aaaakikoさんの映画レビュー・感想・評価

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きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

3.8

大好きなソレンティーノの作品、これもやっぱり素敵でした。彼がアメリカを撮るとこうなるのね。
ショーン・ペンすごい。もう本当美しく見えました。昔いろいろあったんでしょうね…的な老ロックミュージシャン。ほ
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.8

こういう題材のこういう映画もあるんだなあと、そればかり感心して見てました。
考えてみればいちばん大切な職業なのになあ。なんで映画にならんかったんだろ。
畑の肥やしにもなるし、昔は重宝がられてたのかと思
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イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

-

人は浮気するものです。イタリア人は特に。
という映画でしたかね。
あの素敵な美中年マストロヤンニが、この映画では髪型のせいか役柄のせいか、浅薄でスケベな中年ジジイに見えた!
妻が不倫すると夫の家柄に傷
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チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

4.1

古本とアン・バンクロフトが好きなわたしにはたまらない、名言だらけの素敵な素敵な作品でした!
これまでこの作品をレビューしてくださった皆さまありがとうございました。
この映画に出会わせていただきありがと
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黒いオルフェ(1959年製作の映画)

3.6

ギリシャ神話『オルフェ』がオール黒人キャストによって現代によみがえった!とのことだけど、
サンバ映画だった!
リオのカーニバル映画。
当日に向かう高揚感がすごい。
最後の方こっちも軽いトランス状態にな
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黒水仙(1946年製作の映画)

3.8

「信仰と愛、そして肉欲という永遠のテーマを据えて切なく描く」とかジャケットに書かれてたけど全然違うじゃん。肉欲って…そりゃそういうのに結びつくのかもしれないが、そんなもんじゃない、そんな尼ものポルノみ>>続きを読む

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

-

目も見えない耳も聞こえなくなる…想像を絶するし、もう気の毒としか思えない、何かわたしにできることなんか…ないよな…と、わたしのような他人でも苦しくなるのに、そん息子をそばで見てるしかない母のつらさはど>>続きを読む

プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

-

まあたぶん皆さん共通の感想だと思いますけど、これよりサイテーな映画はたくさんあるし、これよりつまらない映画はたくさんあると思います。
酒飲んでたけど(ごめんなさい)それなりに楽しく見ました。つい笑って
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水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.6

上に↑書いてあるあらすじを読むとそうなんですけど、実際見ると違うよ〜という印象。
説明がないから、どうなるのって目が離せませんでした。
ラスト5分ぐらいでダダダっとおもしろかった…それ以外はヨットの上
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シャロン・ストーン in シークレット・スパイ(2004年製作の映画)

3.4

東西冷戦時代、イギリス人ロシアスパイの実話をもとにしていて、シャロン・ストーンはスパイだったのではないかと疑われる男の妻を演じています。

もとが実話のため、特に派手なことが起きるわけではなく、だらだ
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

3.8

自分は一人娘だったはずが、ある日両親が事故で死んだら6歳の弟がいました。
これ日本だったらどうなるんだろ?本作では姉が面倒見ろよ、という話になるんですが。
まあたぶん生意気な弟がいつか姉に懐き、姉も情
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カイロ・タイム 異邦人(2009年製作の映画)

3.7

ガザにいる夫に会いにカイロに来たジュリエット。国連職員である夫はなかなか会いに来られず、夫の部下であるタレクに現地を案内してもらうことに。

カイロの観光宣伝ビデオか、というぐらい街並みが美しい。水タ
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ビキニの裸女(1952年製作の映画)

-

宝探しに夢を見る人なんて、こんな時代に本当にいたのですか。結局ジェラールに投資した人は失敗。投資は元本を保証するものではありません。かわいそうに。

ブリジット・バルドーって可愛すぎないのが良いんだよ
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.4

これ流行ったよな〜当時レンタルビデオ屋でこのジャケ写がずらーっと並んでてめちゃくちゃ怖かったの覚えてる!
ビビリのわたしは絶対ムリ!と思っていたけど見てみた!
怖くなかった!

そういや昔から、史上最
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ジェリーフィッシュ(2007年製作の映画)

3.5

不思議な話だった。水の中でふわふわ浮いてるみたいな…
なんか昨日いろいろしんどかったから、今日この映画見られて良かった、と思いました。なんか変に癒された。
泣けちゃった。
海から現れた子がめちゃくちゃ
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マンハッタン殺人ミステリー(1993年製作の映画)

4.0

ほんっと大好き。おもしろい!ウディ・アレンの中でいちばん好き!いまだにこれ以上の作品には出会えてない!
暴走奥さんダイアン・キートンに対し、ウディ・アレンがぼやきまくる喋りまくる様式美…。
「男が喋り
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世界のはしっこ、ちいさな教室(2021年製作の映画)

-

世界の僻地の小学校で教えている3人の先生のドキュメンタリー。
ブルキナファソの小さな村では新任の先生が50人の生徒を受け持つ。
シベリアの遊牧民エヴァンキ族の先生は、遊牧民のための移動式の学校を作って
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.7

