越後屋さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

越後屋

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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

3.2

漸く観れた!

小豆の虞妃の美しい事、美しい事!!
ゾッとして目を奪われた!!

初観賞。
今観るとレスリー・チャンの人生が劇中の主人公、蝶衣と京劇の蝶衣演じる虞妃と物の見事に重なりなんとも言えない感
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.9

何度目の観賞だろう?
2016年、角川映画祭で更にベタ惚れした今作!
「カーテンコール」~幕まで涙腺弛みっぱなし!

特に今回「Woman」が聴かせる!良い残響!

終了時"昭夫"のラストと同化した!
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べらんめえ芸者と丁稚社長(1963年製作の映画)

3.7

これは面ろかった!辰兄ぃ追悼上映だが美空ひばり独壇場!が、周りの役者陣が彼女を引き立たせる!喜劇、コメディに視せた会社騒動を軸にした人情劇の秀作!役者陣の中でも木暮実千代の姐ママの良い女っぷりが目を惹>>続きを読む

少年探偵団 敵は原子潜航艇(1959年製作の映画)

2.5

話や創りはショボぃのに"やってる"事は国際問題、第三次世界大戦勃発レベルの二十面相!w
でも小学生女子誘拐するなど!w
その国際問題犯罪に小学生軍団が活躍すると云うなんともまぁ"胸踊る"苦笑劇だった!
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ハード・ナイト(2019年製作の映画)

2.9

『ハード・ナイト』
@ シネ・リーブル梅田、未体験ゾーンの映画たち2020観!
豪雨のクリスマスイヴの監察医院が舞台のハ~ドな当直ナイト!テンポもアクションも及第点(?)でサクサク、ストレス無く観れる
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ロバマン(2019年製作の映画)

-

『ロバマン』
@ シネ・リーブル梅田、未体験ゾーンの映画たち2020観…
えっ六十八分だったのこれ?
もぅぶっちゃけて言う!
よぅもこんな作品劇場で映けたな!未体験じゃ無かったら怒り狂ってたわ!(いや
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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

3.2

観賞前の知人との会話

「今『ジェイコブス・ラダー』(未体験)観てきた!」
「あぁ、あれリメイクでっしゃろ?」
「へぇそうなん?面ろかったよ!」
「…オチでっしゃろ?オリジナル観た時、をぃ!ってなった
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デビルズ・ソナタ(2018年製作の映画)

3.1

『デビルズ・ソナタ』
@ シネ・リーブル梅田、未体験ゾーンの映画たち2020観。
古風屋敷、美少女、音楽等、雰囲気上々王道ゴシックホラ~。音感に魅せられ憑りつかれた作曲家の旋律は戦慄を呼ぶ!物足りなさ
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リーディング・ハウス(2017年製作の映画)

3.0

『リーディングハウス』
@ シネ・リーブル梅田、未体験ゾーンの映画たち2020観!
昔はワタシもブィブィと…なおばさん方が男漁ってさぁ大変!な読書会が…
あの弐人組はなんやったんかい結局?だからあの胡
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丹下左膳(1958年製作の映画)

3.1

初観賞。
『左膳』シリ~ズにおいても初!
両御大は不在ながら東映豪華出演陣の時代劇娯楽大作!…だが果たして誰が「主題」の主役か?左膳の配置が薄すぎる。
おまけにこの時期の東映時代劇に観られる台詞の聴き
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沓掛時次郎 遊侠一匹(1966年製作の映画)

4.2

通じて初観賞!
「東映の客はアホばっかりやから…」の言質を裏切る、いやっ話自体は難しくなく寧ろ素直で解り易いが見事な展開!
人情任侠メロドラマ(?)時代劇の大秀作!
錦さんのヤクザな華麗では無い雑い殺
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忍者武芸帖 百地三太夫(1980年製作の映画)

3.0

初スクリ~ン!
弛い画と濃ぃ画の融合したこの時期東映往年エンタメ時代劇!
冒頭、いきなり『殺人拳』と同じ濃ぃ並びに「続き?」とw
"本格的"…では無いJAC主催の"広之アイドル青春"作品。
真田はん、
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殺人拳2(1974年製作の映画)

