アツさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アツ

アツ

映画(148)
ドラマ(25)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

感動的な名作。「必死に生きるか、必死に死ぬか」という言葉がとても印象的だった。レッドの温かい人間性とアンディの諦めない気持ちや信念にとても感動させられた。

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

70年代の映画をほとんど観たことがなかったが、ストーリーの奇想天外さがとても良かった。沢田研二(9キュー)の冷酷さと菅原文太の情熱が対比的だった。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの奴隷制度についてあまり知らなかったが、人種による非道な暴力、黒人を所有物として扱う白人至上主義者たち、未だに残る人種差別の深い闇を身に染みて感じた。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分が生まれる50年ほど前にここまで非道な虐殺が世界で起こっていたんだと考えると平和になったのはほんの最近のことなんだなと感じさせられた。ドイツ兵のユダヤ人への非道な言動の一方で最後は主人公のピアノに>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

総合失調症を患った天才数学者が少しずつ回復していき、結果的にはノーベル賞を受賞するまでになった物語。この病の難しさをよく理解できたと同時に、良くも悪くも想像力が凄まじかったんだろうなと感じた。

アビエイター(2004年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

富と名声を手にした男の光と闇を描いた作品。長編で少し物語の内容を理解するのに苦労した。

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

障害を抱えた女性が1人の大人として成長して、徐々にさまざまことへと挑戦をしていく作品。自分がこうして当然のように生きて、当然のように手足を動かして行動していることがどれほど恵まれていることなのかを再確>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

3.8

ヘイリースタインフェルドに似た子役だなと思っていたら、実際に本人で歌手だけでなく女優としても活動していることを初めて知った。王道の西部劇作品だった。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ただの殺し屋との戦いを描いた作品かと思っていたが、想像以上に深い映画だった。コイントスやモスが殺されたシーンがカットされていること、また最後に殺し屋が交通事故に遭って負傷してしまう意図などネットに載っ>>続きを読む

禁じられた二人(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

お互いの家族や生活での不具合で徐々に恋が上手くいかなくなる2人を描く作品。最後には完全に性行為でしか愛を確かめることができない状態になっていて、正直にそんな風にはなりたくないと感じた。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

単なる恋愛映画ではなく、ナチス収容所や文盲などいくつかのキーパーツが絡み合った良作で、観終わって解説を読んでより深くこの映画の良さがわかった。朗読を介した愛というなかなかないロマンチックな作品だった。

ラブソングに乾杯(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公サラは夫や娘の子育てへのフラストレーションを溜める中、唯一そばで支えてくれて長年の親友であるミンディに対して、女の友情から少しずつ愛へと感情が変化していく様子を描いている作品。2人が醸し出す雰囲>>続きを読む

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

単純に恋愛映画だと思って観ていたので、最後の展開は驚きだった。タイラーの兄や妹、恋人への熱い心、そして行動力に感動させられた。美味しいデザートを先に食べる。なぜなら取っておいて食べる前に突然死んだら後>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

見終わった瞬間の感想としては、イカれたサイコパス映画としか感じないが、解説を詳しく読むとアカデミー賞作品賞を受賞した理由がよくわかった。映画のタイトルであるアメリカンビューティーとは薔薇の種類の一つで>>続きを読む

プール(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

キャストから雰囲気までかもめ食堂ととても似ていた。舞台であるタイの別荘での穏やかな暮らしや鳥の鳴き声、虫の音など将来はこんな場所でゆっくりと人生を過ごしたいと思える作品だった。最後の僧侶の行列を車で抜>>続きを読む

蜜の宮殿(2015年製作の映画)

3.0

内容とストーリー性が浅く、先が読みやすかったのでそこまで楽しめなかった。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ロケ地にフィンランドのカフェアアルトが出てきて驚いた。セリフは多くないものの、フィンランドの優雅な雰囲気や日本人3人の穏やかな人柄が独特な空気感を出していてとても良い作品だった。

私とあなたのオープンな関係(2017年製作の映画)

4.1

若さが故にマンネリ化した時に、新しい誰かを探してしまう。経験がなければ、なおさらより多くの人を知りたいという風になってしまう。結局は死ぬほど遊んでたくさん遠回りして落ち着くんだと感じた。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どうしようもない夫に対して余命宣告を受けた宮沢りえの母親としての責任ある行動や言動が光る作品。複雑な血縁関係を持ちながらも1人の人間として自らの子供を育てる母親にとても感動した。

