AYHさんの映画レビュー・感想・評価

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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

2023年映画始めの1作!レビュー書き忘れてた。やっぱデイミアンチャゼル大好きなんだよな〜〜〜。一生着いていきます。彼の映画に対する狂気とも言える愛情に私はいつも励まされる。賞レース関係なく好きなもの>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

#notmyarielのムーブメントとか賛否両論あったけど、ベイリーのPart of your worldを聴いて『ああ、これはアリエルだね。肌の色とか関係ないわ』となりました。あの歌声があれば、白人>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.8

思い出がありすぎて見返せない、と言ったら大袈裟かもしれないけれど、そんな風に感じる唯一の映画。

Filmarksのベストムービーを見てもらえばお分かりの通り、映画にはリアリティを求めるビターエンド好
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ダメージ(1992年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『数年後、彼女を見かけた。普通の女だった。』
ファムファタルってそういうものかもしれないね。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

色んな意味で一生忘れることができないであろう特別な映画体験になった。多大なる愛をもってこの映画を作り上げてくれたトムクルーズ、全てのキャスト、スタッフの皆様に心から感謝の意を表したい🙏こんなにも『最高>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

人を愛するって極論、その人が殺人/それに準ずるインモラルなことをしても変わらない愛情があることをいうのかな。やたらキャッチーなNever give upのTシャツが気になった。アレクシアの褐色の肌に映>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

4.7

初めて観たのは20歳になったばかりの頃だったかな〜。最初はあまり刺さらなくて、でも心には残っていて、数年後に改めて観たらこの映画の良さが沁み入るように分かった感じ。まず冒頭のバカンスのシーンが大好き。>>続きを読む

僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)

-

この映画、中学3年生の終わり頃に親友と観に行ったな。懐かしい。でも原作があまり尊重されてなくて悲しくなった記憶がある。合唱コンクールのシーンとか漫画にないし、矢野が七美にプレゼントするリングもデザイン>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.0

ぴえん🥺みたいなウルウルした目の表現が可愛い!20年前(2002年)が舞台のお話だけど、Y2Kブームが到来しているからか今っぽさを感じるという不思議な現象。お父さんが料理してたり、生理の話がナチュラル>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.5

この世は諸行無常だと思っているから、ハッピーエンドの映画をどうにも信じきれない節がある。でも年齢を重ねて、永遠の恋が続くファンタジーを見せてくれるこの映画の良さを改めて噛み締めてる。ハンスジマーのYo>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.5

リリーフランキーの『童貞がこのオフィスで働いているのが嫌なんだよ、俺がね』と、麻生久美子の『神聖かまってちゃんYouTubeでちゃんと見るから〜😭B'zとかもう聞かないからあ〜😭』で笑った。私も麻生久>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

3年ぐらいずっと楽しみにしてて、ここ数日もグランドブダペストホテルを何度も見返して、ものすごい期待値爆上げして公開初日に観に行った結果、なんとも消化不良な感じが否めず...。物語に抑揚がなくていまいち>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.7

2017年1月上旬、寒くて行き場がない日にふらっとレイトショーで観た映画。観るたびにあの日の空気感や、広いシアターに数人しか座ってなくて心許ない気持ちになったことをまざまざと思い出す。この世で一番大切>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

お母さんに塗ってもらったマニキュアが段々剥がれていくことで時間の経過を表していたのが印象的。しばらくはスーパーマーケットやコンビニでアポロチョコを見つけると、この映画のことを思い出してた。柳楽くんの演>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしてこんなに下品な話になってしまったのか...。雨宮まみさんが生きていたら、この映画をどう見たんだろう。おかざき真里さんも、丁寧な作画であんなにも繊細な漫画にしてくれたのに。この映画にOKを出した>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.8

私は筋金入りのディズニーチャンネル出身アメリカかぶれだけど、最近は10代の頃に夢中で見たようなギラギラしたラブコメが気分じゃないなと思う時があり。逆に、昔観たときは目が滑って圧倒されるばかりだった今作>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.8

パーフェクトブルーの次に大好きなホラー映画。
ダコタハウスの外観やインテリア、画面に見切れるちょっとした食器や鏡台に並べられた化粧品、クラシカルなファッション、異臭を放つお守りのネックレス、美味しそう
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

"Secrets are like margarine — easy to spread, bad for the heart."
『秘密はマーガリンのようなもの。拡がりやすく、心臓に悪い。』

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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

