calinkolincaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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孤狼の血(2018年製作の映画)

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先日劇場で観た「ヤクザと家族」がとっても良かったので、もっとヤクザ映画を観てみたいと思い、今日は「孤狼の血」を。
ヤクザと癒着している刑事が主人公で、暴力描写もエグく、泥臭いヤクザ映画の雰囲気もふんだ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

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今日は「見えない目撃者」を。
まず、タイトルがいいですね!ある事件に遭遇する主人公が視覚障害を持っている、という意味に加えて、見進めて行くうちにこのタイトルがもうひとつの意味を持ってくる。というか、本
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あの頃。(2021年製作の映画)

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今日は映画館で「あの頃。」を。
主人公である松坂桃李演じる劔が、偶然目にしたMVであややに恋に落ち、皆それぞれハロプロに「推し」がいる男子たちと出会い、わちゃわちゃする青春物語。
ちょっと内輪ノリが強
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

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主人公であるつばめとひょんなことから彼女と出会う星ばあが主に会話をする、夜の書道教室の屋上から見える空の藍色、ふたりが出かける水族館の、深い海の底のような群青色、つばめが空想するキラキラと光るクラゲが>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

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今日は「復讐するは我にあり」を。
先日観た「すばらしき世界」のパンフレットに、西川美和監督、役所広司さん、仲野太賀さんの'あみだくじのよな縁'をつなぐ一本として、この作品の名前が何度か出てくるんですね
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初恋(2020年製作の映画)

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冒頭で首がポーンと飛んで来た瞬間に大爆笑してしまった。そして確信した。「この映画、絶対面白いやつ!」。
ポスターを見て、てっきりシリアスな恋愛映画かと思いきや、笑えるところもたくさんあるはちゃめちゃな
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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画面いっぱいに広がる青空、そこに縦文字で浮かぶタイトル、「すばらしき世界」。そして始まるエンドロール。
「うわぁ。」
それを観て、私は声にならない声をあげた。
相変わらず西川美和は、西川美和がこの世界
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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素晴らしかった。
まず、タイトルが素晴らしい。「ヤクザと家族」というタイトルは、家族に恵まれず孤独を抱え、柴咲組の組長に命を助けられたことからヤクザの道を進む主人公・ケン坊と柴咲の血の繋がらない親子と
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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今日は「花束みたいな恋をした」を。
押井守から始まって、天竺鼠、cero、粋な夜電波、今村夏子...などサブカルに明るく、同じジャックパーセルを履いていた麦と絹が終電を逃したことから恋に落ちるラブスト
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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面白い、けど難しい。
難しい、けど面白い。
を永遠にループしているような作品。
この映画の何割を理解できてるのか自分でも疑問だけれど、逆回転のアクションシーンやたどり着いたと思ったらまた元の位置へ戻る
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

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今日は「記憶にございません!」を。
映画館での上映時からFilmarksでの評価が高くて、気になっていた作品でした。タイミング良く、地上波で放送されていたので、観賞。
タイトル通り、記憶をなくしたダメ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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新年2本目は「ティファニーで朝食を」を。
ヘンリー・マンシーニの「ムーン・リバー」にのせて、ティファニーのショーウィンドウの前で黒いドレスを着てデニッシュをもぐもぐ食べるオードリー・ヘップバーンのキュ
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天気の子(2019年製作の映画)

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「戒厳令下のボーイミーツガール」

2度目の緊急事態宣言発令下の今日という日に観ていなければ、こんなに心を揺さぶられてはいなかったかもしれない。作画の美しさやRADWIMPSの手掛けた音楽は前作同様素
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音楽(2019年製作の映画)

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今日はKing Gnuの井口さんが自身のラジオ番組でオススメしていてずっと気になっていた「音楽」を。
物語はいたってシンプル、ひまを持てあましていた不良高校生3人組がある日突然バンドを始めるおはなし。
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パディントン 2(2017年製作の映画)

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前作より2のが面白いと聞いて観てみたら、クリスマスシーズンにぴったりのとてもあたたかいおはなしで、なんだか嬉しくなりました。
今回はパディントンが故郷のルーシーおばさんに贈る、飛び出す絵本を買うために
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

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今日は「もみの家」が素晴らしかった南沙良さん主演の「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」を。
タイトル通り、吃音で上手く言葉を話せない志乃ちゃんが音楽好きなのに音痴な加代ちゃんに誘われて、バンドを始める
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新しき世界(2013年製作の映画)

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今日は先日観た「The Witch 魔女」が素晴らしかったパク・フンジョン監督の「新しき世界」を。
てゆうか、ファン・ジョンミンとチェ・ミンシク共演ってだけでこの映画、最&高。
犯罪組織に潜入捜査させ
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

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冒頭、伊藤健太郎演じる近藤がクラスメイトの見ているアイドルのケータイ動画をのぞき、興味あるの?見る?と聞かれる。近藤はあ、いや。と答え、クラスメイトは彼にこう言う。「興味ないなら見るなよ!こっちは一生>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

