うみぼうずさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

うみぼうず

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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

三國志を観たい人は別な作品を観ることをお勧めしたい。観客も含めた福田雄一ファミリーであれば楽しめるのではないか。このノリを映画にまで持ち込まれてくるとキツイな…。少なくとも僕はお金出してまでは観たくな>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.0

原作は笑いあり涙ありで大好きだけど、ドラマ→劇場版は笑いに全力。ドラマでも笑いにくどさを感じていたが、映画だとなおさら。TVで十分という言葉が当てはまる。

演出はもうこの監督の特徴で仕方ないと思って
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

これは一度は考えたことある。
ミスチルや髭男などの曲が発表される前に世に出せれば…と思うのだけど、歌唱力が伴わないので無理だなぁ…。

ビートルズが存在しなかった場合、「アビィロード」や「ホワイトアル
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

地上波で観るもんではないな…。

ジャンプ購入し続けて約20年、原作から(その前の読み切り数作から)好きだったしアニメ開始当初からずっと観ていたけど(劇場一作目も観に行った)、ここまでのブームになるの
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.5

雅楽の衝撃!
洋画観ていて突然尺八が流れてくると とても違和感があり、スリラーの緊張感を醸し出している。あの独特の高音はともすれば聴いている側の不安を煽ってきて、ズームや長回しなど独特のカメラワークと
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.5

90分の映画だけど3回寝落ちしてしまい4度目の正直で完走。率直に言って好みではないし理解もしづらいが、最終的におもしろいという不思議な映画。でも人には勧めづらい。
浮気妻の脳内会議が繰り広げられ少しず
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.0

聖闘士星矢の実写化はぜひハリウッドにお願いしたい。
合うか合わないかで言うと合わなかったなー。細かな部分が気になって、純粋にのめり込めなかったという感じ。
願いと対価のルールやラストら辺の一連の流れな
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

原作は3作とも読んでいるけど、随分前なので内容は忘れていた。なぜか真犯人だけはしっかりと覚えていて、途中でいろいろと思い出しながら最後まで鑑賞。
小説ではけっこう野暮ったい主人公を想像していたが、これ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

ゆでたまご姉妹…。

ゾンビも怖いが人も怖い。
極限状態になったらやっぱり自分の身の安全第一になるんだろうか。そんな中でも互いのことを想い合うそれぞれの登場人物にめちゃくちゃ感動させられる。ゆでたまご
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.0

とんかつを食べ歩く会の人たちマジ怖い。

ジャンプ+で原作はたまに読んでいたが、実写映画には全く期待せず観たところ、失礼ながら思っていたよりも面白かった。
だからこそ、もったいない部分が気になったし、
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

WOWOWで録画したものを観ようと思いつつ皆さんのレビューを拝見したら「映画館で観るべき」とのご意見多数あり。ちょうど良いタイミングで1週間だけ上映されているようで、映画館で観てきました。映画館で観れ>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった。
重くなってしまいそうなテーマを軽快にコメディタッチで描いていて、けどツボは押さえていて心を鷲掴みにされる感覚。
一つにはテンポの良さがある。いくらでも描写できそうなところをポン
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.0

自宅有酸素運動ながら観シリーズ。
続きものと知らずに鑑賞したが十分楽しめた。というか同じシチュエーションで3作も大統領が危機に陥っている世界観は随分怖いなと思った…。

敵対組織や黒幕などはあっさりと
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アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)

3.5

ヨーロッパの山々は雄大で美しいな。
同時期に戦争が起きていることを全く感じさせず、けれどもドイツ兵村にやってきて、否応なく戦争を感じさせられたジョーが、いくつかの経験により成長していく。伍長…。ユベー
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ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)

4.0

773分の1の物語。
「歴史が君たちをここへ呼んだ」
このセリフが表す通り、ナチス占領下のノルウェーでは大きな流れに抗えずにユダヤ人の移送追放に加担した。チャールズが川の上流に向かってランニングしたり
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

4.0

あらすじ見て概要把握し、悪く言えばよくあるストーリーだなぁと思っていたけど、期待を超えてすごく良かった。
歌、音楽、コーンウォールの風景などいろんな要素があるけれど、一番は"人"の魅力なのかと思う。美
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

これは映画館で観れば良かったと思う映画。やっぱり映画と音楽は切り離せなくて密接に織りなす「映像」と「音」が合わさったものなんだと認識する。

既存の曲を使用するのは映画単体として評価してみようとした場
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

矢野くん最高!!
一度も画面に映ってないのに一番印象に残ってるし、応援したくなるし友達になりたい。僕自身も高校まで野球部で矢野くんと同じ下手くそで万年補欠だったので気持ちがすごく分かる。
上映開始当初
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.5