幸福の条件(1993年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

恋愛映画、他人の恋愛に対してここまでイライラしてもどかしい感情を抱いたのは初めてだった。見返したくない作品になった。
しかし、デミムーアの美しさには正直惚れてしまった。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ミッドナイトインパリと少しテイストが似ていて、雨のニューヨークの街並みが個人的にはとても良かった。思い返すと映画の序盤からティモシーシャラメとエルファニングはカップルではあるがどこか会話が噛み合ってい>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

過去の偉人に対する知識がもっと豊富にあればより楽しめる映画だと感じたが、そういった知識がない自分でもとても楽しめた。主人公の男性の喜怒哀楽な演技が個人的にとてもよかった。また、序盤からのパリの街並みは>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後までユーモアが効いた面白い作品だった。出演者それぞれが独特な良さを持っていて演技も魅力的だった。この世界観が好きな人はたくさんいるだろうなと感じた。あなたは野菜以下ね。「野菜には芯(ハート>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族とのバカンスの間でできた男と関係を持ったことから、性に目覚めてしまった少女が次第に正気や気概を失くしていき、道を踏み外していってしまう。正直、誰とでもやってしまう人の気持ちはわからないが、あまり若>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分の名前も地元も嫌いな破天荒な少女が大学に入るまでに少しずつ大人へと成長していく様を描いた作品。母の厳しさは愛情の裏返しなんだということをしみじみと感じることができてとてもよかった。

6年愛(2015年製作の映画)

4.4

恋愛における紆余曲折をリアルに描いた作品。恋愛と仕事とプライベート、何かが上手くいくと、何かが上手くいかなくなるように、お互いに噛み合わずに6年の愛を終えてしまう、両立することの難しさを感じた。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

1970年代のメキシコを舞台に家政婦と雇い主一家との関係を描いたもので、男女の問題など当時の社会的問題も多く含まれている作品だった。また、最初から最後までモノクロである点や定点カメラのような撮り方など>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

現代のネット社会の怖さを表した作品。途中捜査官の千葉雄大が犯人かと思ったが、最終的には成田凌が犯人で、捕まえることができたのは同じ境遇を持つ千葉雄大の推理のおかげだったというのは面白い展開だった。少し>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

幸せとは何か、人それぞれ考え方は違うかもしれないがこの作品においては身近に生活している家族、愛する人と過ごすことが本当に幸せを感じる瞬間なんだと感じさせられた。主人公の2人が運命的に出会ったように、人>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.5

Netflixオリジナル作品故かとても内容が薄っぺらく感じた。フィクションだとしても杜撰な設定が目立った。

海街diary(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

すずとお姉ちゃんそれぞれとの2人でのシーンがあり、少しずつすずが3人のお姉ちゃんと仲良くなっていき生活にも慣れていくのがよくわかった。また、それぞれのシーンの景観が綺麗で温かみを感じてとても良い作品だ>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

夫婦役を演じた2人の演技が凄かった。特に前半のスカーレットヨハンソンの長セリフは舞台かと錯覚するほどだった。
お互いに好きな部分もあるはずなのにずっと別居を続けている最後のシーンは夫婦関係の難しさを感
>>続きを読む

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

縦社会が残る警察組織に嫌気が差して、相棒と2人で拉致の捜査に奔走する作品。少し映画のシーンに安っぽさを感じたが、王道なアクション映画でパクソジュンもカッコ良かった。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

偉人の名言を交えながら、独特な三角関係の中で繰り広げられる作品。抽象的な内容であまり自分的には合わなかった。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画の中で主人公はほとんど自由自在に過去へタイムトラベルできる設定であったが、過去にもう一度戻りその1日をやり直すことでいかにその日が素晴らしい1日であったかを主人公が再確認するシーンがとても感動でき>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

冤罪で捕まった大男と看守トムハンクスの物語。
次第に大男が外見とは裏腹に優しい心をもち、なおかつ不思議な治癒能力を持っていることに気づいたトムハンクスはどうにか彼を免罪にしようとするがその方法はなく、
>>続きを読む