NRさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

NR

NR

映画(221)
ドラマ(1)
アニメ(0)

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

オープニングの80’sカルチャーが次々と映り出される映像がマジでカッコいい
期待値が高かっただけにストーリーは無難に面白い程度に感じた
スピーチはジョーダンの未来を知ってる製作者からの言葉に聴こえた

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

-

今更ながら初めて観た
アランリックマン出ててびっくり
有名作なだけあって面白い

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

アカデミー主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーの演技は勿論のこと、娘役のストレンジャーシングスに出てるセイディー・シンクの演技が良かった
ラストに序盤から登場するエッセイを読むシーンは感動してう
>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.2

今更ながらフィンチャーのMankを観るために視聴
どうせ退屈な古典映画なんだろうなぁって思って観たら面白くて驚いた
まず新聞王ケーンが遺した最後の言葉「バラのつぼみ」の謎を追うっていう設定がワクワクす
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

始まり方であっ好きなやつだ!と思ったけど、話が進むにつれて置いてきぼりをくらってしまった
前評判の高さから期待値爆上がりしてたけど、ストーリーにイマイチ乗り切れなかった…
ただ見たことない映像表現の連
>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

チャゼル作品で唯一観てなかったファーストマン
死と隣り合わせの緊張感が堪らない
劇中でも言ってたけどライト兄弟が初めて空を飛んでから、たった60年であんな巨大な鉄の塊に人を乗せて月まで行っちゃうなんて
>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.1

想像してたより見やすくてシンプルにいい映画だった
食人描写も『Raw少女の目覚め』ほどショッキングじゃなくて物語のスパイス程度
アメリカ中西部をバスで旅するテイラーラッセルが画になる
ロードムービーと
>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.8

ウェスアンダーソン特有のクスッとくる笑いが心地いい
やっぱりストップモーションムービーって手間がかかってるだけあっていいよね

バビロン(2021年製作の映画)

4.4

最高だった
チャゼルの映画そのものへの愛が詰まってる
『雨に唄えば』、『ワンスアポンアタイムインハリウッド』、『ブギーナイツ』と同じテーマで、常に変革し続ける映画という媒体とそれに取り残される者たちの
>>続きを読む

ガールフッド(2014年製作の映画)

3.7

シアマの映画で初めてハマれなかった
10代のアフリカ系フランス人少女たちの葛藤を描いた作品
仲間とキーキー騒いだり、敵対グループと目が合えば喧嘩、恐喝、ブラ奪りキャットファイト…
訴えたいことは分かる
>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.5

映画として凄い好き
静止する街を駆け抜けるシーン、マジックマッシュルームでキマるシーンの演出が印象的
目移りしやすいユリヤの性格は周りの人間からしたら厄介だろうし共感はできないけど、結局人生の主役は自
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

ビル・マーレイ演じる編集長が急死し、遺言により廃刊が決まった雑誌の最終号の映像化
まずこの設定が面白い
ウェスアンダーソン作品常連の役者もいいし、初参加組も魅力的で楽しい
小難しいからこそ、繰り返し見
>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

緻密に作り込まれてるのに、あたかもそういう世界のようで作り物な感じがしない
ウェスアンダーソンの病的なまでのシンメトリーな画角に安心感がある
シャイニングみたいにもっとホテルの中を見せてほしかった

激突!(1971年製作の映画)

3.8

スピルバーグのデビュー作
カメラワークがカッコいい
内容は煽り運転されてるだけなのに見せ方だけで1時間半飽きさせないのが流石
フェイブルマンズが楽しみ

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

面白すぎる
先の全く見えない、マーティン・マクドナーの脚本が天才的
娘を殺された母親の復讐劇というシリアスなストーリーで登場人物たちは真剣に行動してるのにも関わらず笑いが止まらない

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

田舎の閉塞感が伝わってくる苦しい映画だった
後世に何かを残したい、人生に意味を持たせたいと思った頑固者ジジイのコルムの狂気
つまらないけどいいやつのパードリックとの決別に、好きな音楽ができなくなるのに
>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.0