2022年の映画始めはこれって年末から決めてた!私はわりと我慢できずにネタバレ解説とか読んでしまう愚かなタイプなんだけど、今回は珍しく前情報一切なしで鑑賞したので、それが功を奏したっぽい。こんなにホラ>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

今っぽい映画だなーという印象。ギャグとシリアスのバランスについていけなかった気もする。まあ、私はロン毛ティミ〜が見れただけで満足ですが🥺彗星が落ちてくる!って大騒ぎしてる中で『スーパーボウルはどうなる>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.7

もう年が明けてしまったけど、2021年の映画納めはこちらでした。去年はわりと鬱々とした映画を観ることが多くて(私的2021ベストはスワロウ🤔)それはそれで自分の気分にも合っていて良かったんだけど、久し>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

Another day of sunの『勇気が狂気かこれから分かる』という歌詞を聴くたびにグッとくる。夢を見るということは『叶ったときの幸せ』と同じだけ『叶わなかった時の地獄』を引き受けるってことだか>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.4

新音ちゃん目当てで観たけど、俳優陣が豪華で見応えあった。ちーちゃんのお友達が『林さんが描いてるのは外国人の男の子です。エド...』と詰まったとき、被せるように早口で『エドワードファーロング』と助け舟を>>続きを読む

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.8

これ11歳の時に映画館で観たはず。おぼろげな記憶によると幼馴染の男の子と行ったはず。でも最近本人に聞いたら全く覚えてないと言うので、あれは夢だったのか?とキツネに包まれたような気持ちになった。確かに一>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

通っていた中学校の図書室の、確か左から3番目の棚が『どの本を選んでも絶対当たり』みたいなラインナップで、そこにあった本のひとつがこの『かもめ食堂』だった。劇的に面白い、というわけではないのに、じんわり>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

5.0

好きな映画は何ですか?と聞かれたら、ひとつに絞れないけどって前置きしながら、ブルーバレンタイン、ララランド、シェルブールの雨傘と答える。決してハッピーエンドが嫌いなわけではない。ただ、最近気付いたけど>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしで観に行ったので、まさか主人公が死ぬと思っていなくて衝撃だった。しかも死に方が『やっぱり男には力で敵いませんでした』っていう...。2人の死を以ってしか復讐が果たされないのが辛すぎる。てか『>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

去年1〜2回目の緊急事態宣言が出た後はしばらく映画館へ行くのを辞めていたんだけど、解除されたタイミングで観に行ったのがこのブックスマート。久しぶりの映画館がもう嬉しくて嬉しくて、普段は買わないパンフレ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ボロボロに傷ついた人を目の前にして、他人ができる唯一の手助けは『感情の共有』だけなのかもしれない。号泣するダニーにホルガの村人が寄り添い共鳴するシーンを見て、私も理由なく涙が止まらなくなるような鬱状態>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

この映画を観て胸がぎゅーっとなったら、まだティーンエイジャーの気持ちを忘れてないってことなのかも。ブレックファストクラブの"When you grow up, your heart dies"を思い出>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

-

いつだったか金曜ロードショーで放映されたときにTwitterで賛否両論が巻き起こっていたのを見て、内容が気になって鑑賞。最初から最後まで肌に合わなかったのでスコアはつけない。思うところは沢山あるけど、>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.8

この映画の青の使い方が好き。DVDのジャケット、サマーが着てるドレス、浮かれたトムが踊りながら街を練り歩く時のバックダンサーの衣装や、アニメーションの小鳥など。
『おうちデートにおすすめ♡』的な感じで
>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.3

ホラー、サスペンス、タイムリープ、ロマンス、コメディ... 色々な要素がバランス良く含まれていて、かつ最後はスッキリ終わるので、まだそんなに知らない相手と初めてのデートで観に行くのに丁度良さそうって思>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

世界がコロナでざわつく直前の2020年1月末に映画館で鑑賞。完璧なエンターテイメントと社会風刺のバランスがすごいよね。もうこんなの星5つけるしかないでしょ...ってぐらい過不足なく最高で、素晴らしい作>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.9

レビュー書くの忘れてた。これは確か5月ぐらいに見たのかな?ポスタービジュアルからして絶対にタイプの映画だ!と喜び勇んで観に行ったものの、全然ハマれなくてチーン...って感じだった。期待値が高かったのも>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

戦争の物語だけど、改めて家父長制について考えさせられた。嫁いだその日から一家の家事の全てを背負わされ、ストレスで10円ハゲができる始末なのに、本人も周りも『これが当たり前』『大したことない』という空気>>続きを読む

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