Aさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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真実(2019年製作の映画)

4.2

シェルブールの雨傘、ロシュフォールの恋人たちでしか見たことのなかったカトリーヌ・ドヌーヴ。めちゃくちゃかっこよかった。大女優の貫禄がすごい。

ちょいちょいブリジッド・バルドーへの皮肉っぽいセリフがあ
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きらきらひかる(1992年製作の映画)

4.2

江國さんとトヨエツが好きなので贔屓目かもしれないけど、かなり好きだった。
小説の世界観がよく再現されていると思う。BGM的にずっと流しておきたい映像

確か東京ラブストーリーもだったけど、90年代って
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望み(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マスコミ、警察、私刑を与える一般市民。それぞれがそれぞれの正義をふりかざす姿に吐き気に近い苛立ちがつのった。
結果的に石川家は被害者だったから、建設会社の爺さんも土下座したし、週刊誌の記者も遠慮した訳
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いちごの唄(2019年製作の映画)

2.3

最初の15分で「この感じが続くならきついかも」と思ったけど、最後まで見てよかった。主人公について直接語られることはないけど、家族の眼差しからなんとなくどういう子なのかが伝わってくる。冒頭できついかも、>>続きを読む

フラガール(2006年製作の映画)

2.5

あんちゃん役のトヨエツよかったなぁ。
ずっと前にみた蒼井優の情熱大陸を思い出して、この台詞なんパターンも撮っていたやつだ、とかそういえばこの撮影のとき、とか思い出した。またあの情熱大陸見たいなぁ。

後妻業の女(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

小夜子たちの手口を丁寧に説明する前半、登場人物が次第に増えてエンターテイメント感が増す後半。コメディ要素も散りばめられていて面白かった。

小夜子の魂胆を分かりながら乗っかる老人らの置かれた状況や心情
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娚の一生(2015年製作の映画)

3.6

ポスターの写真で食わず嫌いしてたけど、思っていたのと違って丁寧につぐみの生活や心境の変化が描かれていてよかった。
見ているだけで気持ちのよい自然や、手をかけられた素朴なごはん。映像も美しかった。

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やわらかい生活(2005年製作の映画)

4.3

珈琲を冷ましてくれたり、ドライシャンプーで髪を洗ってくれたり、お土産に金魚を持って帰ってくれたり、檀一雄の心平粥をつくってくれたり、、好きなシーンがたくさんありすぎてたまらなかった。
心が疲れたときに
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.4

愛してると言ってくれにどハマりしたので、トヨエツ作品を見ていくことに。榊晃次から秋葉さんへの振り幅がすごい。
愛してると-に出てた鈴木蘭々さんや
塩見 三省さんも出ててなんだか嬉しいきもち。

もう少
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.2

ある出来事がきっかけで身を滅ぼしていく夫婦。何が引き金になるかなんて分からないし、その引き金は日常の至るところに潜んでいるんだろうなぁ。ましてやコロナ禍のいま、全く他人事ではないように感じられて恐ろし>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.0

公開中の日本リメイク版を見たかったけど、タイミング的に叶いそうにないのでオリジナル版を。

1時間半と、きゅっとしてるのにすごくおもしろかった。途中目も当てられない泥沼になっていき、一体どう終わるの?
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

予告をみて、おじさんと女子高生のラブストーリーなんて...と食わず嫌いしてたけれど(すみません)、数人におすすめされたので見てみることに。

こんなに後味爽やかな映画ある?
チャラけど面倒見のいい加瀬
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愚行録(2017年製作の映画)

4.3

こんなに集中してみた映画は久しぶりだった。登場人物たちが一体どういう人間なのか自然と興味が出てきてぐんぐん引き込まれていった。

ポン・ジュノ監督がパラサイトに関するインタビューで言っていた言葉を思い
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.3

恭一の、無自覚に周りの人間を傷つけていく様がみていて苦しかった。ああいう利己的な人って魅力的にうつるものなのかなぁ。

今ヶ瀬がワインボトルを握りしめて涙ぐむシーンは、彼の恭一への想いが報われたことと
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.8

観賞後は心がぽかぽか温まってハッピーな気持ちに。ロンドンのクリスマスが恋しくなった。

タロウのバカ(2019年製作の映画)

1.0

完全に好みの問題だけどすごく苦手だった。意味のない(登場人物にとっては意味あるのかもしれないけど)無差別な暴力の映画は苦手。。

緑色音楽(2017年製作の映画)

3.7

ジャージにTシャツ、白衣を羽織ってドラムを叩くオダギリジョーだけで星5つ!オダギリジョーの魅力全開で何回も巻き戻して見てしまった。

「グリーンリボンキャンペーン」の一環で作られたっていうとこで所々プ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

