高原で牧羊している家族を題材にした牧歌的な映画…と思って観始めたら、想像とは違う内容に戸惑う。チベットにも近代化と一人っ子政策の波が否応なしに押し寄せ、4人めの出産は罰金を取られるという。
転生と現実>>続きを読む
人生に立ち向かおうという意志を奮い立たせてくれるような、絶望の中に希望を見出す映画。自分が仕事や諸々で悩んだ時に観たい。
貧困、暴力、ドラッグと、それぞれ抱える問題は違えど根本にあるのは育ってきた環境>>続きを読む
「他の人に作られるぐらいなら自分が作る」とでも言いたげな、外伝かと思ったらめちゃくちゃ正統な続編だけどチャレンジングな作品。「おー、そう来たか」。エンドロール後の一言が最も考えさせられる言葉。
けっ>>続きを読む
思っていた以上に、めちゃくちゃ良かった。師弟関係と"芸"に向き合っていて、その熱量と"粋"な想いが感動を呼ぶ。
これを観るためだけにNetflixに加入。ビートたけしを知る人でも、詳しく知らない人でも>>続きを読む
ザ・アメリカ礼賛的な映画。触発されて軍に入隊しようという若者が増えていそう。
ストーリーや主人公像は、国を守るために戦っている軍人のためのものであり、実話も挿入されているようだが映画の表層としてはライ>>続きを読む
昔からどちらかと言えばトム派。単純なのが分かりやすいし同情もしてしまうよ。
実写だからこそ、という良さは多少は感じる。ピアノや小物の質感はリアルさを感じさせるし、シャッターや車のドアに挟まる描写はアニ>>続きを読む
けっこう頭空っぽで観れるので疲れた時にはちょうどいいかも。ゾンビの怖さは前作ほどなくて、もう完全なステージギミックになっている。大体ゾンビ物の続編てそうなりがちな気がする。
『マッドマックス』と『アイ>>続きを読む
『アメイジング・グレイス』を観ておいてよかった!普段から仕事中にもアレサをよく聴いているけど、経歴やバックボーンはそれほど気にしたことがなかったので2つの作品を観ることでかなり理解しやすかったし、ラス>>続きを読む
けっこうこの監督の作品は好きかもしれない。
拳銃きっかけに奇妙なロードムービーが始まり、どう進むのか分からない危うさとジャズ風の高音の音楽がマッチしている。少年の衝動的な感情の機微もよく分かり、人・家>>続きを読む
今日11月30日は宮崎あおいの誕生日、ということで。宮崎あおいから「ロリコンですか?」と聞かれる映画は貴重ではないか。
完全に宮崎あおい見たさで観たけど、富江が完全におまけになっていて、宮崎あおいと國>>続きを読む
有酸素運動鑑賞。
テロ発生をひょんなことから生中継する、と大筋はおもしろいものの、細部が気になるかなぁ。テンポ良く進み状況説明も物語の進行を妨げずスムーズに進んでいくので一気に観れる。
でもOnAir>>続きを読む
西部劇×法廷劇で、黒人差別や奴隷解放について踏み込んだ作品。犯人が誰かというドキドキハラハラのサスペンスもあり、伏線もしっかり貼られていてラストまで物語も楽しい。
黒人差別が相当厳しいなと思わせられる>>続きを読む
ミュンヘンオリンピックの人質事件に直面した警察や軍が、どう対応しどう解決に向かうかを描く作品…と思って観始めたら、そのシーンは冒頭10分で終わり、報復暗殺へと話が向かう。
おもしろくなくはない、が、2>>続きを読む
正解不正解を示さず観客に委ねるようなめちゃくちゃ好きなタイプの映画。でも好みは分かれそう。
主人公ダニエルの眼力が物語に陰影を与えていて、聖人にも悪魔にも見える多面性が表されている。それはストーリーの>>続きを読む
「自分の人生の傍観者でいる必要はない。自分で決められる」「ここでたった今 この瞬間はたしかにリアル」
めちゃくちゃおもしろかった。ライアン・レイノルズのブランコに乗ってる表情が一番好き。たしかにガイの>>続きを読む
ゴッホのことは詳しくは知らないけど、実際に生きていたご都合はこんな感じ!というぐらいウィレム・デフォーが僕の想像上の産物のゴッホだった。靴下の生々しさ、爪の間に詰まる絵の具などもう一挙手一投足どころか>>続きを読む
『Why so serious?』とスケアクロウも言いたくなるような、悲惨と言える境遇の中で自分の居場所を探す女装男子をいつしか応援している。
悲劇として捉えると悲し過ぎて真剣に生きることも諦めて喜劇>>続きを読む
3Dプリンターすごい!と感じる映画。
おもしろかったけど、「騙し騙されどんでん返し」を期待していると少し違う気がする。伏線がそれほど張り巡らされているわけでもないので、ポスターなど含めてマーケティン>>続きを読む
「泣いている人がいたら抱きしめてあげて」という言葉が胸に沁みる。あとは『ファイト』はよく聞くとめちゃくちゃ良い歌だなぁ。
録画したものをいつか観るだろうと先延ばしにしていたけれど、主演お二人の結婚を>>続きを読む
地獄のサンタニコ!!見たことあると思ったら地獄のサンタニコじゃないか。やはり不老不死ということか…?
