あはっさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.5

圧巻でした。
初めから終わりまで、飽きる時間は微塵もありませんでした。
ただ切なくて、美しくて、儚くて。

俳優陣の演技力にも圧倒されてしまって、映画にのめり込みながらも、感心をとぎらせることが出来ま
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.3

怖い?というか、
ちゃんとストーリー性があって、映画として楽しめました!

役者さんの演技がいい。
日本のホラーと違って、手放しで怖がれるし、後味も悪くなくてグッド。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

シャシの美しさたるや!
もう画面の中の大きな瞳が、美しくてしょうがなかったです。

ストーリーは、インドのとある田舎が舞台で、家族の中で唯一英語が話せないシャシが、ニューヨークで4週間の英会話教室に通
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.9

ホラー....見てみるか....
という、複雑な心持ちで見ましたが、ホラーではないです。
切ない。

ところどころ、ウワッと目を背けてしまう描写は出て来ますが、そこまでです。

なんていうのだろう、心
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.0

淡々と進みます。
わりと、パッケージでイメージを膨らませてしまった感が否めません...笑

麻生久美子さんの、居酒屋の娘らしさが全面に出ててよかったです。かわいい。

女性監督が男性主人公で脚本を書い
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

素晴らしかったです。
登場人物ひとりひとりと、本当に丁寧に向き合える映画でした。

すずちゃんが、あんなに静かに凛としている姿を、切なく演じていたのが余計にぐっときました。

要所要所にちょっと挟む何
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.6

愛とか、おしゃれとか、ニューヨークとか、なんだか、たまにははっちゃけてもいいんじゃない?って、背中を押されたような、そんな気がした映画です。

少し自分と重なる部分もあって、涙が止まらなくなったところ
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

夢の世界

難しかったけれど、こんな視点を映画にする人がいるんだと思うと、彼は天才を超えている。おそるべしノーラン。

夢に改装があったり、夢を夢と認識する力があったり、まだまだ人間の脳は分からないこ
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意味なし人生ちゃん、宇宙(そら)へ(2017年製作の映画)

3.2

意味なし人生ちゃん

さおりさん演じてる女優さんの雰囲気がめちゃめちゃ好きだった。
映画は普通に好きでした

ただ、なっちゃんの舞台挨拶を全然聞けなくて残念でした........

デゾレ(2017年製作の映画)

3.3

歌がすっごく素敵でした。
フランス語選考だったので、少し意味が分かってしまったのが逆に残念でもありました。
葉媚さん、まさかこんなところでお見かけするとは、びっくりです。
ふんわりとした画と、おしゃれ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

エヴァ、きれーい...
SFなの分かっているけれど、映像美とか、リアルな臨場感があって。
え、これ本当なの?本当にこんなことできるの?と言ってしまいそうになる映画でした。

映像が本当に美しかったから
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聖なるもの(2017年製作の映画)

3.7

聖なるもの

このタイトル、素敵ですね。
いそらさんの作品は、ISOLATIONしか見たことがなくて。
あの、あの、いそらさんの作品...
ドキドキしながら観に行きました。

結果。
わけがわからない
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

マーニー、かわいらしかったです。
最初は、アンナの記憶の産物でしかないと思っていたので、切ない物語だなぁと観ていましたが、ちゃんと意味があったので、最後の落とし所がよかったです。
スタジオジブリ感はな
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なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

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なっちゃん。
なっちゃん。
なっちゃん。

なっちゃんの、絹のような肌と
屈託のない笑顔。

いつしか、自分の中でなっちゃんを創り出してしまったあきちゃん。

不器用な2人が、わたしの中で優しく響いた
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.3

素晴らしい。

美しい街並みに映える、リリー。
あまり良くない天気。

奥さんは、なんて強い人なのだろうと思った。戸惑いの中で必死に、リリーを、愛する人を守ろうとした。

リリーのたどる運命は辛いもの
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

永い言い訳。
人生は他者だ。

海のシーンが本当に美しくて
他にも、シャボン玉とか、花火とか、とにかくひとびとがじんわりとくる道具がふんだんに使われています。
でもやっぱり断トツ、海。深津絵里さんとっ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.8

キングコングかっこいい。
キングコング男らしい。

アクション盛りだくさん!
たまにはこういうのもいいなと思いました。

ちょいちょい音楽のセンスがB級感あってよかったです。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.3