伊集院光とらじおと、で紹介されてから絶対に見ようと決めていた。ラジオでおすすめされた通り全く予備知識なしで、予告もあらすじも見ずに鑑賞。

よかった、なんて簡単な言葉でまとめたくないけれど、とにかく良
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

マミー以来のドラン。
胸騒ぎの恋人みたいに大胆に色を使って攻めてくるような演出はなかったけれど、随所にドランの美的センスがあらわれてた。

お馴染みのキャストを見ると、おっ久しぶりと言いたくなるような
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.0

ニューヨークのオフィス街で働いて、朝はカフェでホットコーヒーをテイクアウトして、、そんなキラキラしたハリウッドムービーでは描かれないアメリカのリアルな姿。

仕事で関わるアメリカ人のお客さんはこの映画
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愛の流刑地(2007年製作の映画)

4.5

この映画が公開されたとき、テレビで流れた予告の「あなたは死にたくなるほど人を愛したことがあるんですか」というセリフにものすごい衝撃を受けた。平井堅の曲とあいまって、当時中学生だった私には強烈だったので>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.3

「自己肯定感が低いひとってめんどくさいよ」って言われたことあるけど、この映画見るとそれがよくわかった。
自己肯定感って急に高められないから、私もレネーみたいに一回ジムで頭打ちつけたいわ。笑 

(2016年製作の映画)

3.2

憂鬱になる。
突如流れる、物語とそぐわないクラブミュージックみたいなBGMで頭がぐわんぐわんするんだけど、そのおかげで憂鬱感がUPするとも言える。

美花は一度でも信之を愛したことがあったのか、あの晩
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

完全に野次馬気分でみたけれど、じんわりとあとをひく映画だった。

高速を走る車の窓からスマホを投げ捨てたり、宮城の海に女を置き去りにしたり、ちょいちょい狂気なのがおもしろかった。 

でも恋愛なんて狂
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ビートルズの曲はもう何百回って聞いてるのに、改めてその良さに驚く。
イントロだけで沸き上がる高揚感。

ビートルズの新曲をリアルタイムで聞いて、待っていた人たちが羨ましい。

ジョンが出てくるシーンは
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チョコリエッタ(2014年製作の映画)

2.6

日日是好日にも出てきたフェリーニの道。こんなに映画に出てくるので、見てみたい。

制服姿に坊主頭の森川葵ちゃん可愛かった。もし高校生に戻れるならこういう方向性で校則と戦いたいなと思った。笑 

『ワナジャ』(2006年製作の映画)

4.7

ごりごりに踊るのも好きだけど、静かに日常を描くインド映画も大好き。

ワナジャは聡明で強い女の子。上のカーストの人にも男性にも怖気付かずに自分の意見を伝えることができる。そしてダンスの才能もある。そん
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blank13(2017年製作の映画)

3.3

お母さんが煙草を吸うシーン、色っぽくてよかったなぁ。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

東京のような都会で出会うと、確かに相手の素性なんて容易に分からないよなと思う。最近カルテットを見たばかりだったのでなおさらそのことについて考えた。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.6

パラサイト以来の映画館。
一席ずつ間隔が空いていたのでよかった。

こっくりにハマれず前回より微妙だなーと思っていたけど、最後のオチで全部もってかれた。

三浦春馬と長澤まさみのダンスシーンが最高で何
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夏の終り(2012年製作の映画)

2.5

満島ひかりだから可愛いし、雰囲気もあるけれど、主人公の人としての魅力が全く伝わってこなかった。
この自伝的小説を出版した瀬戸内寂聴の自己顕示欲がすごすぎてむせる。

紫陽花が雨に流れるシーンや山道を自
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

事故物件に住んでいた人(今は幽霊となった人)との心温まる交流。
死んだあとに評価されたパンクが、生きているときに思いきってレコード会社にデモテープ送ればよかったって泣く姿を見て切なくなった。
オダギリ
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団地(2015年製作の映画)

3.3

唯一無二の不思議な空気感。
団地って魅力的だよねぇ。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主演の二人が出てる今期のドラマがどっちも面白いので見てみることに。

なんとなく見たのに思いがけずよかった。
ラストの、主人公が置いて行った観葉植物を株分けして大きくなるまで育てていたっていう愛の表現
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.0

窪塚洋介と染谷将太の兄弟って最高すぎる。。キャストの良さに惹かれて鑑賞。

特に美味しくもない通夜ぶるまいを食べるよりも、故人に馴染みのあるものをみんなで食べて思い出話をするって良い見送り方だなぁと思
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.8

帰国事業というものを知らなかった。
約9万人が日本から北朝鮮へ「帰国」したのだという。

ソンホたちの幼少期ももっと知りたいと思った。思考を停止してただ従って生きるのは楽だよ、という言葉からソンホの苦
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