一部を除き、めちゃくちゃ有名というわけではないけど多作品で何となく記憶に残る俳優さん達が活躍して>>続きを読む
想像以上におもしろかった!
観た後に調べたら高評価でビックリだし、素晴らしいなと思うことはWikiに書いている通り。
淀川さんが日本公開時に「駅馬車」と邦題をつけ宣伝しまくって会社をクビになった…と書>>続きを読む
冒頭の事故シーンはいろんな意味で呆気にとられる…マジかよ!?と掴みは十分。
そして本当に神経を抉られる…スリラーとして有名なシーンだったんですね。あれは本当に怖い…。静かなローレンス・オリヴィエの演>>続きを読む
ずっと観たくて期待して観たら拍子抜けし、最後まで観ると「おっ」と少し心を掴まれた。
けれど途中の群像劇は正直共感しづらい。それぞれ俳優さんは素敵な演技をしており冒頭で引き込まれるけど、主人公のカノウに>>続きを読む
子供たちの演技がすごい良いなぁ。自然体。ポネットはもちろんデルフィーヌやマチアスなど、めちゃくちゃませてるけど引き込まれる。目線が全部子供目線のカメラ視点で、引きの画がほとんどなく子供ならではの近視眼>>続きを読む
『サマー・オブ・ソウル』を渋谷で観て、ついでにと思いハロウィンの渋谷でハシゴ鑑賞。『サマー・オブ…』は黒人全ての音楽で、全員のパワーの集合体という印象だったけど、本作はアレサ・フランクリン一人のパワー>>続きを読む
「アメリカには魂が足りない」
「月に行くカネがあるなら貧困層を救え」
これは映画館で観れてよかった。
1969年という時代から政治色満載で、自由と救済、癒しのための音楽が熱量凄まじく奏でられている。ウ>>続きを読む
映像と音楽は非常に良くて、でも基本的な会話劇が中心で中盤少し展開が落ち着いていたこともあり何度か寝落ち…巻き戻しを繰り返すことに。最後まで観終わってすぐにもう一度観直した。
最初は把握するまで時間がか>>続きを読む
ゾンビ映画は出尽くしたと思っていると、また新たなゾンビジャンルがどんどん出てくる。
動きが緩慢な古き良きゾンビでも、こんなにハラハラドキドキするとは思わなかった。歩行器のおじいちゃんとゾンビの競争は手>>続きを読む
マヤ文明の遺跡も相まって、SF映画のような印象を受ける。もはやサメ映画でもパニック映画でもなく新たなジャンル。サメトラップ怖い。
でも前作よりも楽しめたのはエンタメに振り切ってるからかなぁと思う。アラ>>続きを読む
吹替版にて観たからか、パニックぶりは伝わってくるけどちょっとうるさいな…。深海なので他の音もないのは分かるが、水中で本来ならあんなにハッキリとは聞こえないはずだけど、静けさゆえに悲鳴などが響く。
海外>>続きを読む
劇場に観に行けばよかったと後悔…。
3部作らしいので次は映画館で観たい。
原作は未読ながら、モビルスーツの迫力とリアリティが感じられて、市街地線の怖さが伝わってくる。ゴジラよりも動きが早い分、逃げ惑う>>続きを読む
自宅有酸素運動鑑賞シリーズ。運動しながら観れるのはいいけど、少し暗いシーンが続くと観づらいのが難点(完全に個人的な問題…)。
普段静かな暮らしをしている人が実は強い…とありがちな設定っぽくも感じるが>>続きを読む
フォロワーさんに勧められて、以前から観たかったけど『DUNE 砂の惑星』を観たこともあったのでようやく鑑賞。めちゃくちゃおもしろかった!ここまでくるとリンチ版も観たいな、
これは紛うことなき「ホドロ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
意味ありげな描写にちゃんと意味がある作品はおもしろいと思う。笑顔の不気味さ、仮面のような表情がとてもうまい。
観る前にレビューいくつか見てたら本筋に関わるものを見てしまって、キーとなるネタを意図せず知>>続きを読む
寓話的ストーリーで展開は派手ではないが、役者の個性と画面光線が非常に素晴らしい。
どのシーンを切り取っても一枚絵として完成されていて、美しい。黒澤明監督の作品をちゃんと観たのは初めてで、各シーンの美し>>続きを読む
IMAXで観れば良かったなと後悔。緊急事態宣言解除されたとはいえ池袋まで行く気力はなかった…。
ホドロフスキーやリンチが映画化(の試み)していたことは知っており以前から観たかった作品が現代に作られる>>続きを読む