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予告編で知った設定がとてもおもしろく、観賞しました。
それは、ブダペスト郊外の食肉処理場で代理職員として働く、コミュニケーションが苦手で職場になじめずにいるマーリアは、自分のことを何かと気にかけてくれ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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主人公、ジェームスが甥っ子に見えた。
私の7歳になる甥っ子はEテレでやっていた「超能力ファミリー サンダーマン」という海外ドラマが大好きで、そのドラマは10月で終わってしまったのだけど、終わってしまっ
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もみの家(2019年製作の映画)

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「彩花は彩花のなりたい自分になればいいんだよ。」

今日は「もみの家」を。
不安を抱えた人々が共同生活を送る、若者たちの自立を後押しする施設・もみの家にやって来た少女、彩花の成長を描く物語です。
はじ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

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今日2本目はずっと前から観たかった作品、「マイ・インターン」を。
アン・ハサウェイ演じるジュールズが社長を務める会社のシニアインターンとしてロバート・デ・ニーロ演じるベンがやってくるところから始まる物
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E.T.(1982年製作の映画)

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今日は少し前に金曜ロードSHOWで放送されていた「E.T.」を録画で。
普段SFはあまり観ないけど、名作と名高い作品だけあってなるほど面白かった!
宇宙人が出てきてパニック!って展開じゃなく、E.T.
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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今日は以前、Filmarksで話題になっていて気になってた「The Witch/魔女」を。
評判通り、めちゃめちゃ面白かった~!
でもこの映画のいちばん面白かったところを書くと、これから観る人のたのし
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

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貫地谷しほりさんが好きで、主演作は珍しかったので観てみよう、と今日は「夕陽のあと」を。
不妊治療ののちに里親として赤ちゃんをひきとった夫婦と、彼らが住む街にやって来た、その赤ちゃんの産みの母親の物語。
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浅田家!(2020年製作の映画)

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我がふるさと、津市で撮られた映画「浅田家!」を観てきました。
おおまかなストーリーは、家族を被写体にした卒業制作が高評価を得た三重県津市出身の写真家、浅田政志が、専門学校卒業後、さまざまな状況を設定し
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

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これはすごく良かった!
実写の風景と繊細で華やかな色彩のアニメーションで描かれた人物とのバランスがとても美しいアニメーション作品。絵柄は可愛らしいけれど、あらゆる差別に対する「NO」のメッセージがちり
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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完璧な映画でもないし、良くできた映画でもないかも知れないけど、私はこの映画、すごく好き。
上映後、私の前を歩いていたご婦人は「かわいそうな話だったね」と言っていたし、最近はかなしいおはなしや救いのない
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

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今日は「ミツバチのささやき」を。
幼い頃はこの世に謎が多すぎて、おばけも妖怪もUFOも不思議なことぜんぶ、どこからどこまでが本当なのかわからなかった。だから、それらと生きてた。だからおばけも妖怪もUF
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架空OL日記(2020年製作の映画)

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ドラマ版からのファンだったのに県内の公開がなく、ソフト化を待ちわびていました。
案の定、1時間40分笑いっぱなし笑
月曜日性格悪い問題、女子更衣室タップが足りない問題、急騰室連続スポンジ事件など、OL
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

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公開時にFilmarksでの評判がとても良く、ソフト化を待ちわびていた作品。評判どおり、とても素敵な青春映画でした。
まず、カセットテープを再生してる間だけ、身体を借りれるという設定が面白い。1年前に
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

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今日は「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」を。
リウマチを患いながらも絵画に喜びを感じる女性・モードが、孤児院育ちの不器用な夫・エヴェレットの深い愛に支えられ、やがてカナダでもっとも有名な
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メメント(2000年製作の映画)

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こっれは難しかったけど、面白かった...!
前向性健忘の男性が主人公なのですが、ラストシーンから始まってストーリーが逆方向に進んで行くので、エピソードを3つくらい観た後にはその3つのエピソードのひとつ
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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「動機はひとつ。愛でした。」
噂通り、素晴らしい作品でした。
タイトルのとおり、列車の中でお母さんとはぐれた、パキスタン人の口のきけない小さな女の子シャーヒダーと彼女を保護したインド人のバジュランギお
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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朝鮮戦争下の捕虜収容所を舞台に、収容所のイメージアップのために寄せ集められた国籍も年齢も異なるタップダンスチームの奮闘を描いたダンスムービー。
これ良かった...こっれは劇場の大きなスクリーンで観たか
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

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1963年の横浜で繰り広げられる、取り壊し寸前の建物「カルチェラタン」をめぐる少女と少年の恋物語。
1963年のレトロな建物や電化製品、制服などの造形とジャズを基調にした音楽のマッチングもとても良く、
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