1970年代の南アフリカで起きた脱獄ストーリーで、現代では脱獄映画作りづらいだろうな…と思いながら観ていた。監視カメラや扉類などの電子化自動化で、出来そうなことは限られそう。
ラドクリフ演じるジェンキ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

大塚先生の笑い方と笑うタイミングが本当にツボで、秋本さんとのやり取りに ニヤニヤしながら時に声出して笑った。
主演2人は演技上手いなぁと思うけど、特に清原果耶さんはやっぱりすごい。目線や喉、ちょっとし
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.5

硬派なハードボイルドにチック症が緩衝材となって長いけど観やすい映画だった。
音楽が緊張と緩和によい刺激を与えていて、自然と受け入れやすい。
またチック症と音楽(ジャズ)を重ねているのも面白く、一つのユ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

野球部出身が忍耐強いのは韓国でも同じか。

あらすじ読んでいたけど途中でジャンルが分からなくなるくらいにアクセル全開で振り切っていてすごく気持ちがよかった。欲を言えば料理シーンのカットがもっと凝ってい
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アイ・アム・タレント(2016年製作の映画)

4.0

東京オリンピックでスケボー競技が盛り上がり、ご多分に漏れずミーハーながら興味関心が高まった状態で観たこともあり、とてもおもしろかった。
サクセスストーリーというそのままで、"成功"に関してのプロスケー
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ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ久しぶりに鑑賞。公開当時と2、3回DVDで観たけど15年ぶりぐらいかな?映像特典見たさにDVD買ったなぁ。

さすがに何回も観てたのでストーリーの大筋も各シーンも覚えていたけど、改めて観る
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.5

「これ叙々苑な」「これ今半な」が個人的に一番おもしろかった。
逆に原作小説を読んでみたくなる。100分でまとめるのは難しかったのか?登場人物の誰にも共感できず。演技力というより圧倒的な描写不足ゆえかな
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

MVPは槍…と思わせてからの、まさか"あれ"が大活躍。まぁそりゃそうだよねというか。ゴジラやコングにも勝てそう。
ジョン・シナをスクリーンでちゃんと観たのは初めてだが、リング内のキャラクターが投影され
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罪の声(2020年製作の映画)

3.0

川と橋が印象的。
川に沿って歩いている場面、橋を渡っている場面、人は映らず川と橋だけの場面など、時間の流れと過去のと現在を繋ぐかのような描写は効果的だと感じた。

ただ説明台詞の多さが気になる。
原作
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

4.0

過去を忘れてしまう人は同じ過ちを繰り返す。
製作側の最も伝えたいことはエンドロールに詰まっている。この映画を"歴史"として観るか、今なお続くイデオロギーの対立とみるかで印象は大きく異なる。
本編終了後
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お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

4.0

原題は『名前』、英題は『アドルフはどうですか?』。どちらも邦題よりはしっくり来る気がする。
内容はタイトルとあらすじの通りで、名前についての議論から様々な価値観に飛び火して、最終的には多様性を受け入れ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

ジョークの切れ味が良くてアメリカっぽくないなと思っていたらイギリス(フランス)映画だったか。納得。唐突な頭蓋骨解剖など、3分に一回はジョークが入るが大笑いというより「なるほど…」と思ってしまうのは、ブ>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

自宅有酸素運動シリーズ。難しいことを考え過ぎずに観れる映画。
前半の、あまり本筋に影響与えなさそうな描写が全て後半に繋がってきて、伏線回収が見事だなぁと思わず感心した。親子三世代に渡っての『明日のため
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最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

2.5

いろいろと盛り込み過ぎ詰め込み過ぎな印象。前作での人種の違いをシニカルに描いた作風が好評だったんだろうけど、本作はテーマの上澄みで作られているような、妙な軽薄さを感じる。

結婚までは認められても移住
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

4.0

過剰な邦題シリーズ。原題の通りジョーンズが主役で、知った事実をどう取り扱うか記者、そしてメディア・報道の在り方に問題提起する。

メインはジョーンズがウクライナで目にする現実で、雪と木々のコントラスト
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ある女優の不在(2018年製作の映画)

4.0

長回しが特徴的なロードムービー風の不思議な映画。様々なものを象徴していて、特にラストの車窓からの回しは印象的。これから先の道程が真っ直ぐではなく険しい道だが、真っ白に希望を持って進んでいく、ということ>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

もっと震災寄りの話かと思っていたらタイトル通り主役は浅田家で、家族のための映画だった。
こんな家族は理想だなと思う。
お兄ちゃんとは衝突しそうでしない、程よい距離感がリアルで良い。父と母は言うまでもな
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.0

予告を見て想像していたものと全然違っていた!けど、感想としては面白かった。
ジャンルが「MIX」と言われているだけあってホラー要素あり未知の文化を知るドキュメンタリーっぽくもあり。なんとなく感じるタラ
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