鯖さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

貧困と聞いて私が一番に思い出す映画は『東京難民』。

観終わった心にズーンと残った何ともいえない悲しさ、やるせなさ、重苦しいあの感じがトラウマ一歩手前までいってる。

なぜこの映画の名前を挙げたか、特
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

4.0

【No.196】

映画が表現できるものの幅はこんなにも広いぞと教えてくれた作品。

文学作品を映像化したものなので
基本は原作に忠実な設定。

二階堂ふみのビジュアルが素晴らしい…
どんな姿を見ても
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羊の木(2018年製作の映画)

3.0

更正した人間と接する錦戸のぎこちなさがリアルだなぁ。どんな事情があろうと犯罪をおかした人って目で実際見ちゃうし一線引いちゃうよね…床屋のシーンが良かった。話全体については正直よく分からなかった。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

なつめが視覚を失う瞬間の映像が巧み。事件に遭遇するときも犯人に追われる時も、たびたび観るなつめと同じ視界が怖くて入り込んだ。スリルが何倍も伝わる演出だった。視覚を失った元警官のなつめが一度は挫折するも>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

レンタル期間中に頑張って3回観たほど、劇中での世界が忘れられなくて。私個人は高校という狭い箱の中で居場所を見つけて存分に楽しめた生徒だったけど、あの3年間に知った自分の未熟さゆえの苦しさもどかしさを思>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

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信じてやりたいって気持ちは「信じられるのか?」と疑う不安要素があってこそ沸き上がるのかも

ピンポン(2002年製作の映画)

3.7

夏木マリ最強~!こんなにダイナミックな世界が広がっている映画だとは知らなんだ。立ち上がるには物凄いエネルギーがいるけど、頑張ってアクセル全開にしてスピードに乗ってしまってからは物凄く気持ちがいいと思う>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

5.0

さいっこうだった。鑑賞直後にはとても言葉がまとまらず結局レビュー出来ずじまいになっていたけど今書けることだけでも加筆しておこう。共感か図星か、はたまた今後自分の身にも起こるんだという予測か何か分からな>>続きを読む

不能犯(2018年製作の映画)

3.5

エンターテイメントだなって感じ

結末に期待しすぎた

芦名星に助演女優賞あげてほしい
芦名星いなかったら星3

予告編は主題歌でかなり盛り上げてると思う

続々と起こる不能犯に食らいつく多田っていう
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.0

待ち合わせまでに時間があったので丁度いい尺の作品を探してたどり着いた。

配役がとても良かった。

この人たちだから生まれる役の厚みがあって、特別な台詞や事情がなくても人間模様をほのぼのクスッと観られ
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尾崎豊を探して(2019年製作の映画)

4.0

リアルタイムで尾崎の姿を見た記憶がない私には難解な部分が多かった。

物心ついてから何度も目にした"音楽番組でフィーチャーされる尾崎"とはまた違う、より素の部分が映っているように感じたけれど長年のファ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を読まないまま映画を観ました。

最初はアキラが何でいきなり店長を好きになるのか...漫画だからありえる設定かなぁ

と思っていたのが

アキラに移入できるような理由が!分かったときはぐっと来まし
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