ジブリで五番目くらいには好き
『秘密の森のその向こう』を観たときに、マーニーを思い出した
杏奈の不安定さと白昼夢みたいな物語がいい
久しぶりに観たけど、最後は説明しすぎに感じた
もう少し考える余地が残
>>続きを読む

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.1

セリーヌ・シアマ脚本作品
児童向けにしては性の話とかブラックジョークが多めで、大人向けにしてはご都合主義な展開だなと思った
でもそんなことはどうでもよくなるくらいクレイアニメが可愛くて、最後はベタだけ
>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.0

セリーヌ・シアマのデビュー作
思春期の少女たちの青春と性のストーリー
この監督の映画の中の空気感が好き

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.8

主人公もイカれてるけど、それを受け入れる恋人もイカれてる
プリンでマイルを稼ぎまくるやつ面白かった

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

冒頭の採掘シーンは原始的な雰囲気があって、2001年宇宙の旅を思い出した
常に重苦しい空気が流れていてワクワクする
どの役者の演技も魅力的だったけど、特にポール・ダノが好き

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.2

ポルノスターの栄枯盛衰の話
マグノリアよりわかりやすく主軸のストーリーのある群像劇だった
この完成度でデビュー作は凄すぎる
室内で爆竹鳴らしまくってる中国人の少年がウケる

マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

『リコリス・ピザ』で初めてポール・トーマス・アンダーソン作品を観て、自分には合わないものだと思ってた
マグノリアすげえ面白い
エピソードに深みがあるわけじゃないんだけど、見せ方だけで魅力的に感じてしま
>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

この悪魔が題材の映画の成功でロマン・ポランスキー監督はLAに移住、その後チャールズ・マンソンのカルト集団に偶然にも自宅を襲われ、妻であるシャロン・テートを失ったらしい
呪いの映画として名前は知ってたけ
>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

『TITAN』のジュリア・デュクルノーの作品
少女がカニバリズムに目覚める話
とにかく意味が分からなくて気持ち悪い
不快で直視できないシーンも多々
強烈な印象で、いい意味でも悪い意味でも忘れられない映
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

年末の何にも追われることない穏やかな状態で観たら沁みた
アダムドライバーがただただ魅力的
女の子の読む詩が好きだった

RRR(2022年製作の映画)

3.6

予告のド直球なアクションに笑って、アクション映画苦手な俺でも楽しめるかも!って思って観に行ったけどダメだった…
国粋主義で勧善懲悪なストーリーもイマイチ受け入れられない
ダンスシーンはテンション上がる

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

ダニエルもルパートとエマも当時は辛かっただろうに泣きながら幸せな10年だったって言うのがよかった

(1954年製作の映画)

3.8

フェリーニの『道』
ロードムービー好きだから、見よう見ようと思ってたけど見れてなかった有名作
傲慢で口下手な男と、それに依存するしかない女の関係が昭和な感じで苦手だった
ラストは寂しかったけど因果応報
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.6

会話劇の緊張感が凄まじい
タランティーノのグロ描写は現実味がないと痛快に思えるんだけど、これは何故かそうは思えなかった

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

ラストが幸せですき
レビュー読むまでストップモーションだって気づかなかった

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

Dolby Cinemaで観るべきと聴いて、丸の内ピカデリーで鑑賞
評判通り水中の表現が驚異的だった
3Dも自然で映像の邪魔にならず、目も疲れない
いい映画体験だったけど、なぜか前回ほど感動がない
>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

もっと重たい話を想像してたけど、クスッとくるシーンが散りばめられてて見やすい
映画館で観たい作品だった

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.5

1を見ずに評判の良い2を見てみた
毛並みのリアルさとか、3Dアニメーションのレベルの高さに驚く
ただやっぱり個人的にイルミネーションのアニメの雰囲気が苦手

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

予告で3Dにがっかりしてそこまで期待はしてなかったけど、井上雄彦の絵がそのまま動いてて感動した
宮城が主人公でかなり回想は挟むけど、山王戦の美味しいところは十分堪能できる
結果は知ってても手に汗握る熱
>>続きを読む