて視聴。

序盤でミステリーっぽいのかと思ったり、最後にひっくり返されたりするのかと思ってたけど割と淡々と進む。

博士の特異な愛情表現の方をもう少し見
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

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実話が映画化される時点で演出として映像やセリフはは脚色されたり想像で補われたりもしてるんだろうけども、ドイツ人将校が救ったポーランド人ピアニストの話っていう大筋は事実な訳で、第二次世界大戦の時期にこん>>続きを読む

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.2

爆破されてしまう船を降りようとしない1900。
88鍵のピアノの中で想像の世界を楽しむ1900。

彼にとって地上の世界は無限だからこそ息苦しいと感じたのかと思うと、一歩も船から降りたことがないのにこ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.7

これは「好きな」映画。

他の佐藤泰志原作の映画とは少し違った雰囲気で、いい意味で裏切られた。原作まだ読んでないけど函館三部作以前の初期の頃の作品で82年。男女の三角関係を描いた作品って言ってしまえば
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.9

小説原作の映画をオリジナルと比べてどうこう言うのは野暮というか、辛気臭いと思いつつ。

前回観たオーバーフェンスが素晴らしくて、ついついブックオフで探して同じ原作者、佐藤泰志さんの「そこのみにて〜」を
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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映画観るときっていつ観るかとか、どういう心境の時見るかとか、当たり前だけどコンディションが大事なきがしてて、そうじゃないといい映画もいい映画だと感じられないっていうか。

この映画はまさにコンディショ
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.4

山下敦弘監督ということで他には何も知らない状態で見たけど、それなりに緊張感を持って臨んだ方がいい映画だった気がする。ちょっと疲れた。まあでも疲れる映画ほどいい映画だとも思う。

ストーリーの大筋は分か
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.0

濃密な映画だった。

前に見た是枝監督の「空気人形」のペ・ドゥナがあまりにも素晴らしくてすっかり気になってしまった訳だけど、そんなきっかけで見るまではこんなに素晴らしい邦画を今まで見てなかったことを後
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.4

社会学者である岸政彦の「断片的なものの社会学」を読んで、気になりAmazonプライムにあったので試聴。

釈然としない終わり。

けど映画中ずっとそこにある緊張感の理由がわかった気もする。

岩代太郎
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.7

自粛期間中にAmazonから配信されたアップロードっていうドラマが中々面白くて、似たタイトルってだけでこっちも見てみたけどテイストはちょっと違うけど良い感じ。

この手の近未来社会ではまず初めに自動運
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

この映画を観て宮崎駿は「日本のアニメは通俗的で“美術が不在である”」と言ったらしい。

正直言って気持ち悪い描写やおぞましい生き物がたくさん出てきて見ていて気持ちの良い映画ではないけど、想像力と表現力
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ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.3

ハリーポッターシリーズのドキュメンタリー、かと思ったら少し違った。ファンタジーのドキュメンタリーはあくまでファンタジーだった。

色んな大人たちが魔法や伝説について目を輝かせながら話している映像は色ん
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感染列島(2008年製作の映画)

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多分、今じゃなかったら観なかった映画

朝ドラで光石研さん早々に亡くなっちゃって、この映画でも亡くなるとは。 もうちょい見たかった。

天然コケッコー(2007年製作の映画)

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良い意味で裏切られた。ジャケットの雰囲気と岡田将生の名前で北川悦吏子のHALFWAYを思い出して、ああいう感じの青春チックな映画かと思ったけど、ちょっと違った。もちろんそういう場面もあるけど、なんかぎ>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.0

「ヤクザと家族」を見る前にヤクザ映画をみてちょっと雰囲気を浴びておこうと思って3部作一気に借りて、とりあえず1作目を鑑賞。

フィルマークスで前に見たことになってたけど、全然覚えてない。多分途中で面白
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.6

ウェディングドレス姿は本当に強烈。映画に期待するものって色々だけど、一つには日常で見れないものを見たいっていう欲求があると思う。それは当たり前だろ、SFとかファンタジーとかミステリーとか映画のジャンル>>続きを読む