主人公がやめていた覚醒剤に手を出してしまうシーンにカットインする工事地帯のロングショットがあまりにも美しすぎて、今でも覚えている。
バックに流れるのは確かイーノの楽曲が、映像の美しさを助長して、頭が>>続きを読む
戦後日本の代表的知識人である加藤周一の知られざる姿が映し出された映画。
前半は死者と対話する加藤に。後半は大学生に向かって「自由」について講演する加藤に大きく心揺さぶられた。
加藤の知性だけでなく>>続きを読む
赤信号、みんなで渡れば怖くない!
けど、振り返れば横断歩道で人が無茶苦茶死んでるよ。
そんなことを伝えるために集まった俳優陣に、この映画に出演した動機と感想を聞いてみたい。
全然好きな映画じゃな>>続きを読む
素晴らしい映画だったとこは覚えている。。
冒頭のセップデンバーは最高!
詳しい内容は覚えてないけど、とにかくいい映画だった。
犯行に及ぶ直前のさとくんと主人公の対話シーンが強烈で、観客の私自身が、さとくんとの対話を強いられた。
この擬似体験には、活字ではなく映像表現だからこその強度がある。制作者に拍手を送りたい。天晴れ!
人生で大切なことの1割は、この映画から学んだ。
封切りのころはマッドデイモンの立場に近かった私。
こう感想を記していた。
生きることは寂しくて、哀しくて、切ない。それでも人生には誰しも「生きよう>>続きを読む
制作者の【人間を見る目】が浅すぎる。したがって映画として見る価値ほとんどなし。
ケイトブランシェットの演技力が圧巻!
芸術や表現の世界に足を踏み入れた者は、おのずと、この映画の主人公のような人生を歩むことになるのだろうか…
カンヌのお墨付きもあって、ラストシーンに「希望」や「解放」を感じたけれど、制作者の失言のせいで、よい映画とは思わなくなりました。
そろそろ作品と制作者の関係についてハッキリした指針を示さないと日本映画>>続きを読む
この爺さん、まだ言いたいことあるんや。
宮崎駿の情熱に感服し、圧倒されました。
まだまだモノ言って、表現し続けてほしいです。
内容もしかり、カットレベルで強烈な思想を感じる映画だった。芸術的抵抗とは言い得て妙。
この映画を楽しむには第二次世界大戦について多少の知識が必要かもしれないが、とにかく人間の熱情が見事に描かれていた。
ただし、日本の役者が演じる日本人役が薄っぺらく見えてしまうのは何故か。
そういう>>続きを読む
この映画ではローマ教皇フランシスコの言葉よりも、表情に惹きつけられた。特に悩んでいる表情に。がんばれ!ローマ教皇。
ふたつの問題が交わらずとも同じ原因から派生しているのだと感じさせる映画だった。
そして最も重要なのは、ふたつの現象に巻き込まれたパナヒ監督が主人公であること。
彼の映画からは学ぶことが非常に多い。
日本人は見たほうがいい映画。というか、知っておいたほうがいい題材。
しかし、脚本レベルでキャラクターの描き方が薄っぺらいし、小舟の上での情事など余計なシーンが目障りでした。以上。