らさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.5

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数年前に漫画版を読んだきりでの鑑賞

包丁で切り分けたような断崖絶壁にチベットの雑多とした感じなど、背景美術がとても良かった

食糧を切り詰めて飢えを凌いだり、水で腹を満たす時の画像をネットで見か
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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ビジュアル的なサイバーパンクの祖とも言うべき作品だけあって、コテコテのビジュアルがむしろ新鮮に映った

現代において"人と見分けのつかない人造物は人と何が違うのか?"という疑問にまだ明確な答えは出て
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


𝑺𝑨𝑴𝑼𝑹𝑨𝑰 𝑷𝑳𝑼𝑺

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

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へやキャンや2期のような観光案内は正直面白くなかったので不安だったが、劇場アニメらしく一本筋の通った話が展開されていたのは良かった

しかし根本的に"キャンプモノ(≒日常系)"と媒体としての映画が噛
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

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全く関係ないけどPSVRが出てきた所でジードでリッくんがPS4を衝動買いしたのを思い出して笑っちゃった

邦画ナイズされたウルトラマンを観に行ったと思ったら想像以上に特撮映画だった

欲を言えば尺が
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

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キャプテン・カーター!プロフェッサーX!は予告で出てたからまだ驚かなかったけどリード・リチャーズとインヒューマンズの人が出てきて度肝抜かれた

"狂気のマルチバース"通りの内容ではあるのでストレンジ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.5

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バランスが良い
仲間内の一人にキラキラ青春映画が好きな子を配置したり、部活動のメンバーをむやみに悪者に仕立てあげたりしないのは良かった

ラストの展開については好みが分かれそう
映画製作を主として話
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.5



追うものvs追われるものという単純明快な構図なので、それ以外の登場人物が多くても分かりやすかった

アクションが一部早送りにしていて癖があるが、2人が別格であるという描写とも捉えられるので良い
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

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子供とか大人とか、そういうのでなくひとりの"個"として扱うってことは言うのは簡単でもなかなか思う通りにはいかないものだなと

大人びて見えていても感情を抑えきれなかったりする、大人っぽい子供がいるよ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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クソ長い溜め回といった印象

行き当たりばったりな展開(ある意味当然ではあるが)の連続で冗長に感じる
シーン単位であれば面白いのもあるのがせめてもの救いか

一応関連作を抑えてはいるものの、別段シ
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モービウス(2022年製作の映画)

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ジャレット・レトはDCでもMARVELでも貧乏クジを掴まされてかわいそうになる

本作の出来は平凡そのものだがスナイダーカットによってジョーカーの面目躍如がなされたように、今後化ける可能性が無いわけ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.5

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日常の中で描かれるさまざまな描写とそれがのちに効いてくる演出が多分に盛り込まれているにもかかわらず、100分に収まっているのがまず素晴らしい

純粋ゆえにまだ多くを知らない少年も、決して無知などでは
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

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社長が嫌な奴であるのは確かだが、だからといって一人だけ悪者扱いにする権利は人の縄張りで好き勝手やったバスターにはない

とても面白かったが、価値観が合わない
気持ち悪さを覚える