なぜなのか分からないけど、終盤で涙が溢れてきていた。
この「なぜなのか分からない」気持ちを反芻しようにも自分が映画館で観たあの記憶を頼るしかない。
様々なコンテンツが飽和しているこの世の中で、宣伝も広>>続きを読む
人間は多面的なんだよなあ……。
ある一定の側面しか見れていない、そんな自覚を持って生きることは難しくて。
でもそれに気づくこと、そうであると思えることが大事なのかもしれない。
見えている目線も違えば>>続きを読む
自分がこの人が好き、愛していると思って行動することは全てエゴなんだよな〜。
今回の登場人物たちそれぞれのエゴを描きながらも
それは人間らしく、また誰しもが持っている感情。
LGBTQ +の問題が最>>続きを読む
脚本力に驚かされた…日常で起こる偶然の描き方、ひとつひとつのセリフも登場人物を際立たせる言い回し。
濱口監督の日常の切り取り方が秀逸。
私自身がかつてテレビの世界で働いていたのもあってか、とても考えさせられた一本だった。
登場人物全員の抱えている問題、葛藤がとても丁寧に描かれていた。
情報に溢れるこの現代ではみんな自分の信じたいも>>続きを読む
映画を好きなひとは根暗なのかもね。
高畑充希さん演じるあさひと、大久保さんの演じる茉莉子先生の出会いがとても良かった。
映画はなくてもいいかもしれないけど、どこか現実から逃げたいひとの逃げ場に、憩い>>続きを読む
映画に憧れた、映画の世界に憧れた「あの時」を思い出した。
ハダシの「映画ってスクリーンを通して過去と未来を繋いでくれるものだと思うんだよね」の言葉がかなり刺さってしまい、泣いていた…わたしは未来と過>>続きを読む
コメディタッチでクスッと笑える会話を挟みながらも、人生で大切なものとは?自分にとって大切なものとは?と問いかけられる映画だった。
タイムループを繰り返しながらも、登場人物の葛藤がしっかり描かれていた>>続きを読む
劇場版コナンは小学生の頃から毎年観ている。
追憶、みたいな感じがあるのかも。
ここまで長年愛されてる作品というのが凄い。
アニメを追っていなくても楽しめるエンターテイメント性と、迫力。
キャラクタ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
泣いた。
これで終わりなのかと思ったらえんえん泣いてしまった。
言葉にするのがちょっと憚られるけど率直な感想だけ書き残しておきたい。
シンジくんの葛藤やそれぞれの登場人物の葛藤が綺麗に終着していたよ>>続きを読む
「東京」という街に憧れて上京した自分自身にとって、「東京」という街が何なのかを問いかけられる映画だった。
階層が違う二人の主人公、それぞれの息苦しさを感じた。
生きていくにも、生かされるにも東京とい>>続きを読む
坂元裕二の持つすべての力でカルチャーにぶん殴られた感じ。
完全にサブカルチャーに生きてきた人間に焦点を当てて殺しにきてる。狙い撃ち。
この映画については私情が入りすぎて冷静に文字に起こすのは無理か>>続きを読む
ファーストカットの掴みがとても良かった。
兄の浮気相手と仲良くなる設定も見ていて面白かったし、仲良くなっていく過程や台詞回しなども引き込まれた。
半ば〜終盤にかけてはオイオイ、妹よ
それは身勝手だし話>>続きを読む
最後にお見事!と言いたくなる映画。
一途に福沢優作のことを思い続ける妻、健気。
愛するということって大変ね。
蒼井優のこの国では〜のセリフ、印象的だった。
それだけでなくこの映画においてのセリフの言>>続きを読む
家族愛っていいよね!家族写真って素敵!
思い出を残せる写真って素敵!!!!!!
そりゃそうなんだけど、そうすぎて世間的にそう言わなきゃいけないという窮屈さを感じてしまった。
もちろん物語の構成は良>>続きを読む
人の心を理解することができなかったヴァイオレット・エヴァーガーデン。
そんなヴァイオレットが愛を知るため、自動手記人形として代理で手紙を書き言葉を紡ぐ。
手紙を書いていく中で心を知り、そしてヴァイオ>>続きを読む
クリストファーノーランの作る世界観、理論についていくことはハナから諦めていたが、そこまで混乱せずに観ることが出来てるのは、ストーリーや登場人物の思いがしっかりと見えているからだと思う。
インセプショ>>続きを読む
主人公の凪沙が抱えている葛藤、一果の葛藤。
登場人物ひとりずつが丁寧に描かれていた。
草彅剛の演技が圧倒的。
一果に、一果のバレエに自分の想いを重ねていく凪沙の表情に引き込まれていく。
テーマや描>>続きを読む
原作を読んでから映画を見た。
原作モノを見るときに気を付けているのは原作と違う!と頭ごなしに批判することかな〜と思いながら。
しかし今回は登場人物の葛藤が変えられていることや見えてこないことにわたしは>>続きを読む