アツさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ビハインド・ザ・カーブ -地球平面説-(2018年製作の映画)

3.8

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地球が丸いか平面かという議論は一旦置いといて、主人公の「何事も疑ってかかること」という言葉はとても共感できるし、大切なことであると感じた。その上で、あのようなコミュニティには事実を事実として受け入れる>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.9

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最後のどんでん返しを予測できなかったのでとても面白かった。敏腕弁護士が容疑者となった若い青年を無実にしようと奮闘するが、結局はその青年が一枚上手で二重人格を自ら作り精神異常者を偽っていたことで無実病院>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

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4姉妹の友情と恋愛を描いた作品。海街diaryと似た雰囲気を感じた。「レディーバード」に出ていたシアーシャ・ローナンやエマ・ワトソン、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープなど出演者が豪華だった。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.8

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ゲイであるカップルとダウン症の男の子、この世界で報われない彼らの現実を見た作品だった。彼らには何も落ち度はなく、ただ生まれてきただけなのに差別を受けてしまうのはあまりにも残酷で悲しい現実だった。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.7

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とにかく不気味で奥が深い映画だった。タイトルのeyes wide shutとは結婚式で使われる決まり文句をもじったもので、夫婦は結婚する前は目を見開いてお互いを見るべきだが、結婚後は目を半分閉じて過ご>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.5

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ミュンヘンオリンピックの最中にパレスチナの過激化集団がイスラエル選手11人を殺害した事件に対して、反逆するために首謀者一人一人を見つけ出し殺していく作品。臨場感があり、特に2人目を殺そうとした時に誤っ>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.2

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とにかく独特でおかしな映画だった。スイスアーミーナイフのように多機能な人間と出会い数々の困難を乗り越えていく作品。

セブン(1995年製作の映画)

4.8

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キリスト教の七つの大罪になぞらえられた連続殺人事件をベテラン刑事と新米刑事が捜査していくサイコミステリー作品。七つの大罪の内、一年以上ベッドに縛り付けられていた廃人(怠惰)と新米刑事のミルズ(憤怒)は>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.5

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不老不死の体になった主人公が1人の男性に恋をするが、自らが歳を取らないという秘密を抱えているため上手く恋愛が発展しない。ある日彼の両親の結婚40周年パーティーに行くと、主人公が若い頃に付き合っていた彼>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

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見た目は人間だが、中身は死神という独特な設定の中でブラットピットの演技力が光っていると感じた。ロマンチックなシーンも数多くあってとても良かったが、中途半端な恋は絶対に成就しないことをよく理解できた。

ウソツキは結婚のはじまり(2011年製作の映画)

4.8

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アメリカンな笑いがたくさんあって最初から最後まで楽しく観ることができた。なんでも語れる友達が徐々に一生のパートナーへと対象が変化していくストーリー。笑いあり感動ありのとても良い作品だった。

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

4.7

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お互いの歯車が上手く噛み合わず、互いに好きなのに相手に対して正直になれない、恋愛の難しさを感じた。最後のダンスに誘うシーンがとても感動的でロマンチックだった。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.7

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死にかけで生まれ、徐々に若返っていくという独特で面白い設定があるものの、作品の中身や描写は至って普通で平凡な感じがした。しかし、設定が面白いからこそ平凡なストーリーも違う視点で観ることができた気がする>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.5

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とにかく心温まる映画だった。血も繋がっていない他人をあそこまで受け入れて、育てる母親にとても感動した。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.6

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裕福で周りのことを全て誰かがやってくれるような生活よりも、収入は平凡で家が大きくなくてもお互いに支え合って日々の生活を乗り越えていくことの良さを感じられた。また、平凡で他愛もない生活を送ることに幸せを>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

5.0

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最初から最後まで飽きずにずっと面白い映画だった。何も考えずに全てのことにYESと答えるだけでは上手くいかないというストーリー設定だが、何もせずに消極的な日々を過ごすよりも絶対にマシでより楽しい人生を過>>続きを読む

ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.0

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錚々たる俳優女優が起用されていて楽しみだったが、予想とは違うジャンルの映画で拍子抜けだった。ほとんど脈絡のないセリフが続いて、ストーリー展開が読みづらかったし、そういうジャンルの映画だとわかっていても>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.9

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王道な恋愛映画でとても良かった。出演者それぞれが個性的でユーモアのある作品だったので観ていて飽きなかったし、まさしくロマンチック×コメディーという映画だった。

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.9

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とても感動的で胸に刺さるようなストーリーだった。とにかく主人公のトレバーが素晴らしい少年だったし、終盤の「日々の暮らしに慣れきった人たちは、良くないこともなかなか変えられない、だから諦める。でも諦めた>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.8

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目がほとんど見えない主人公が音だけを頼りに空想のミュージカルに耽る。ジェフやキャシーなど心優しい周りの友達に恵まれていただけに、とても悲しいラストだった。

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

短期記憶障害の方と現実で会ったとすると相当辛いし、接するのがとても難しいだろうなと感じた。自らの夢よりも不確かな彼女との愛を取るところに感動した。

フォーカス(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

嘘をつき続けていると周りからの信頼や信用を失うことを如実に表す映画だった。しかし、作中においてはお互いに嘘をつくことが日常茶飯事になっており、逆に相性が良かったのかもしれない。ジェス役のマーゴットロビ>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

一夏で出会い薬や恋でお互いに人生を狂わしてしまう。前半部分にあるティモシーシャラメとマイカモンローの恋の駆け引きがとても魅力的だった。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ここまで一途になって人生を捧げて愛せる人を見つけたいと純粋に感じた。最後に2人が手を繋ぎながら息を引き取るシーンが感動的だった。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ありえないようなストーリーでドタバタするような展開だったが、最後はそれぞれが素直に愛を伝えるところに温かみを感じた。恥ずかしがったり変なプライドを持たずに素直に言いたいことをまっすぐ伝えることこそが一>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

お互いが相手の意見や見解を少しずつ受け入れていくことで、他人への理解を深め多様性を享受していく感動作品。黒人に対する差別はもちろんであるが、黒人と仲良くする人も怪訝な目を持たれるのは、差別がなくならな>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.3

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まだ取り締まりや科学が進歩していない昔であっても、未成年の男がここまでの詐欺をしていたのはとても驚いた。結局、更生して犯罪防止のために貢献しているところに好感を持った。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

戦争と家庭を行き来する中で、同胞が傷を負いこれまでよりもイラクに対する気持ちが強くなっていってしまう。主人公の正義感の強さと諦めの悪さから、戦争は周りの人間もおかしくさせてしまうと感じた。また、主人公>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

未だ未解決事件という実話に基づくミステリー作品。当初はシロだったリーアレンが終盤に近づくにつれて再浮上してくる描写がハラハラして怖かった。

蟹工船(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

思いがけないロシア人との交流により、国籍に関係なく皆人間であり権利や尊厳を保障されるべきであると感じ、過酷で劣悪な環境の中でも必死にストライキを起こす。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「命ある限り、希望はある」、とても勇気づけられる作品だった。最初の出逢いまで遡っていく最後のシーンがとてもロマンチックだった。

ホワイト・ボーイ・リック(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

若くしてFBIと麻薬商売集団の両方の取引をすることになり、上手く取り持つことができなくなってしまう。親の諦めの悪さが目立ったし、良い意味でも悪い意味でも子供は親を見て育つと感じた。

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

カースト下位の家庭に生まれた主人公が、怒りと共に少しずつ成功者へと成り上がっていく話。「ニワトリの檻から抜け出すことに成功した」

ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

死ぬほど遊びながらも、運命の女性に出会ってからは一途に彼女を想い続ける主人公がかっこよかった。富豪の息子もしっかりクズだからこそ成り立っていた。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今自分が健常者として生きている幸せ、人間は互いに悩みや弱みを隠さずに表現することで距離を深めたり、より相手を知ることができる。とても感動的な映画で、途中のエドシーランの「thinking out lo>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終始何が伝えたい映画だったのか分からなかった。どの階級の仕事においても男女の差別は許されない物であると強く感じた。