3.1

前作観てるはづだが殆ど忘れwが、単品でも問題なしっ!
道具は使わない文字通り"空手"の『M:i』!
まぢめに見えて流石この時期の東映、随所に笑いを放り込む"雑"さ!
どつきゃ目ん玉飛び出るw
新伍はん
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日本やくざ伝 総長への道(1971年製作の映画)

3.0

東映任侠物豪華出演陣の壱品。
惚れた男は堅物な任侠道真っ直ぐ愚直な男。
林彰太郎はんが妙に活躍!w
詰め込み過ぎて各々の描写が薄いが若山先生の立回りは壱味違うし松かっさんと遠藤辰雄はんがキュ~トw
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緋牡丹博徒 二代目襲名(1969年製作の映画)

2.9

話は任侠映画よく在る"三つ巴"の利権争い。
何が驚いたかと云うとこの時、藤純子はん劇中同で弐十参歳!どんだけの艶と眼力や!
健さん軽めだが締める処は締める!が…終盤の決斗場面、他が苦労してるのにえっら
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山口組外伝 九州進攻作戦(1974年製作の映画)

3.2

九州進攻の口実を創った壱チンピラの半生期。
寂しがり屋で女房、子分想いだが"親"の立場では手に余る。
我が兄弟分が渡世の道で昇って蔑ろにされてる肚での凶行か?ある意味"恋愛"物(任侠物はw)実録物だが
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.3

地方警察と極道、政治家の癒着と警察上層部との確執で果たしてどの組織が本当の悪なのかを刑事と極道の友情を超えた友(愛)情を社会性とも融合した娯楽傑作!
制作着手背景も凄い!流石東映!w中でも「取調室」「
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網走番外地 吹雪の斗争(1967年製作の映画)

2.6

DVD以来再観。
ほんとは過酷な網走刑務所。が、東映、石井輝男はんが描くとなんともまぁ愉しそうな寄せ場w
文ちゃんもその他扱い(東映初?)
何時もの如く脱獄からのウエスタン混じりの実は復讐劇だが弛ぅ~
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博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

4.0

任侠道に拘り続ける古風な俠逹を爺逹(壱人か?w)の狡い悪知恵画策の悲劇が襲う!
意固地なまでの義と筋。誰かが退いたなら…
黒い物も白いと云わねばならぬ俠界で身勝手な程の想う気持ちが先走り血の終幕へ突き
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忍法忠臣蔵(1965年製作の映画)

3.2

初観賞!
山風原作は既読。
お馴染み(?)赤穂浪士の討ち入りを主軸にその浪士を"殺"か"堕"の思惑入り乱れの群像時代劇!
意外や意外結構本格的!w
忠義の志しの陰に憐れなる人々の動向。討ち入り脱落者は
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怪談蛇女(1968年製作の映画)

2.9

餓鬼自分観てたらこれでも夜トイレ逝けなくなる位なw
蛇の縁も弱い?
"ヒュ~…ドロドロドロ…"の音に合わせ浮かび上がる親子…
"ヒュ~"の音って効果音じゃなく息が…
旦那の鬼畜所行より代わって息子役の
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喜劇 トルコ風呂王将戦(1971年製作の映画)

3.4

通じて初観賞。
題名の○○○って知ってるんかな今の若いお人?w
『…王将戦』云うから将棋でも刺るんかなぁと思うたわ。
新伍を主体に吉本芸人さんまんまで繰り広げる喜劇(?)文ちゃんまぢめが勿体無ぃ。
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資金源強奪(1975年製作の映画)

4.1

劇場初観賞!
"ふかさくきんじ"監督節炸裂!
現金"五億円"(ほんまは参億ちょいw)参つ巴争奪戦!
欣也はんってやっぱりギラついててもなぁんか品在るわ。
絶対仲間にしたく無い拓ぼんと室田のおっさん!w
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直撃地獄拳 大逆転(1974年製作の映画)

3.3

同時上映の『不良番長』がまだまぢめに映ってる!と感じる程もぅ御馬鹿作品!(褒…壱応w)
意外や今回実写御馬鹿な『ルパン三世』と。
中島ゆたかはん不二子やし…でも五ェ門が居ねぇや。郷はん?w
まぁ何が地
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不良番長 一網打尽(1972年製作の映画)

