Mondayさんの映画レビュー・感想・評価

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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

オープニングが海外映画仕様でワクワク。商品PRの企画のひとつひとつをしっかり観たくなる作り込み。わたし自身も企画書作りをよくやるので、締め切りが来ても精度を突き詰めたいと思うことはあるけど、作業も振り>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.0

女性MV監督が、初めて長編映画に挑戦した「人魚姫」のダークミュージカル映画。「崖の上のポニョ」を参考にしたというから驚き。
曲が良いと聞いてサントラを先に聴いていたため、どこでこの曲がかかるんだろ〜と
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

THE スティーブン・キング!
ピエロの部分のホラー感をもう少し削れたなら、子供達にこそ見て欲しい映画になる。音楽も夏休みの青春っぽい描写も良かった。

スタンドバイミーとスーパー8のホラー版です。
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TAMALA 2010 a punk cat in space(2002年製作の映画)

3.5

中学生くらいの時に観た時はゾンビネコがミケランジェロに真実を暴露するシーンで寝落ちしてしまったのだけど、今観るとなるほどそうなんだ!って理解。というか、タマラさん頭の帽子みたいなのは柄なのか!?

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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.7

180分だからこそ?演技を演技と感じさせない現実味溢れる世界観になっていたように思います。黒木華さん、綾野剛さん、Coccoさんの演技が素晴らしいのですが、私が1番演技に感じなかったのが、旦那の演技で>>続きを読む

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.0

ドリーマーズの元ネタ観れたー。

フランツの絶望感がシュール。見た目はどうみても君の方が美男子なのにね。手で触ると液体が移動するあのオモチャが気になる。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

安藤さくらさんの演技がもう、現実の生き様のようで。世の中ほんとに色んなやばい人がいて、髪引っ張られるし、いきなり殴られるし、救いがないんだって思うけど、でもやっぱり真面目に一生懸命ってかっこいーんだぞ>>続きを読む

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界観に圧倒される。ハードボイルド。笑えない。母の偏執的な子どもへの愛情。

母がすべての元凶なんじゃないかと思わせるシーンが多い。なぜ兄が未成年の女をレイプして殺したのか。なぜジュリアンが母親の下腹
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ヴィジット(2015年製作の映画)

2.9

人間怖い。終始耳をふさぎながら目を細めながら鑑賞。T.ダイヤモンド、いてくれてありがとう。君のおかげで、ラストはディズニー映画かと思うくらいハッピーになれたよ。

ちなみに、3つの約束事うんぬんってコ
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.3

デボラ・ハリーが白い!美しい!
ちょっとゼイリブっぽい現代への風刺が効いてて、テープがハァハァいって動いてるのがCG使ってないってどゆこと。テレビに顔うずめてるシーンすき。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.7

ストーリーのギミックとしてピエロの人形を使った最初の映画だと思います。観始めた時は、イマイチかもしれない、と思っていたのが、後半にいくにつれ、え?え!!?と予想が難しくなりました。気持ち悪さはフィンチ>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

久しぶりに、映画の気持ちの良い間を感じた。早いカッティングで観客を飽きさせないエンターテイメント映画もいいけれど、このシーンはどんな心情なのかを探る時間が生まれる映画の方が本来の映画だな、なんて。>>続きを読む

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.1

誕生日に矢車草を貰ったのがきっかけで鑑賞。

美しくゆったりな時間。何も言わなくても表情で伝わる感覚。水浴びシーンで牧師も飛び込むとは思ってもみなかった。。。

章立てされた話の展開も素敵。
ジョージ
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.3

まず、スティーブ・ジョブス役のオファーが来たのはレオナルド・ディカプリオで、辞退。クリスチャン・ベールも辞退。そんでマイケル・ファスベンダーという流れなのですが、スティーブ・ジョブスという人間の演じ方>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

4dxで鑑賞しなければよかった…。ローヴァーに乗ってる感覚は良いとして、運搬される荷物の感覚は必要ないのでは?
ストーリーはとても元気が貰える!原作を読んだ方がもっと楽しめるかもしれません。じゃがいも
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.6

ダイアントワード夫婦贔屓のSF好きとしては最高の映画でした。

エリジウムは観ていないのであれですが、第9地区同様、エッジィな切り口なストーリーがとても好きです。

子供向けでは決してないシーンが多い
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

相対性理論とか、ワームホールとか、SF好きがオォッとするような美味しい展開が詰まった映画。私はなにより、音楽に惹かれました。静寂と壮大さが相成った素晴らしい音楽!