演技力の素晴らしさと日常を切り取ってそのまま貼り付けたアルバムのページをめくっていたかのような感覚。
エモーショナルな雰囲気に、胸を締め付けられました。
映画のパッケージがすごく好きなのだけれど、本当
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シャネル&ストラヴィンスキー(2009年製作の映画)

3.8

何気なくて、お洒落で、ひとつかみの切なさを漂わせた、そんな映画でした。

シャネルのまっすぐな瞳が美しくて、凛としていて、きっとこの時代にこんな女性は浮いて見えたのでしょうが、とても素敵でした。

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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.3

声を出さねば伝わらぬ!
言葉にするっていうのは、それだけ勇気や、リスクや、いろんなものを背負って覚悟を持たないと伝えられない。

ちゃんと言葉にしようっておもいました。

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

5.0

名作です。
小さい頃から大好きなアニメ。久しぶりに見返してみました。
言葉遣い、風景、音楽、なにをとっても素晴らしいです。

ジョバンニとカムパネルラ。
切ない最後ではありましたが、ジョバンニはそれで
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.0


切なくて懐かしくて、思い出したくもない日々を思う。
そんな映画。

ポルコロッソが今でもどこかで生きていて、船を動かしてくれていたらな。

カッコいいとは、こういうことさ。

パン種とタマゴ姫(2010年製作の映画)

5.0

最高にかわいくて、
最高にピュアな、

宮崎駿的ラブストーリーです。

大好き。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.2

色々評判聞いて、グロいのあんまり得意じゃないしなぁと思って躊躇していましたが、多分、それほどでもありません。
グロいというか、それを超えているのでもはや清々しい?感覚です。

話自体はうーん、うまく言
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

とにかく絵が綺麗。
本当に。
びっくりしました。どこを取っても淡くて切ない感じで、息を呑みました。

1人の少年が、1人の少女を殺めてしまうまで至った状況、心情、背景、全てをとにかく丁寧に、リアルに、
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.1

大切にしたい映画。
いつまでも。

やはりわたしはミュージカル映画が好きです!
歌っていたい。
人生は、音楽だ!

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.8

最後の一言、しびれました。
かっこいい。なんとかっこいいことか!
ロバートダウニージュニア.....麗しき...

現実離れしていて、とにかくブッとんでいるのですが、それと現実世界が絶妙にマッチングし
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.4

人生の逸品に出会いました。

1人の女性の、奮闘と、愛と、勇気を映した映画。
お姉ちゃんのローズが美しくてたまりませんでした。もちろん、エイリシュも。

街へ出ていくことは、ひどく辛くて、人混みや騒音
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

オープニングから、原作を大切にしているのが伝わってきました。エマワトソンにドキッ!ともしました。

キャラクターも特徴は完璧!
でも、アニメでいうフォルテが全然怖くなくて、ただのいい人でした。あのフォ
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空を飛びたい盲目のブタ(2008年製作の映画)

3.0

難しい映画だなぁと思いましたが、それで終わってはいけない。
芯を持って、映画と向き合うことを学びました。

人間失格(2009年製作の映画)

4.0

とても良かったです。
色味が素敵。丁寧に撮られたのだなというのが伝わってきました。季節の風が画面の向こうから伝わって来るようで、空の色と古い町並みの暖かい風景には、感服いたしました。

生田斗真さんの
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.0

原作を読んで、これを映像にしたらどうなるのかしらんと不思議に思ったので、映画を鑑賞いたしました。
映像なだけあり、小説よりだいぶわかりやすいです。しかしだからこそ、 あぁッ こんなに分かりやすいと説明
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

素晴らしかったです。
よくぞ、ゴジラという未確認生物をここまで社会性と関連付けて映画にしたなぁと思いました。
原子力の力、武力行使、そして日本はやはりここまで動けないものなのかしらん...と、少しばか
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

森見登美彦の世界観が、ぎゅーっと詰まったような映画。
森見節!混沌としていて、ぶっ飛んでて、でも筋が通ってるキャラクターたち。どこか自分と重なる心理たち。
思わず笑顔になってしまう、明日からまた、歩い
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.0


感動。
ただただ、青き春に、心奪われる。
まっすぐな瞳。
しなやかに、かるたを追う指。
そのすべてが凛としていて。
まさに「ちはやふる」。

私も、キラキラとしたあの日々を、忘れないようにしたい。忘
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