AKIRAさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

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原爆で被曝して命を失った母は、呉市に嫁がず広島で生活していたらなすずさんのもうひとつの可能性(義理の姪と手を繋いでいたのは右手であったのを後悔していたので、広島のこちらの母は左手で繋いでおり自身は命を>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

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マクロでは悲惨な環境/時代の中でもミクロで強く生きる人たちの間でつむがれる優しさと暖かみを感じさせながら、まれに日本的な嫌味の文化や打ち解けるまでは排他意識すら繊細に描かれていたように思う。
「この世
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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地平線が真ん中にあればつまらない。
最後に慌てたように地平線を一気にゴタゴタっと下げるのおもろい。

ウォール・ストリート(2010年製作の映画)

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ゴードンゲッコーは拝金教を抜け出しリベラル側の人間になったのか?そして投資銀行を舞台にした復讐劇というミステリーに加えてヒューマンドラマの要素もある作品だ。

「収集は情緒不安定でエゴの強い偏執狂のや
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沈黙の艦隊(1995年製作の映画)

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核搭載魚雷を盾に独立国家宣言。
扱ってるテーマがおもしろすぎる。

バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

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キャラクターや、謎の像に支えられた天文台など近未来の退廃感ある街の造形などがよかった。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

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健康を重んじたい。
だが、なにより大切なのは、優しさと平穏なのかもしれない。

サウスポー(2015年製作の映画)

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感情的に行動し傲慢にすら思えた男が、絶望の淵から自身に向き合い謙虚さと他人を受け入れ闘う姿に感動した。前半から後半にかけての、ホープの内面が移ろう繊細ながらもハッキリと違う演技がすごかった。

戦火の馬(2011年製作の映画)

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とても感動した。
俺の中では、スピルバーグ監督最高傑作といってもいいかもしれない。
夕陽と翳のカットも心に焼きつく。
そしてなにより馬が名演技だ。どうやってこれほどまでの演技を仕込んだのだろう。

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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倒れても立ち上がる。リングに上がっている間は、過去のしがらみも未来に出る結果がどうなるかすら考える暇ない。目の前の拳が行き交う今しか存在しない。しかも、負けたら言い訳すらつけない。
フィクションとはい
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アビス(1989年製作の映画)

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異星人とのコミュニケーション。異物との出会いに驚き互いが互いを受容する様は感動的だ。
海底と宇宙ってなんか似ているが、前者が舞台のファーストコンタクト作品はなかなかないので新鮮だ。これも探検家キャメロ
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女[完全版](2009年製作の映画)

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フィンチャー版も観ているが、こちらもリスベットのキャラ像がカッコ良い。

はやくラーソンの原作本も読みたい

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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ガリレオシリーズ。
湯川先生は、教授になったのか。

分断の歴史 朝鮮半島100年の記憶(2019年製作の映画)

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勉強になった。
北朝鮮側の人も統一を願っていた。

経済援助を続けた先に統一があるのだろうか。国と個人は別物なのかもしれないが、たしかに、親切にしてくれる人にしか話を聞こうとしないし歩み寄ろうともしな
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生きる(1952年製作の映画)

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古い音響技術のせいなのか、役者の滑舌のせいなのか、あるいはその両方かは解らないが、こういう昔の名作映画には、各配信サービスに日本語字幕を是非とも導入していただきたいものだ。何を言っているのか聞き取れな>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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辛い現実の中で、どれだけその人にとっての幸せな瞬間を拾い上げていけるのだろうか。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

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仕事VS私生活。
そのどちらに軸を置くのか対照的な2人のそれぞれの価値観をぶつけ合わせ互いの求めるものへとその綱を引き合い、片方が狂気によって破れていくさまを、美しい衣装と共に、楽しめた。

ハードエイト(1996年製作の映画)

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これがデビュー作というのに驚き。なんと渋いキャラクター&ストーリーなんだ。

花とアリス(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ケンカからの仲直りができるなんてなんて大人なんだ。

映像の色彩が心に残る。

ウォーレン・バフェット氏になる(2017年製作の映画)

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天才投資家ウォーレンバフェットを褒め称えたドキュメンタリー作品。
「私は他者より優れてるわけじゃない。これは単に運なんだよ」これを創業して1代で成り上がった大富豪が言うところがすごい。

子供達からの
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

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「書物は、家族や地縁的結合から人間を解放したということです」

辛い現実に向かう方がベターなのか。

映像表現は、緑がかったり紫がかったりと幻想的だ。

直接鑑賞者に働きかける場面も「Air/まごころ
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キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

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「国民にとって金融機関は常備軍より危険だ」
トーマス・ジェファーソン 1816年

たしかにリーマンショックにより銀行救済として税金投入されたのにも関わらず役員の高額ボーナスや会社のプライベートジェッ
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

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おこなわれる殺人すらも、青年期の内面のメタファーだと思って観た。
抑圧下での自由を求める気持ち。進路に迷い続ける心。行き場もなく救いがない葛藤と後悔。そして、孤独。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

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とても面白いクライムサスペンスだった。
さすがはヴィルヌーブ。

病室でうなずかなかったロキ刑事は、どう選択したのだろう?

(1960年製作の映画)

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「ただのセメントだ 崩せる」
パワーワードだ。

これもまた一つの胸糞系だ。

なぜ脱獄モノはこんなにもおもしろいのだろう。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

壊れたピアノはメタファーだと思うが、主人公のしっちゃっかめっちゃかな気難しい混沌の心の回復を描いているのだろうか。
なにより、洗いざらいを曝け出し問題を解決していくさまには、純粋さ、純愛さ、を感じて、
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

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摩訶不思議という言葉がピッタリな作品だ。
このような展開の内容や設定は、比類ないのではなかろうか。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

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Filmarksをはじめてから1700本目です

これは愛の映画だ。
宗教は全く信じていないのだけれど、キリスト教の素敵な部分に触れられた気がする。
人を許すことと、目の前の人を愛することさえできれば
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スモーク(1995年製作の映画)

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日常における幸せってなんだろうか。やはり、人と人との繋がりだろうか。そして、偶然や、嘘や、小さな出来事を楽しむほんの少しの勇気だろうか。それを考えさせられた。