逃げるし恥だし役立たずさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

逃げるし恥だし役立たず

逃げるし恥だし役立たず

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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.0

無機質で無駄のないデザインでスタイリッシュな未来世界を映像化。物語が進行していくにつれて舞台の全容が明かされていく。
ラストには失望。克也が亡くなったから達也、飼い猫が亡くなったから同種の猫のノリは理
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.0

無敵のニコラス・ケイジが呪われたイタチどもを叩きのめす作品。ストーリーや細かい事は関係なく、ただただ爽快。意味不明な掃除やジュースとピンボール休憩も狂気じみている。突き抜けている。あやうくTシャツを買>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

本作はワンカットが売りであり映像と演出に秀でた作品。日常の美しさと死体が転がる凄惨さの対比、昼と夜の対比、必要最低限のセリフが戦争のリアルを表現している。殺し合いの舞台にあって余計な演出は要らない、孤>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

2.5

ダニエル・ラドクリフの間抜けな役柄には食傷気味だが、サマラ・ウィーヴィングとの掛け合いは面白い。サマラの父やダニエルの彼女(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)は不要では?話が散漫になる。
いっその事、
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

2.0

麻薬組織に夫と子供を殺された母親ライリー・ノース(ジェニファー・ガーナー)の復讐劇。殺人犯は裁判で無罪、ライリーは精神病院から抜け出して5年の武者修行、殺人犯を殺した後に麻薬の元締めへの復讐を開始する>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.0

人間のサイボーグ化が現実となった未来世界の作品。原作を知らないためフラットに見ることが出来た。映像が綺麗で独自の世界観に共感。ただ世界観が独特過ぎて話についていけない。無駄がなく展開は早く、当方の能力>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

4.0

衝撃的に面白い作品。傑作。韓国映画は避けてきたが後悔している。食わず嫌いは人生を貧しくさせると自分に言い聞かせる。
そもそも、犯人と名乗り出たドゥソク(パク・シフ)とヒョング刑事(チョン・ジェヨン)と
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

良い意味で裏切られた傑作。正に後頭部を不意打ちである。気持ち良く即死レベルの衝撃。ソウルのシングルファーザーで平凡なタクシー運転手マンソプ(ソン・ガンホ)が光州事件に遭遇する作品。タクシーが進んでいく>>続きを読む

ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

3.0

本作にて最先端兵器の衝撃的な事実を知る。ラスベガスのコンテナからモニター越しにドローンで中東を攻撃。もはやゲームですらない。攻撃理由は曖昧で、ひたすら淡々と調査・確認・発射を行う。ある意味で不気味であ>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦中のドイツ占領下のフランスの五章に分けた物語をクエンティン・タランティーノが映像化。ただし内容は酷過ぎる。この作品の何に対して人気があり各賞が授与されたかが理解できない、いや理解したくな>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.5

「チョン・ジヒョンより彼女(サムソン携帯)が好きな理由は触れるから」のCMをそのままに、セックスどころかキスすらしなかった!キスシーンも無ければCGもない、だが恋愛映画として見事に構築されている。良作>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

古き良き西部劇の最悪の終着駅の様な作品。老保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)が無能な訳ではなく、宗教も倫理もなく殺しまくるシガー(ハビエル・バルデム)を理解できなかっただけの事。
この作品は映像も
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.5

いい意味で大きく裏切られた作品。紹介記事を見ても、大スターもいなければ派手さもない、地味なテーマの作品である。明るい未来もないヴァージニアの炭鉱町で終える人生をスポーツではなく科学で切り開く。ありきた>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

映画のセットそのものの世界観。潔くて悪くない。全てを観られている事に気付き逃げようとするジム・キャリー、見せなくてもいいのに日常の全てを晒し続けるSNS世代。
ジム・キャリーとSNS世代、どうして差が
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.0

昔に初めて観た時は「やられた!」と思った。これからのサスペンスのベンチマークになる作品だと得意げに人に勧めたりもした。
だが、最近見るとイヤな箇所が目立ち、昔の感動はなかった…寂しい気分。
昔なら☆☆
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ゲット・ショーティ(1995年製作の映画)

