うみぼうずさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

うみぼうず

うみぼうず

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その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
『スパイダーマン』のメイおばさん二人の共演。

兄弟・夫婦・親子の関係を緻密に描く。
 抜け出そうと努力するが、努力の方向が間違っていたのでボタンのかけ違いが最後には大きな連鎖になっ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
テーマは「政治はショーか"道"か」。

政治を舞台にしておりながら、有働由美子さん演じるキャスターのワイドショーでの報道が、一般人の政治に対する接点になっている(有働さんだと最後に気
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.0

BSテレ東にて。
小説読んで当時映画も観たが、しばらく前のことだったのでほぼ内容を忘れており新鮮な気持ちで観れた。ということで原作未読でも全然楽しめる作品。

目まぐるしく状況が展開していくので、2時
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。暗闇の中に最後には希望の光を見出だす物語…。
前半はサスペンス調で静かに話は進んでいく。オーココナッツあたりからストーリーが転がるように展開していくのはおもしろい。

主人公が立ち上が
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東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.0

芸術か記録か論争を巻き起こしたらしく、シンプルなドキュメンタリーではない本作品。

音楽は不穏なものが多く、選手の心情を表しているのだろうか。
バレー女子の決勝では、勝利の後に暗い音楽が流れてきて、何
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.0

WOWOWにて。10年ぶりくらいの視聴。
ティム・バートン監督の異形なる者への愛が溢れている作品。主役はバットマンではなくペンギンなのかな。
滑稽さや愛くるしさも感じるし悲哀も感じ、ペンギンに感情移入
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ベラのワンダフル・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWにて。
良くも悪くも動物主役の映画という感じ。

あくまでもベラが主役で一人称視点でベラがいないシーンがない。居なくなった後にルーカスが取り乱したり探したりする描写があると、よりルーカスに感
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シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.0

WOWOWで。
前作の作風、世界観が好きであったが、少しパワーダウンしている感じ。
白黒の中で色付けするのも前作よりも多用されている気がして、印象に残る部分が少ない。

俳優陣では、エヴァ・グリーンの
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.0

WOWOWにて。
感想は「意外と泣かないじゃん…」。
タイトルで損している映画の一つだと思う。途中の涙は象徴的なので、「泣き虫…」としたのかな。

渋川清彦さん、國村隼さん、イッセー尾形さんの演技が渋
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忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994年製作の映画)

2.0

WOWOWにて。
感想は、「日本アカデミー賞とは…。」。
お岩さんの可愛さと、伊藤家の皆さんの不気味さだけが印象に残る映画。
一言も発さず目潰しを繰り出すお梅は怖い。不気味な狐面を取ったらさらに不気味
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
テーマは「それが私の生きる道」…いや、そのまま負け犬の美学かな。

努力しても越えられない壁はあり、立ち向かうことチャレンジすることは大事。でも壁を乗り越えるだけじゃなく、違うやり方
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スティング(1973年製作の映画)

4.5

WOWOWにて。
脚本、演出、音楽、俳優陣の演技全て素晴らしく、傑作。
テーマはまさに「ジ・エンターテイナー」かな。途中の挿絵が場面転換をわかりやすく示してくれていたり、追いかけっこで軽妙な音楽が流れ
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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

2.0

WOWOWにて。
邦題はもとより、「鉄の心臓を持つ男」もいかがなものか…。映画として伝えたいことがよくわからないまま進む。主題は何か?
ラインハルトのサクセスストーリーなのか?暗殺部隊の活躍や絆なのか
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グラン・プリ(1966年製作の映画)

4.5

NHKプレミアムにて。

F1レースにまつわる、まさに光と影を描き出している。現代の映画と比べても遜色なく、古臭さなど全く感じず、むしろCGなんてない時代と考えると、迫力に圧倒される。

画面分割や重
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.0

WOWOWにて。
昔、蒲田に住んでいたので懐かしのメロディに誘われて鑑賞。

とにかくパワーがすごい。
役者さんの演技の熱量、セリフに込められた感情や表情、映像の力感、衣装や演出の色合い。
全て突き抜
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

2.5

WOWOWにて、シリーズ諸々の作品を観たりネットで情報収集していて本作のあらすじも知った中で鑑賞。

単体の映画作品としては微妙。
テーマはなんだろ…「戦う女性」的なこととは思うがステレオタイプで単調
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
大筋は知っており、普段ラブコメなどはあまり進んで観ないながらも楽しめた。
どちらかというとストーリーそのものよりも、奥にあるテーマ性などが根深いもので、単純ハッピーではない複雑さがよ
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
ずばりおっさん版ウォーターボーイズ。
と言ってもフランス映画らしく音楽と映像は独特で飽きない。光と色彩、切り取り方がうまくてキレイ。あえての遠い画で音声が聞こえないのも、その場で見て
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
設定と演出が非常に独創的でおもしろい。
テーマは「タイムイズマネー」かな。
自分も一日を無為に過ごすことなく、一分一秒を有効に使いたい。

