逃げるし恥だし役立たずさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

逃げるし恥だし役立たず

逃げるし恥だし役立たず

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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

2.0

ネオ・ノアールとあるが潜入捜査官モノで、主人公の元FBI潜入捜査官のエリン・ベル(ニコール・キッドマン)が短い余命の中で過去の事件に落とし前をつけ、反抗する娘との愛を取戻す物語。
個人的な感想だが駄作
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リーサル・コネクション(2019年製作の映画)

2.5

FBI潜入捜査官・ウェイド(カイウィ・ライマン) と現地警察・ガンツリグ(アマルサイハン・バルジニャム)、マフィア重要証人・セリク(サンジャル・マディ)が協立してモンゴル・マフィアに挑む犯罪アクション>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

冴えないミュージシャンが音楽生活の引退宣言と同時に事故に遭い、目覚めるとそこはビートルズの存在しない世界だった。此の設定からおバカ作品であるのは間違いないのだが、良作かつ爽快な作品。英国サフォークとリ>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.5

最後の皇帝である愛新覚羅 溥儀の人生をベルナルド・ベルトルッチが壮大かつ繊細な演出で再現した作品。大傑作。壮大なスケールと繊細なタッチを同時に演出しており美術館に来た様な感動に浸れる作品である。
溥儀
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

映画オタク青年クエンティン・タランティーノの出世作にして映画新時代の金字塔。賛否両論はあるが歴史的大傑作。物語としての内容は無く、只々刹那的でスタイリッシュな作品。出演者の掛け合いが見所だが、間が少し>>続きを読む

フォート・ブロックの決斗(1958年製作の映画)

3.0

大牧場の経営を夢見る青年が努力の末に成功を納めるが、やがて親友のため土地の顔役と対決する西部劇。雄大な景色や素晴らしいカットが随所にあり、アクションの演出も見事。
前半は功名心にはやる野心家の青年ラッ
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ツーリスト(2010年製作の映画)

2.0

最初から最後まで息をつかせぬ展開、ロケーションであるヴェネチアの風情も良い、ジョニー・デップの演技は巧妙かつ存在感はすばらしい。脇役も豪華で楽しめる作品。
なのにである、刺激度ゼロの昔懐かしのロマンテ
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

2.5

閉塞感とホモセクシャルが蔓延る30年代の英国の私立名門男子校の学舎内で、特権階級の青年達の青春と友情と葛藤を描いた青春譚。舞台は荘厳な雰囲気が演出された学舎内のみである。
有益な監督生たちと関係して将
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マスク(1994年製作の映画)

2.5

冴えない銀行員のスタンリーがある日拾った不思議なマスクを被った瞬間にスーパーヒーローに変身する物語。映画界にジム・キャリーという人物を知らしめた作品。
物語は至ってシンプルな痛快作、何も考えずにジム・
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ラ★バンバ(1987年製作の映画)

2.5

17歳の若さでデビューして"カモン・レッツ・ゴー""ドナ""ラ・バンバ"を大ヒットさせたラテン系R&Rシンガーのリッチー・ヴァレンスの伝記作品。成功しても純粋にロックが好きなリッチー(ルー・ダイアモン>>続きを読む

シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

2.0

映画と言うよりドキュメンタリーの趣の作品、破滅的にしか生きられないセックス・ピストルズのシド(ゲイリー・オールドマン)とアメリカ女性・ナンシー(クロエ・ウェッブ)との愛と狂気の物語。ドラッグで破綻した>>続きを読む

ベスト・キッド(2010年製作の映画)

2.0

しょせんリメイク版はリメイク版、多くのリメイクにはオリジナルは越えられない。ジャッキーをもってしても無理である、オリジナルと違い既に新鮮さが無いからだ。当方もリメイクで対抗、ベストキッド1のレビューを>>続きを読む

ベスト・キッド4(1994年製作の映画)

2.0

しょせん続編は続編!なのか?まったく別物である。ベスト・キッドとは別作品で良かったのではと悔やまれる作品。ロケーションも多彩で映像も良くベスト・キッドと思わなければ十分楽しめる。アクションというより或>>続きを読む

ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989年製作の映画)

1.5

しょせん続編は続編、ノリで作った多くの続編にはオリジナルは越えられない!と言うレベルでも無くなった。駄作。退化も極めるとある意味面白い。一作目で敗れたコブラ会の塾長が落ちぶれて、戦争帰りの兄貴分シルバ>>続きを読む

ベスト・キッド2(1986年製作の映画)

2.0

ギリギリ鑑賞出来るレベルだが、しょせん続編は続編、ノリで作った多くの続編にはオリジナルは越えられない。
ダニエル(ラルフ・マッチオ)が老人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)の地元沖縄で腕試し。前回より
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.0

ダニエル(ラルフ・マッチオ)が転校と恋愛を機に一念発起、老人ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)に弟子入りしてカラテにより人生を変えていく痛快作。良作。展開とラストは爽快、母と子との愛情や老人ミヤギとの>>続きを読む

トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)

2.5

菅原文太のトラック野郎シリーズ第一弾。愛川欽也が米国ロードムービーの日本版として企画した。米国ロードムービーが如何にして本シリーズになったのかは疑問。ヤモメのジョナサン(愛川欽也)共演、ヒロインは倉加>>続きを読む

大学の若大将(1961年製作の映画)

2.5

ご存じ加山雄三の若大将シリーズ第一弾。
加山雄三が大学の水泳部員となり青大将(田中邦衛)達との友情やヒロイン・中里澄子(星由里子)との恋愛ありの青春譚。第一弾は良作。
ノリで作った多くの続編にはオリジ
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リディック(2004年製作の映画)