4.0

トラボルタがカッコいい!
セリフや演出にアクセントが効いていて楽しい作品。ネットでの評価はイマイチだが、個人的には非常に楽しめた。
ジーン・ハックマンや他の配役も良い。

ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.5

アクションに頼らないトム・クルーズの作品。良作。本作はリーガルサスペンスであり155分の上映時間から冗長にならざる得ない展開もあるが、緊張感がラストまで途切れない演出は見事。
ジーン・ハックマンは艶も
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

マフィア作品にありがちな成功と破滅、ロマンと哀愁の物語。それに加えて全員が狂っている。ゴッドファーザーとは似て非なる作品。秀作。本作の方が娯楽作品として上手く纏められおりテンポも良い。
トミー(ジョー
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ダークマン(1990年製作の映画)

2.0

異色B級コミックホラーサスペンスをハリウッド屈指のキャスティングで作品化。主演はリーアム・ニーソンだが個人的にハマらなかった。当方は原作を知らないが、コミックを実写化をするのであれば、爽快かつ痛快な展>>続きを読む

座頭市(1989年製作の映画)

4.5

映画監督として、また役者としての勝新太郎を堪能できる作品。
ストーリーは破綻気味だが、勝新太郎の魅力で評価。
緒形拳、樋口可南子、陣内孝則、内田裕也、片岡鶴太郎(初映画?)、蟹江敬三、川谷拓三、泉谷し
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

2.5

バラク・オバマが妻のミシェルと初めてのデートで観に行った映画だが、ニューズウィークは「一生に一度は観る価値のある映画ではあるが、デートで観るような内容の映画ではない」と評している。
この評価のせいなの
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点と線(1958年製作の映画)

1.5

当時は画期的な演出表現だったのだろうが、やっぱり古すぎた(笑)
ストーリーも纏めきれておらず分かりづらい。
山形勲と志村喬、高峰三枝子が出演

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.0

第一次世界大戦末期のドイツ兵から描かれた作品(米国作成映画のため独語ではなく英語)
ヒーローもいなければ、感動的なシーンも無い。ドラマ仕立てでなく、兵士達の日常を淡々と描いている。そのためか戦争をリア
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スティング(1973年製作の映画)

5.0

脚本・俳優・音楽・映像が素晴らしく、古びない作品。
This is エンターテイメント!
映画の手本と言うべき歴史に残る大傑作。

チェイサー(2008年製作の映画)

2.5

グダグダな捜査や主人公の夜の追跡、暴力シーンなどリアリティがあり骨太なサスペンス作品に仕上がっているが、あまりにも救いのないストーリー。
しかし、坂が多い。

八月のクリスマス(1998年製作の映画)

3.5

洒落た台詞や映像美、サプライズも無いが、おかげでいろいろと考えてしまう。現実的な物語なだけに切なくて突き刺さる。
古き良き日本映画の感性に近い作品

処刑人(1999年製作の映画)

2.5

「狼よさらば」の様なクールなアクション映画と勘違いして、ちょっと失敗。内容もメッセージ性もなく刹那的に殺していく。悪党しか出ないが故に不快感はなく清々しさはある。ただ、ニャンコが可哀想!
作品は☆☆、
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

何回も観ているが、自然がきれい!ブラピ若くてカッコいい!しか記憶に残っていない。考えるより感じる作品である。良作。
ロバート・レッドフォード3作目の監督作品であり演出が見事である。兄のノーマン(クレイ
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.5

オペラやミュージカルと言うよりサーカスと言うべきか?考えずに耳と目で楽しんで欲しい作品。
ストーリーや細かい内容は不要!映像と音楽、ニコール・キッドマンの魅力とで☆☆☆☆☆!

バーディ(1984年製作の映画)

4.0

二人の確かな友情の物語。
精神病院の中の現実と青春の記憶、時折入る戦場のシーンがメイン。人は思い出の中で生きて、思い出からは逃れられない。
音楽(ピーター・ガブリエル)も良い。
ラストシーンはドキドキ
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.5

ハックマンがちょーバーニング!
前半の展開から一転、後半はジーン・ハックマンが乱暴かつ一気に畳みかける。観ている方が心臓に悪い。
差別問題という題材に不謹慎な言い方だが、非常に楽しめて、しかも考えさせ
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