マン博士のくだりで、Tars/ca
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.0

ホーキング博士のHALのマネが素敵。巻き戻される映像描写が美しい。

神々のたそがれ(2013年製作の映画)

-

映画を超越した体験。

地球の文明から800年ほど遅れた惑星のお話。だから一応SF。


他の映画がいかに映画の基礎にのっとって作られているかがわかる。

観ることを放棄しようとする度に、「よぅ、俺た
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.2

マイケル・ファスベンダーのキャラ立ちが素晴らしい!3DならではのPOV撮影のヘルメットガジェットや、コールドスリープの時の夢の描写に表現の可能性を感じた。ストーリーだけを見れば、デヴィッドがいなかった>>続きを読む

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.5

日本映画に対して不満をもってる園子温監督だからこその映画なのではないでしょうか。逆に考えれば『日本映画ってほとんど観ないんだよねー。ホラ、なんかほとんど一緒じゃん?』とか言ってる人たちに是非劇場行って>>続きを読む

スリ(2008年製作の映画)

3.6

初ジョニー•トー作品。
フランス映画ばりにオシャレな映画!

この映画は香港の香りがそこらかしこから漂う。

スリの一瞬を思わずコマ送りで観てしまいましたよ。なんでしょうかね。わざとらしーくカット割っ
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大いなる沈黙へ ーグランド・シャルトルーズ修道院(2005年製作の映画)

3.8

早朝に仕事を済ませて、通勤の集団に逆らいながら神保町へ向かい、おじさま、おばさま方の長い行列に驚きながらチケットをギリギリで手に入れ、いざ大いなる沈黙へ!

この映画は、照明機材を使わず(使えず)、よ
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ホットロード(2014年製作の映画)

1.8

原作を映画尺に納めるの、無理があるからやめた方がよかった気が。原作ファンのために、あのシーン、このシーン入れないと!みたいな感じが観ててひしひし感じられました。でも、描写が中途半端で置いてかれること多>>続きを読む

エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.8

レイトショーで鑑賞。人がまばらなのもあって、笑えるシーンは声に出してクスクス笑う。パリっ子が可愛すぎ。矯正してない方の子が『ゴーストワールド』の時のスカジョに見えて仕方がなかった。
これ、モノクロ映画
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.5

27才、突然のガン宣告。死ぬか生きるか50/50。まさに”holy shit”な闘病生活。彼女は浮気、ナンパしようとも未来がない、携帯は母親の着信だらけ。想像通り、嫌な事ばっかだけど。それでもまだ諦め>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

3.2

『自分だけの特別な時間はカメラに邪魔されたくない』気持ち、なんとなくわかります。こういう自然と対峙するカメラマンっていうのは、私たちとは全く違う時間の流れの中で生きているんだろうな。主人公への思いより>>続きを読む

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.9

5月革命前夜の夜。映画フリークたち。美しい双子の兄弟とアメリカ人留学生3人の退廃的日常。キートン派かチャップリン派か討論したり、ゴダール映画の1シーンを真似てみたり、ちょっぴり羨ましい。特にルーブル美>>続きを読む

夏の終り(2012年製作の映画)

3.0

ぼっち鑑賞。満島ひかりさん、なんであんな自然体に見えるんだろう。瀬戸内寂聴原作の作品なのですが、美しい映画表現に感動しました。自分以外のすべてが、世界が、スローモーションになったり、雄大な景色が藍染の>>続きを読む

BRICK ブリック/消された暗号 BRICK ブリック(2005年製作の映画)

3.4

観たくて渋谷のTSUTAYAに足繁くかよったのにも関わらず、いつも借りられていて、観るまで半年かかった本作。ハードボイルド&ミステリー。内容はなんてことない、ドラッグ売買の話なんだけど、なんていえばい>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

2012年の個人ヒット作。
なんていえばいいのだろうか。ハードボイルドなんだけど、ドライバーは只ただ純粋でカッコつけたいだとか全く思ってない少年のようでした。彼の過去になにがあったのか。「ミレニアム」
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.8

ウォン・カーウァイ監督作品。クリストファー・ドイル撮影。
踊る様なカメラワーク。オシャレなBGM。
この映画を観ると、【仕事→帰宅→就寝】という規則正しい生活を送ってたら楽しい事なんてなんも起きない!
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セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

4.0

オープニングのリリー・アレンの曲に重なる映像が切ない。2人のふざけ合いが本当に楽しそうだっただけに、結婚式のスピーチのシーンは観ていて泣きそうになった。友達、仕事仲間も最高。この雰囲気は日本映画では味>>続きを読む