恋愛脳すぎるけどミュージカルってこれくらいでいいのかもしれない。
このレビューはネタバレを含みます
良くも悪くも、ストーリーがちゃんとあって、ソナチネの方がよりバイオレンスが際立っていた気がした。倉庫のシーンのラストはあまりにもかっこいい。
オシャレなだけだけど観た方がいいかもしれないくらいオシャレ(曲もラストシーンも)
計画実行前の兄のセリフが一番味わい深いかも
無印から観た方が面白いことと、恋愛シーンが別に要らなさそうなことを除いては、最高の映画だった。映画館に行ってよかったと久々に思った。
どうもオマージュ元であるところの『素晴らしき哉、人生!』には及ばないなあ、という感想。オチにリアル感がないとか、カタルシスがあんまないとか、そういうところだろうか。
筋書きは面白いし、トニーレオンがめちゃくちゃカッコいい。
結末は賛否両論ありそうで、自分は納得しているけれど、もっとその後の描写があってもよかったかなという印象。
話の流れはシンプルそのもの。だからこそ、作品のメッセージ性とダンスで突き抜ける痛快さは目を見張るものがあった。