2.5

SFアクション・シリーズの第3弾だが何の物語かは不明。前作を知らずに鑑賞したが最後まで何の物語か理解出来なかった。だが意外に面白い。悪くない。
前半はリディック(ヴィン・ディーゼル)が荒野を一人孤独に
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

2.0

ナンツ曹長(アーロン・エッカート)率いる海兵隊が宇宙人の侵略に対して死闘を繰り広げる物語。映画と言うよりドラマ作品である。
作戦はただ前進するのみ、登場人物に感情移入できない事、圧倒的に勝る宇宙人が地
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2067(2020年製作の映画)

3.0

2067年、酸素の減少と謎のウイルスの蔓延により荒廃した地球で、最愛の妻を救うため未来への旅に出る物語。オーストラリアのSFアドベンチャー映画。氾濫するタイムトラベルの映画であるが、アドベンチャー作品>>続きを読む

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.5

京都撮影所での新撰組の初主演となる金岡銀四郎・銀ちゃん(風間杜夫)と大部屋俳優・ヤス(平田満)、女優の小夏(松坂慶子)の物語。映像も演出も脚本も素晴らしく歴史的大傑作。
我がまま放題の銀ちゃんにヤスと
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スターマン/愛・宇宙はるかに(1984年製作の映画)

3.0

スーパーマンでもなければ、横浜で芋試合を繰り広げる球団のマスコットでもない。
友好な宇宙人と地球人の交流とそれを追う政府という構図でSF小説ではよくある展開。こどもの友情の物語が『E.T.』であれば、
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地下鉄(メトロ)に乗って(2006年製作の映画)

2.0

丁寧な描写に好感を抱くも、過去と現在とをつなぐ設定が曖昧で登場人物の関係性も説明不足。もっと静かな雰囲気や展開の方が共感を得られたのではないかと考察。ラストは予想外の展開、そのラストも父と長男の件はま>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

2.5

米の人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」から生まれたブルース兄弟の初の劇場公開作品。
滅茶苦茶なコントの様な物語やカーチェイスはオマケであり、ひたすらブルース、ソウル、R&B音楽を楽しむのが本
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

2.5

ブラッド・ピットに命も娘も会社も奪われるアンソニー・ホプキンスの物語。内容の伴わない必要以上に長い映画だが、それでいて不思議な雰囲気のある作品。必然性のないカットの多さと長さ、展開のテンポの悪さも独特>>続きを読む

スーパーマン(1978年製作の映画)

3.0

説明不要の物語。当方が評価するまでもなく歴史が傑作と評価。大昔の記憶から子供騙しと一方的に判断して、一時間遅れの鑑賞。自身の慢心に深く後悔。当時の日本では一大ブームから安っぽいジョークにしたため本作の>>続きを読む

吉原炎上(1987年製作の映画)

2.5

借金で売られた上田久乃→若汐→紫太夫(名取裕子)が御職となり女の意地で花魁道中をするまでの物語。見切りをつけて足抜けする花魁(九重・二宮さよ子)、裏切られて死を選ぶ花魁(吉里・藤真利子)、病気で狂い死>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

2.5

元CIAの凄腕エージェントだが今はタクシードライバーのマッコール(デンゼル・ワシントン)が「イコライザー」と化し、圧倒的な戦闘スキルで悪者を叩き伏せる。
ありきたりなアクション映画だが楽しめる作品。と
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.5

地球規模の過大電流の原因調査を軍人ロイ(ブラッド・ピット)が米宇宙軍の極秘の任務として受ける。月経由で火星基地へ行き、海王星周辺の宇宙ステーションの父親(トミー・リー・ジョーンズ)の元に向かうという粗>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

1.5

歴史的な興行成績を記録して一大ブームを起こしたアニメ作品。当方はアニメも漫画も見ていなかったが日頃の呑み友達から「一緒に見に行かないと絶交する」と鬼滅ハラを受け重い腰を上げて鬼滅デビュー。冒頭のシーン>>続きを読む

最後の戦い(1983年製作の映画)

4.0

リュック・ベッソンの作品の中では本作はダントツであり"最後の戦い"ではなく"最高の戦い"である。傑作。予算が無かったせいか無駄な演出が全くない。音や色さえも省いている。サイレント&モノクロの中で一人の>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

3.0

心温まる作品。名作。少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)の魅力が最大限発揮されており、異邦人レオン(ジャン・レノ)の緩急をつけた演技も抜群である。レオンは異邦人であり少女マチルダとしか話さない事も良い>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

2.5

隠れた名作。多くを語らず先ずは体験してほしい。"特撮=子供騙し"ではなくエロスやスリルもつまった大人向けのホラーである。ストーリーも当時としては秀逸でラストまで締め続ける。円谷英二監督の意欲作。
日本
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ドラえもん のび太の恐竜(1980年製作の映画)

5.0

人生の初映画をスクリーンで歴史的大傑作で始められた。何という幸運だったのだろう。大嫌いで口も聞かなかった父親(22年没)に懇願してスクリーンデビュー。エンディングには映画館のちびっ子たち全員で号泣して>>続きを読む

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.5

江戸古典落語の『居残り佐平次』『品川心中』などの題材を風刺喜劇にした川島雄三監督の代表作。
川島雄三のセンスは見事で、佐平次(フランキー堺)がスクリーン狭しと暴れ回るブルーでハッピーな大傑作。本作の魅
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