上質な作品だった。
美しいカットも多く、画面の質感も素敵だ。
初恋同士で話している隣の、不安がったアーサーの表情が、心に残った。
NYのフェリー乗ってみたいね
イニョンという単語を覚えた
今SFを撮ったらヴィルヌーヴの右に出る者はいないな。
脳裏に焼きつくカットも多くクールだった
このレビューはネタバレを含みます
パラノイアの投影先・象徴的存在が親あるいは性行為ということか?
白昼夢?悪夢?を見続けているような作品だ。
というより、主人公の精神/思考をそのまんま物理的な人物/事件などに落とし込み表現している作品>>続きを読む
どうしてこの内容で公開中止になりかけたんや…
やはり米国の敵は、ナチス/全体主義とソ連/共産主義であるのを再認識。
それにしてもキャスティングが好きかも。特にアインシュタイン。
大人な映画だ。ひとり無邪気に明るい「U❗️S❗️A❗️」のおかげで大金を狙えるギャンブルをしてるんだってのが浮き彫りになる。主人公は勝っててもポーカーフェイスすぎるから。
また、時折あらわれるシンメト>>続きを読む
実生活に本来は存在しないはずがメディアやフィクションを通して創り出され存在があるかのように思ってしまう共同体や属性へのイメージといったものを、一歩引いた視線から提起するあたりがおもしろい。視点の面白い>>続きを読む
今できないことができるようになっていく喜びというものを浴びれた作品だった。
なにより本作脚本が素晴らしいというのは、素人ながらも解った。というのも、夫婦喧嘩や、法廷での検事による尋問とその受け答え、その場の空気感を(脚本家の意図する状況へ)誘導していく感じが違和感なくこれ以上>>続きを読む
ドキュメンタリー風の視点ということでその潜入取材感が、なお教団の薄気味悪い雰囲気が浮かび上がっていた
感動した。
熱血王道モノでシンプルかつ誠実に心に響く。
なにより音楽が心地いい。
映画っていいね
帰り道おもわずすれ違う子供たちの純粋な瞳(子供たちは子供たちで辛いこともあるのだろうがそう感じさせない)をチラ見してしまった
平野啓一郎さんのファンなので原作本は文庫化された際に読了しています。
分人主義という考えに、あらためて想いを馳せれる映画でした。
東小金井駅、ジブリ、その近くの鉄塔、その近くの発電所、玉川上水、中央線。
見慣れた街並みが出てきてたのしかった。
サクッと観れるホラーでおもしろかった
次のシーンに移る際、次のシーンを3カットくらい差し込まれながら変化するのは、「イージーライダー」を連想した。
うる星やつら作品を全く見ておらず、いきなり本作を観たが、話についていけるし、とても完成度の高い脚本のように思った。
眠るラムちゃんをみる諸星のカット(左後ろからのアングル)が心に残った。
バンドに始まりバンドに終わる物語。
内容映像ともに、とてもおもしろかった。続編が楽しみだ。
たしかに、小津安二郎のローアングルと定点(パンや見上げたりしない)はカッコいい。動くのは決してカメラではなく、被写体だ。モノやふすまや人などがヒダのようにいい感じに重なり合わず、それぞれ見える位置にし>>続きを読む
廊下のカット(家とアパートの入り口)が特に心に焼き付いた。
このレビューはネタバレを含みます
【ティーチイン付き試写会:神楽座】
まず素晴らしいタイトルだ。観終わった後に鑑みると、これは"夜明け"のすべてだったんだっていうのが頭に浮かび上がってくる。「夜明け前が1番暗い」そんなセリフがあったと>>続きを読む