3.1

以前は"東映東京"のこの手は苦手だったが歳喰ってこの手の愉しみ方が解った様な気がした今回観賞だった。
辰兄ぃはノボせながらも意外とまぢめ(?)に演ってるが新伍はもぅ全編ノボせ!w計算付くかアドリヴかな
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ポルノ時代劇 忘八武士道(1973年製作の映画)

3.5

初観!ポルノと聴いてたがどっこいOPからダ~クな丹波のおっさんの見事な立ち回り!
全編おっぱい、おっぱい画ながら意外と重厚な時代劇の装いにエロもだが妙に魅入る!
ボカシでない(壱箇所在ったが)隠す職人
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トラック野郎 度胸一番星(1977年製作の映画)

3.2

この手の作品では珍しく…成就するがそこはやっぱり"この手"!
初観時は「…えっ?!」とビックリしたw
千葉ちゃんジョーズ軍団の魅せ場ってこんだけやった?
シリ~ズ通して東映らしいお馬鹿ユルユルは健在!
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東京=ソウル=バンコック 実録麻薬地帯(1973年製作の映画)

2.7

今作も初観賞!
千葉ちゃんが妹の敵討ちに"世界"を相手に闘う!
国際色豊だがこれ国内でセット組で撮影してる?と勘ぐる程(ホントはどうなの?w)東映色w
松かっさん顔黒っ!
金子信雄は珍しくシャンと…思
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狂った野獣(1976年製作の映画)

4.6

待望の初観賞!
強盗弐人が逃亡し乗り込んだ黒会社のバスには狂犬渡瀬が居た!
上映有ると判り楽しみにしていた今作…自身のオールタイムベストを揺るがし兼ねない大ケッサク!
…症候群もなんのその!壱癖弐曲の
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仁義の墓場(1975年製作の映画)

3.6

劇場初観賞!
戦後の伝説のやくざ"石川力夫"の記録。
『仁義なき…』が『仁義あり…』に視える破滅道を突き進む凶暴で狂暴な暴力やくざ映画の力作!
渡哲也の可愛い面立ちが次第に幽鬼の如く変わり果てる描写に
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.9

実質は『頂上作戦』で終了していたが今作にて実録作品最高峰シリ~ズの最終、完結!
やはり欣也が演て来ると恋模様も絡み文ちゃんが脇に置かれる感じでこの世界を創り上げた功労者が劇中同様世代交代する描写に壱抹
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.8

壱応のシリ~ズ終焉演作。
壱作目同様若いもんに光を当て直した今作だが狂い感はドッコイだがちと貫目不足?社会情勢の波に呑まれた情勢。
主格は狂言廻しで躍動感は抑え気味。何気に「仁義なきBL的」作品。
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.8

壱番面ろいんは壱作目で壱番好っきな作品がこれ!
広能達も中堅幹部に成り上がり身体を使った"アクション"は恒さん達"若手"に任せ政治的策謀に廻る群像、群衆劇邦画傑作の壱品!
暑苦しい邦画オ~ルスタ~の顔
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.0

シリーズ随壱異色作!
脂ぎってはいるが欣也の扱いは上品!鉄砲玉の悲哀と幹部の非情の対比。かたや狂犬千葉ちゃんの下品でかっちょ悪いかっちょ良さ!玉掻き掻く狂気な野望!w
改めて三樹夫の凛とした魅力を実感
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

約壱年ぶり同劇場再観!
昔から幾度と観たが"山守組"発足初期面子面々が殆どリアルに鬼籍に入り画で揃った時を観た時思わず涙ぐんだ…何度観ても面ろい!
濃い顔面と台詞廻しを大画面で観て聴くだけで大満足!
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人斬り与太 狂犬三兄弟(1972年製作の映画)

3.1

劇場初観賞。
狂犬だがそれは他人にどぅ表現したらいいのか判らない不器用で可哀想な弱い男達の姿。
優しさを暴力でしか表せない兄貴分をそれでも慕う義兄弟弐人。
三兄弟の思惑はすれ違い組織に翻弄され末路を辿
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