映画にしかできない表現方法を駆使して
最高級の仕上がり。
すべてにおいて神がかっている作品です。
ほぼワンシチュエーション。
親族一同の法事での集まり、食事会を始めるまでの紆余曲折が描かれています。>>続きを読む
スケールの大きさには感心しました。
この規模をまとめ上げた巨匠の手腕はすごい。
(制作費15億円。そのうち12億円を監督のギャラとして要求したとかしないとか)
ただ北野映画としては、いつものキレがない>>続きを読む
ニューヨークに『タクシードライバー』のデニーロさんがいるなら
東京には『野獣死すべし』の優作さんがいます。
伝説。
ポール シュレイダー監督のベストと言っていい傑作。
荘厳でシャープな映像表現は先端まで研ぎ澄まされています。
シュレイダー監督が『タクシードライバー』以来のテーマとして追求してきた"聖と俗”の混交と対>>続きを読む
微妙に渋くていい感じの映画。
マヤ サーマンさんとマリサ トメイさん、地味なストーリーの中で女優陣が光ってましたね。
誰一人として人生が上手くいっていない、不安定な感覚がいいです。
それほどミステリー>>続きを読む
石田ゆり子さんがいい。
過剰な演技はなしで、無償の愛が伝わってきました。究極の選択とでもいうのでしょうか。
でも自分の意思では選べないのですが。
自分の息子が、殺人事件の加害者として生きて逮捕されるの>>続きを読む
美しい。
こんな風にキラキラ輝きながら死ねたらいいな。
余命3か月でも、こんなに世界が美しく見えるんですね。
いや死を目前にするからこそ世界が輝くのかな。
横浜流星さんと清原果耶さんは最高にフレッシュ>>続きを読む
サリー ホーキンスさんっていい女優さんですね〜。
しっかり存在感ありながらも、脇で地味なほど抑えていて、それでいてしっかり出るべきところではヒロインにもなれる。
控えめな佇まいもいいです。
このキャス>>続きを読む
何度も爆笑しました〜。
サリー ホーキンスさんのぶっ飛び方が愛らしい。
天然で全然空気読まないマイペースが最高。
主人公なりに多方面やることがあって、普通に頑張っている姿が好感度高いです。
何もかもキメまくりの映画。
キレキレのショットの連続です。
冒頭からカッチョいい。
勉強になります…。
ホアキン フェニックスさんは、例によってイっちゃってる危ない男。
このホアキンさんはもしかして>>続きを読む
良くまとまった映画。
これが実話だというのだから嫌悪感しかない。
当初主演にキャスティングされていたヒラリー スワンクさんをレイチェル ワイズさんに変更したのは英断だったと思います。
レイチェル ワイ>>続きを読む
シャープなモノクロ映像が美しい。
ゼンデイヤさんとジョン デヴィッド ワシントンさんという旬な俳優二人の丁々はっしを堪能できます。
ゼンデイヤさんの10頭身以上あるスタイルをフィルムに焼き付けただけで>>続きを読む
ビッチ無敵。
アナ デ アルマスさん最強。
これはコメディだと言いたいです。
シリアス風味のブラックコメディとして、何もかもよくできています。
パトリシア ハイスミスさん原作の小粋な秀作。
こてんぱ>>続きを読む
荻上ワールド。
には違いないのですが、いつもの作品より輪郭がはっきりしているというか。
もっとアウトフォーカスなところに神が宿っているのが荻上作品の魅力なんですけど、意外にちゃんとしたストーリーがあり>>続きを読む
激苦い作品。
貧民窟から這い上がるには…。
愛だの恋だの言ってる場合じゃないです。
生きるためにはパンを盗んで逃げながらかじるしかありません。
女を武器にのし上がることは才能以外の何者でもないです。>>続きを読む
愛ってさまざま、深い。
サリー ホーキンスさんとイーサン ホークさんが本物の夫婦に見えてきます。
リアルな夫婦の愛のかたち、みたいなものが表れている作品だと思います。
成り行きというか腐れ縁というのか>>続きを読む
これはイャーな感じの映画ですね。
いろいろ食い違い、ほころびが出て。
なんか人間(男)の痛いところを突いてくるというか。
そもそもそんなに出来る男でもないのに、自分を大きく見せようとしていて。
という>>続きを読む
村八分なのに全く悲壮感がない楽しい映画。
エンタメに振り切って、大雑把だけど、とっ散らかった盛りだくさんを楽しめます。
ケイト ウィンスレットさんは強い女性がハマりますね。
パワフルダイナマイトバディ>>続きを読む
エモっ。
エモすぎる。
どのショット、どのシーンもエモい。