現代の大人のファンタジーでした。
「むかしむかし、人間が金属の翼で大空を駆け巡り、手に持ったガラスの板で恋の歌を聴いていた頃…」で始まる。
《物語論》の研究者のもとにビンの中から魔人が、なんて素敵な設
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.8

わたくし個人的選定ベストカップル

圧倒的第1位ロッキーとエイドリアン
第2位ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ
第3位『野郎どもと女たち』のスカイとサラ
そして第4位は『スピード』のキア
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.8

おもしろかった〜。
やはり名作と呼ばれる作品ははずれなしですね(そーでないのもあるけど)。
こういうのってラストの着地難しいと思うんですけどこれはこれでというか、65年の作品だもんな〜。
ローレンス・
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

3.7

うーん、よかったなあ。これぞ映画って感じしますなあ。
なんかその、少なくとも万人を確実に楽しませようとはしてくるハリウッド映画が週刊少年ジャンプだとしたら、これは漫画アクションとか月刊アフタヌーンとか
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.5

ハロルドの自殺の真似ごとが毎回けっこう本格的でびっくりしました。

葵ちゃんはやらせてくれない(2021年製作の映画)

3.5

こないだ見たこの監督の普通の映画(ピンク映画じゃない映画)より良かった…というか役者さんが良かったです。
セリフはなんか恥ずかしい感じのが多かったですが、主演の女の子をはじめ役者が上手く演じていました
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ベロニカは死ぬことにした(2009年製作の映画)

3.5

まともって何?
すごい評価低いから期待してなかったせいか、けっこう良かったです。これは原作が素晴らしいんでしょうね。でもこういう、人の心の病気を扱う映画は大変難しいと思います。
このジャケ写のコピーが
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ガープの世界(1982年製作の映画)

4.0

デヴィッド・シャイアが音楽を手がけた映画その④。

まったく展開の予想がつかないストーリー。妙な生々しさがありつつ変にパワフルで前向きで、起きているのが悲劇なのか喜劇なのかわからない…のは、J・アーヴ
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さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

3.8

デヴィッド・シャイアが音楽を手がけた映画その③。

これは音楽が印象的でした。
オープニングのプワワ〜ンとした音楽からとっても素敵。
まあ確かにフィリップ・マーロウのイメージは違うかもしれないけど、見
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.8

主人公トニーの部屋には『ロッキー』のポスターがでかでかと貼ってある。
痣だらけのロッキーに恋人エイドリアンが寄り添っているポスター。
そのエイドリアン役のタリア・シャイアの当時の夫、デヴィッド・シャイ
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特攻サンダーボルト作戦(1976年製作の映画)

3.5

さて4月1日は桜木花道のお誕生日。
そして4月はタリア・シャイアの誕生月でありますので、彼女の元夫、デヴィッド・シャイアに関連する作品を見たいと思います。

タリアの元夫、デヴィッド・シャイアは音楽家
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蘭の女(1990年製作の映画)

3.4

キャリー・オーティスのイメージビデオinリオデジャネイロ feat.ミッキー・ローク。

もしくは「田舎娘が女たらしを紹介されましたがなぜか彼は手を触れません!」とかいうタイトルのラノベ。
キャリー・
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.0

貧しい村の、さらに貧しい2人。
でも貧しさってなんでしょ。わたしは小麦も作れないし、ロバの世話もできないし、タマゴも孵せないし家なんか絶対作れない!
邪魔もの扱いで結婚させられたヨウティエとクイインの
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.5

金持ち男にこだわりまくるローレン・バコールがクラブのママみたいでカッコイイ。
映画に出てくる女の人って、思慮深く頭が良い人はなんかみんな同じに見えるけど、アホで短絡的な女っていろいろな種類がいて楽しい
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ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.7

うぐぐ確かに憂鬱。
他人の話なのに我ごとのように重苦しくなってしまう。
再就職の難しさ、ローンの残る家、売買の決裂、息子の成績…、人生の憂鬱を煮詰めたような映画。
フィルマのあらすじ、ラスト付近まで書
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森崎書店の日々(2010年製作の映画)

3.5

イタリアの古本屋さんものを見たので日本のも。こちらは書店側のはなし。というより神田神保町のはなし。
古本屋さんの時間のように、ゆー〜っくりした映画でした。
それにしても古本屋さんで働けるなんて!
うら
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.7

古本屋好きとしては『チャーリング・クロス街84番地』以来の名作の予感。

「持ち主が変わり、新たな視線に触れるたび、本は力を得る」さっそく名言!
ただちょっと古いかなあという気がしました。今や、古書店
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チーム・ジンバブエのソムリエたち(2021年製作の映画)

3.5

経済が混迷するジンバブエから、南アフリカ共和国に逃れた4人のソムリエが、フランスのワインテイスティング大会にのぞむドキュメンタリー。
アル中のわたしはワインが美味そうだな〜とヨダレたらしながら見ました
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