時間監視局や富裕層の車など、近未来感がある
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.5

WOWOWにて。
これは傑作。ドキュメンタリーとしてもおもしろいし、ストーリー性も素晴らしい。
テーマは「生きる目的」かな…。

フリーソロ自体は知っていたが、あれほど大きな岩を登るとは知らなかった。
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWにて。
ドラゴンボール世代の自分にとっては懐かしい構成。緩急ありつつバトルメインで、強大な敵に一時的に敵同士が手を組み戦う王道展開はいいもんだなと。

バレット強すぎて、『ブロリー』や『メタ
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ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

2.5

WOWOWにて。
テーマは「諦めない強さ」。
ワンピースの原作でも諦めないことをこれだけ主張してるシーンは少ないな、と思いながら。

原作自体も人種など差別的要素をテーマの一つにしており、本作の中では
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
テーマは「欲の無情さ、普遍なものの尊さ」かな。

登場人物が皆 欲に目が眩み自分の立場を変え、欲をかいて破滅的な結果となる。富、名声、アルコール、性欲…。
欲に身を委ねるのは楽だし一
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

WOWOWにて、原作未読で視聴。
テーマは「『普通』は人によって異なる」。

アクションの動きは良い意味で日本映画ぽくなく、かといってハリウッド映画のように過剰過ぎない演出。また、ストーリーは複雑では
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

4.0

WOWOWにて、「世界の果て」を先に観ていたのでより楽しめた。本作と「世界の果て」はどちらを先に観ても問題なさそう。
観終わった感想は「ノリ良すぎな人とは親しくなれないな…」。

人に迷惑をかける系の
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侍の名のもとに 野球日本代表 侍ジャパンの800日(2020年製作の映画)

3.5

一野球ファンとしては満足いくものだった。が、果たして「映画」としてみたときに、映画館に足を運ぶだろうか。行ったとしても複雑な感情で帰路につきそう。

今回地上波で放映されたのでテレビで視聴したが、実に
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.5

『真夜中〜』とどっちを先に観るか迷いこちらを選択。実は続編だったことに最後に気付く。
それぐらい何の情報もないまま観たが、おもしろかった。
くどくないし、テンポや間もいいので飽きずに観ていられる。マジ
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アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前作がおもしろかっただけに期待していたが、前作と真逆で期待外れ。録画を観賞したが何度もウトウトしてしまいその都度巻き戻してなんとか完走した。途中で辞めようかと何度思ったことか。
前作は3年に1度は観か
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安市城 グレート・バトル(2017年製作の映画)

4.0

WOWOWにて前情報なく視聴。
期待していなかったがおもしろかった。
テーマは「国を守るために」かな。

特に良かったのは映像の迫力と時代考証。
大軍勢同士の戦いは画になるし、20万人に対して一騎当千
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セイビング・レニングラード 奇跡の脱出作戦(2019年製作の映画)

2.5

WOWOWにて前情報なく視聴。
テーマは「藁にもすがる」かな…。

映像、戦闘シーンの迫力は思った以上に良く、突然訪れる死が緊迫感持って感じることができる。
機関銃に対してライフルやピストルでは心許な
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

WOWOWにて、ラストと評判は知っている中で視聴。
5年後くらいに忘れたころにまた観たいなぁ。

CG聞いていたよりもよく、
モンスターやゲマのデザインは非常に良かった。
コメディ調ながら話もテンポよ
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.0

WOWOWにて。名前は聞いたことあるものの、未視聴だったなと思い観賞。調べたら実話ベースと知り驚き。

俳優陣の演技が素晴らしい。
面白い場面や要素はたくさんあり楽しめる。
マローンとネスの握手が椅子
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アイアン・スカイ(2012年製作の映画)

3.5

WOWOWにて。
期待せず観たところ、面白かった。
頭空っぽにして2年に一回は観たい。
テーマは「こんなの作ったら楽しそう」かな。

ストーリーは分かりやすいながらも、随所に風刺的要素が盛り込まれてい
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クレイジー・グッド(2018年製作の映画)

2.5

WOWOWにて、『クレイジー・リッチ』と間違えて視聴。
当然前情報などなく、いきなり下ネタのオンパレードで何が始まったかと驚いてしまった。
テーマは…「人は完璧じゃない」かなぁ…。

姉のダニカはバリ
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

地上波にて、ピカチュウがおっさん声という知識がある状態で視聴。子どもが観たがった時だけ観るかな。

ポケモンの質感だけは良かった。
水に濡れたピカチュウとか。

ストーリーはまぁ子ども向けとして目をつ
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.5

WOWOWにて、前知識なく視聴。
テーマは「選択と責任」かな…。
暗い画面の中の小道具や衣装、本の装飾など細かいところにこだわりを感じる。スコットランドの自然も美しく、映像美で魅せる。
全編的に静かに
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