猿楽町なのもいい。
これがデビュー作とは、すごい監督が現れました。
最初からロメロ監督のゾンビネタ定期で擦るので、またふわっとした日常を切り>>続きを読む
面白いヒューマンドラマでした。
テンポよくまとまっています。
「大企業が、いたいけな田舎の住民の頬を札束で張りとばして利益を貪る。それを阻止しようと奮闘するヒーロー」そんな定番の話かと思いきや。
珍し>>続きを読む
世界に浸りました。
二人の演技、佇まいが最高級でした。
深くて繊細な感情表現はすごい。
曇天、荒海、化石、パピーのミニ陶器オブジェ、刺繍、貝殻装飾、コルセット、大英博物館。
構成要素だけでもストーリー>>続きを読む
ゴシックホラーですか。
レディ マクベス強よっ。
虐げられても負けない女。
フローレンス ビューさん最強伝説の始まり。
軟禁状態のお屋敷の緊張感と静寂が、作品を格調高いものにしています。
俳優全員、深>>続きを読む
面白い、普通に。
ただ…
これはまずいことをしてしまいました。
何もかもオリジナル『幸せなひとりぼっち』の方が優秀です。
まぁこっちじゃない方が、良すぎたのかな。
わざわざハリウッドリメイクするならも>>続きを読む
驚くほどの低予算でよくがんばりました〜。
SF要素皆無。
谷間の小さなお家だけでお話が完結します。
ビッグになる直前のマーゴット ロビーさんを堪能できます。ここからはどんどん階段を駆け上がりますね。>>続きを読む
誰もが思い描く、おしゃれなパリの一幕を堪能させてもらえます。
芸術の都パリとカフェ。
まぁ高級な人たちだこと…。
憧れしかありません。
みなさんお金持ち、それも超が付くほどの。
いわゆるアカデミックな>>続きを読む
とにかく精神不安定で病む。
エリザベス オルセンさんがほぼすっぴん状態で、よれよれ薄着の家着姿でぶらつきます。
これはかなり変わった、掴みどころのない映画です。
どっち方向にも振っていないというか、ど>>続きを読む
かなり面白いエンタメ作品。
リリー ジェームズさんが素朴な乙女なのに実はスパイっていうのが最高です。
乙女なのにどんどん脱いじゃうところは、かえって説得力があります。
全編、オランダのお屋敷内だけで繰>>続きを読む
しっかりとした法廷物。
裁判の争点を見事に描いている脚本は優秀です。
内戦の過去やパレスチナ難民問題が浮き上がりました。
レバノンの内戦は一応終息しているけど、個人の憎悪は終わるようなことではないし>>続きを読む
ちょうどいい感じの秀作。
ヒュー ジャックマンさんとアリソン ジャネイさんの演技が作品を引き締めてくれます。
特にハラハラするわけでもなく、少しずつめくれていく過程が楽しめます。
もう少し、ケツに火が>>続きを読む
普通の面白さ。
稼いでなんぼ。ワンチャンに賭けて低所得者から這い上がる王道ネタ。
コンプラ無視でヤバい橋渡って荒稼ぎしよう!みたいなのは一応好き。
その都度説明してくれて、見たいところをちゃんと見せて>>続きを読む
ヘビロテ必至。
ヤバいことになっています。
これが最先端のライヴなのかっ!
今現在どういうことになっているのか、
絶対に確認した方がいい。
固まって動けませんでした。
テイラー スウィフトさんは>>続きを読む
実話。
沁みた。
女にうつつを抜かすなって、ほとんどの人が思っていること。
フィンランド国民あげての世界タイトル戦をぶん投げるなんてね。
映画の中だけで美しい物語になります。
現実には、
大坂なお>>続きを読む
デミアン チャゼル監督がやってくれました!
こりゃ最先端の映画。
今をときめくイイ映画なら『エブ エブ』と『バビロン』を双璧で推します。
まぁやりたいことをこれでもかとぶっ込んで来ました。
湯水のご>>続きを読む
これ以上ないレジェンドを題材にして、これはあまりにももったいない出来。
映画として何を表現したいのか全く伝わってきませんでした。
特に『独裁者』のくだりは犯罪級の酷さ。
名作をズタズタにしてくれました>>続きを読む
マイルドなオタクの世界を知ったような気になる映画。
普通に面白い青春物語です。
でもヲタ活って、たぶんこんなもんじゃないとは思う。
もっとディープに突っ込んでもよかったのかな。
今泉力哉監督にしては濃>>続きを読む
歴史的オスロ合意の裏舞台。
歴史のあだ花。
日々激化するいまこの時だから勉強のつもりで見ました。
制作総指揮スピルバーグさんだけあって、スリリングでエンタメとして十分楽しめました。
秘密会議のやりとり>>続きを読む