AKさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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レベッカ(1940年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「結婚先の屋敷に前妻の影が強く残る!なぜ?」みたいなあらすじだったけど、前妻に囚われていたのはダンバース夫人だけだったから、少し拍子抜けした。
あらすじにミスリードされた感はあるけど、レベッカの死の真
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.0

女性が消えるというあらすじからは想像もつかない、突拍子もないような展開になる。イギリス人、ドイツ人、イタリア人など様々な人種が登場する中で、国籍が物凄く強調され、人物のパーソナリティにも影響を与えてい>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.5

前半は恋愛映画(不穏な雰囲気は漂っているけど)、後半はパニック映画。鳥が敵だから全く怖くなく、個人的には少し笑えた。虫だったら大分怖かったかもしれない。
全編緊張感が張り詰めているから、ちょっとした緩
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.5

ヒッチコック作品は有名どころを4〜5作品しか見てないけど、一番好きな作品になりそう。
サスペンスとして面白いのはもちろんだけど、随所に笑える部分もあったのが良かった。テニス場でブルーノがガイをじっと凝
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ロープ(1948年製作の映画)

3.5

ともすればコメディになるような殺人犯の動悸だけど、実話を元にした作品というのだから恐ろしい。

ワンカット風で会話中心の映画だけど、登場人物の関係性が徐々に分かっていく面白さと、殺人がバレるのではとい
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

実話かと思いきや完全なるフィクション。

サバイバルシーンと脱出シーンがリアリティ(?)あって良い。
帰還後のトムハンクスの演技は圧巻だった。
救いがあるラストで良かった。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

思っていたよりは素直な映画。
アリシアヴィキャンデルが可愛かった。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

4.0

ドゥニ監督っぽい作品で好きだった。
逆差別の主張はマクロ的には馬鹿らしいものだけど、ボーダーラインにいる人たちには少し同情する。

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

復讐映画だと思ってみていたら思いの外コメディ。最初から分かってたら楽しみ方が変わったかもしれない。ホテル従業員に対するギャングの脅し文句が「レビューがどうなるか分かってるんだろうな😠」だったり、チンコ>>続きを読む

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画のテーマが何なのかは分からなかったけど、ジョンタトゥーロのコメディスタイルな演技が面白くてずっと観てられる。
蚊を潰すシーンと壁紙を貼り直すシーンが印象に残る。

このブログの見方は参考になっ
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ポエトリー アグネスの詩(うた)(2010年製作の映画)

3.0

おばあさんの置かれている環境もひどいけど、何より映画に出てくる人がひどい人ばっか。
なぜこのテーマで詩が関わってくるのかはよく分からなかった。

元になった事件を調べてみたら、映画より数倍酷くて心が抉
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ベティの小さな秘密(2006年製作の映画)

4.0

少女がほんの少し大人になる話。自分のことを"ちゃん付け"で呼ぶような少女の一人称が"私"へと変わるような、少しだけ成長する物語だから本当にかわいらしい。
女の子に初めて好きな人ができる部分ももちろん成
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長回しやラストシーンなどに加えて、ストーリーもどことなくスコセッシぽい。
主人公家族のその後と、主人公が破滅するところまで見たかった。

おいしい生活(2000年製作の映画)

3.5

設定だけ聞いたら韓国映画の「エクストリームジョブ」を想起する。銀行強盗する目的は早々に退場するから、そんなに共通点は感じなかったけど。

クッキーより、ウッディアレンが惚れるほどの肉団子入り🍝が食べて
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.0

思った以上のドタバタコメディ。
知らなければコーエン兄弟の映画だとは思わない。
ニコラスケイジがいるだけでB級感がでるのはなぜだろう?🤔

バーバー(2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は流れに任せて無難な人生を歩んできたけど、そのことを少し後悔している。
この後悔が怪しい事業への出資に主人公を駆り立てるが、次々と生じる問題に対して主人公は何もできない。事業パートナーと妻を失い
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.0

家庭環境が酷い。あの環境で育てば、主人公がちょっと優しくされたらすぐ好きになっちゃうことも無理ない気がする。母親役の人が良かった。

アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

4.0

「bottle rocket(ロケット花火)」という原題からなぜこうなったのかよく分からない。モーテル要素は中盤以降全くないのに。
ラブありの友情ドタバタコメディ。オーウェンウィルソンのプライド高いキ
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さよなら、さよならハリウッド(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分本位で情緒不安定な主人公だけど、ウディアレンが演じるとかわいおもしろく見えるから不思議。

息子や前妻との和解が上手くいきすぎて予定調和感が拭えなかった。

目が見えない状態で撮った映画がフランス
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供時代‥戻りたい瞬間はあるけどもう一度繰り返すとなるとめんどくさくて嫌だな。そういう意味ではガールフレンドの選択には共感できた。
トムハンクスがハマり役でした。
監督が「レナードの朝」と同じ人だった
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ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【再鑑賞】
海洋冒険物だけど出てくる海洋生物の造形がみなカラフルでかわいい。
船長大好きなウィレムデフォーや見栄っぱりなビルマーレイの役柄が面白かった。

ジャガーシャークを見て船長が感極まるシーンは
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.5

【再鑑賞】
クズ親父が家族との繋がりを得ようとする中で、クズ親父から良い父親になろうと決意し、それぞれが抱えている問題を解決するお話。登場人物が多い分それぞれの転換の契機は割と薄っぺらい。

ロイヤル
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.5

3兄弟のキャラクターが最後まで掴みどころがない感じで終わった。
ビジネスマン役のビル・マーレイなど小ネタ部分が面白かった。

メリンダとメリンダ(2004年製作の映画)

4.0

一つの作品で二つのウディアレンらしいストーリーを楽しめて、ウディアレン好きにはおすすめ。
ただ、それぞれのストーリーはウディアレン作品の最大公約数的なものだから、好みでない人には薄っぺらく感じてつまら
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オールド・ドッグ(2009年製作の映画)

3.0

ロビンウィリアムズ目当てで観たけど内容は微妙だった。

28日後...(2002年製作の映画)

4.5

ゾンビ映画の中では一番好き。
斜めアングルや覗き込むようなアングルが多くてずっと不穏な雰囲気が流れている。
走るゾンビであったりカメラワークであったり全体的に疾走感があった。
途中のロードムービー的な
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

5.0

絶対に字幕で観るべき映画。犬(英語)と人間(日本語)が喋っている言語が違うことがこの映画の肝だと感じた。
日本人は人間が喋っていることや活字の意味を理解できてしまうから全ての情報を追おうするとキャパオ
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バイス(2018年製作の映画)

3.5

エンドクレジット後の小劇じゃないけど、あまりに一方的な描き方で一種の陰謀論のように感じた。これをそのまま信じることは危険だと思う。
ひとりの政治家の成り上がり劇としてはそこそこに面白かった。

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

1.5

青春系邦画あるあるを詰め込んだような映画。主要登場人物には誰にも感情移入できない。普段静かなくせに高ぶるといきなり怒鳴り出す主人公にイライラする。