さくらさんの映画レビュー・感想・評価

さくら

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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.5

こういうのが!好きなんだろ!
という歴代映画のオマージュもありながら、フィービーやトレヴァーの少年少女の過渡期も描かれていて良かった。
家族の形は現代において多様化しているだろうけど、やっぱりこういう
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

IMAX再上映に滑り込み。

多少長い気はするが、それもまたご愛嬌。SF特有のサウンドや、中盤になって面白くなる感じが好み。
だが、これは劇場で観なければ楽しさが半減するように思う。
観れてよかった。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

ビビットな色彩、だんだんと哲学的になっていく言葉、衣装の美しさ、印象的な瞳。

私もマーサのように、本を欲する若者に手ずから渡せるような女性になりたい

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

たまたま出会い、たまたまマッチの最後の一本を使い、複雑な心境の中で確かな友情を育む主人公ふたり。
最初は喧嘩っ早いマックスをなんとかなだめ、ジョークで笑わせていたフランシス。
あまりにもパワーバランス
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千年女優(2001年製作の映画)

3.7

少しずつ足りないピースが埋まって、千代子の人生が浮き彫りになる。
軽やかで少し低い温度の映像が良い。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

エンタメとして良き

PG12だがそこまでだと思う

これはみんな父に惚れるな

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

「頑張って生きるか、頑張って死ぬかだ」

ラストシーンの美しさは生涯忘れないと思う

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

5.0

言うことはない

映像の全てが映画的で、ラストシーンは人生ベストで好き

「何をするにしても自分のすることを愛せ。子供の頃、映写室を愛したように」

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.7

ロジャー・ムーアの007は男臭いけど色気があるのが良きですね

ロシアのエージェントに出し抜かれたり出し抜いたり、駆け引きが楽しかった
アクションちょっとへなちょこなのも高ポイントです

旅するローマ教皇(2022年製作の映画)

3.5

お話が心地よすぎて寝てしまいそうになった。
でも、紡がれる一つ一つの言葉が沁みるようだった。
日本を旅した時がさらりと流されてたのがちょっと残念だった。

パトリシア・ハイスミスに恋して(2022年製作の映画)

3.5

美しい人、孤独を知っている人

かなり苦労されたのだろう、晩年の表情が生き様を表しているようだった。

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

『ハロウィーン・パーティー』が原案だが、内容は別物。
なんたって舞台ヴェネツィアだもんね。
でも、クリスティが好きだった推理の仕掛けや設定がたくさんで、大変良かった。
ホラー色は薄いけど、耐性低い人は
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

オチ知ってるけど面白かった
(ポアロの姿形はさておき)原作にそれなりに忠実な映画は観ていると大変安心感がありますね

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

いわゆる戦闘シーンとドラマシーンのバランスが大変良き

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

いやいや、展開も分かってるよ、知ってたよ
でも泣いちまったよ…
いい話だよ…

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

劇中劇

噛み砕きやすいコメディ。色彩の感覚が鋭く、画面的に飽きなくて良い。
言葉遊びは少し難解で、詩的な言い回し。なかなか良い、趣深い。

マイリトルゴート(2018年製作の映画)

3.5

さっくり見れて良い

卒業制作でこれ作るのはバケモノだわ…

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

メタファーが存外分かりやすい。
SFより分かりやすいけど、ファンタジーとして観ると分かりにくい、くらいの塩梅。

セルフオマージュが散りばめられた、多くを語らない映画。観客の受け取り方に委ねた部分も多
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

何度聞いても、メインテーマは心が躍る。
今までの作品の小ネタもしっかり盛り込まれてて大変良かった。

毎度思いますけど、いくら冒険家だからって人蹴落とし(物理)すぎじゃありませんこと???
お約束なん
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.4

モノクロの画面とSFはことのほか相性が良いことに気付かされた。
自分の過去の記憶を思い出すとき、映像のように写真の断片が連続して思い起こされることがある。あの体験だなぁ、と腑に落ちた。

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.6

こんなにもご飯を不味そうに映すってのも才能ですわ!っていう映画。
食事中に見るのはお勧めしないです。

あーあー、ここで止まっていれば…が幾度となくある。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

ジュブナイルものを見たとき、当時の柔らかくて脆かった記憶が思い起こされてしみじみとしてしまう。
その度合いが強い映画だと思った。

あの頃、等身大で悩んで、親友に言えたことや、言えなかったことを思い出
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

20代も後半になると純粋な子供みて泣けてくるわ性格がねじ曲がってしまったウィリー・ウォンカの孤独感が身に迫ったりするわで無性に泣けた。
ティム・バートンもジョニー・デップも良いお仕事しますね。

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

3.2

特に予備知識無しで見てジャック・ニコルソンが居たことに驚き

低予算だけどテンポの良いホラーコメディ
これは現代にCGでやると途端に面白くなくなるタイプの映画なので、この映像の温度感が良いのだと思う
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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.8

追悼映画祭滑り込み。

アンナ・カリーナの表情にぐっとくるものがある。緊張感や倒錯感、高揚感が散りばめられていて美しい映画。画面の美しさはいつまでもないが、オチのしてやられた感がおかしくて劇場で思わず
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.4

この世のものではないような仄暗い映像と、身体の奥に染みる音楽が在る。

これは原作を読まねばと思ったけど、プレミア価格ついたとんでもない古書と化してた。どうすりゃ良いんだ…。

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ビクターは心根が弱くて優しい。だからこそエミリーのために一度は死を選ぼうとする。

でもそんなんエミリーが可哀想じゃないですか〜〜泣
好いた男に殺されて、死後に好いた男は想い人(しかも生者)がいて…
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.6

小気味良いスリラー

人が道を踏み外すのは一瞬である

オスカー・アイザックの演技がなんとも渋くて良い

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