テーマもエピソードもSF映画としてはありきたりで、予想どおりの展開で進む。定番要素詰め込みすぎなので、よけいに既視感が増す。
まぁ、大きなテーマは暴走する権力&抵抗と家族愛ですよね。疑似家族、異種家族>>続きを読む
思わず「殺ってしまえ!」と思うほど感情移入してしまった。
頭脳明晰であっても人間性は未熟な子供に同化してしまったということなので反省。理性で思いとどまった母親の勝ち。
救いのあるラストではあるが、賢い>>続きを読む
このシーンは○○の元ネタだ、この展開は○○の元ネタだ、と思える箇所が散見され楽しかった。
ストーリー展開や、感情を煽るイベントなど、うまく計算されている。
ただ、時代背景や人間関係をよく理解できないの>>続きを読む
ホラーは好きじゃないけど評判なので観た。
ぎゃっ! うげっ! と恐怖を感じていたけど、少年少女が思春期の困難に立ち向かう姿と呼応しているのだなと気づき、ということはこれは現実なのか、それとも観念的なも>>続きを読む
安心して感動できる。
シナリオは教科書的。
演出は抑え気味。
日本映画ならもっと病気を前面に押し出してお涙ちょうだいにしそう。
まぁ、ファミレスのオムライスぐらいに、ちょうど良い感じ。
う~む、どうなんでしょうか。
なんか気持ち悪い。
男目線の百合なのでは。
ドキドキもドロドロも芯を喰ってなさそう。
おっさんが夢想した青春の1ページという感じ。
演者はみんな良かった。
人間のミニチュア化で思い出すのは1/8計画だけど、こっちは1/14。
人間を省エネ化して人類を長持ちさせようという発想は同じ。
お金かからなくて良いなぁと思ったけど、小さくなっても働かないといけないの>>続きを読む
よくできてるけど新鮮味はないなぁ。
クリーチャーの造形も出現演出もエイリアンに劣る。
使命感や家族愛と命を引き替えにするというのも定番。
なにより、エンドロールが10分前後あるから、最後に何かあると思>>続きを読む
自意識が芽生えたロボットの反乱。
それを制圧する人、利用する人、心を寄せる人などの人間模様。
さて心とは何だ?
よくあるテーマ。
しかし終盤で予想を裏切る展開。
かなり無理があるけどエンタメとしては>>続きを読む
やばい。
さっぱりわからない。
原題はロシア語でBumazhnyy Soldat。英語に直訳すればPaper Soldier。紙のように使い捨てられた兵士? たぶん宇宙飛行士のことかな。邦題では医者が>>続きを読む
恋愛要素を入れたのに自分ひとりで空回り。それもけっこう中途半端で、最終的には、そんな自分が好きだったんだという良くある気づきが、大きなきっかけもなく目覚めるとは安易ですね。
ドラマのロストエデンが面白いので(まだ途中だけど)初めて映画を見た。
数ある中からこれを選んだのは土屋太鳳と森川葵が理由だけど、佐久間由衣(=助川時子)が出てたのでお得感倍増。
でも人力で物理的に殺す>>続きを読む
フェチも少年の性欲もわかるし、途中まではいろいろ共感する部分もあったのに、最終的にはなぜか気分が悪い。
このテーマなら登場人物は幸せになってほしかった。
良くできてはいるけど、いかにもありそうな話で、飛び抜けて面白いところはない。
ハッピーエンドだけど、『卒業』同様の似非ハッピーエンドのような気もする。
セックス、出産、結婚、離婚などの“行動”はお手軽だけど、初恋のような“気持ち”は引きずるというのはわからなくもない。
性愛を意>>続きを読む
ストーリーは明快だけど、そこにどんな意味があるのかわからない。
心地良い散文詩を読んだような気分。
新たな証言で人物像が徐々に明らかになる構成は面白い。
かといって隠された真実が明らかになるというほど>>続きを読む
アーティストVS詐欺師。
女VS男。
愛嬌のある男にも思えるが結局はクズである。
現代のヒッピー的な生き方。
チョムスキーやエスペラント語など深掘りすれば面白そうな要素満載だけど、そこまで興味は持てなかった。
子供を教育するのは親の責任だけど、子供をコントロールするのは親の傲慢。>>続きを読む
波瑠と倉科カナがえろいという情報のみで観た。
ダメ男のコメディーかな思ってたら中盤でヘビーな展開になって驚き。
マリア(様)を助けることでトラウマが溶け始め、母の危機に際して無意識にうちにトラウマを完>>続きを読む
素晴らしい。
限られた状況で飽きないようにイベントが発生する。
ご都合主義の展開は少なめ。
最期は大騒ぎにならずにほのぼのとした笑い。
どこの国でもマスコミや権力者はクズであり、現場には熱血漢がいる。>>続きを読む
実話を元にしたと公式サイトにあるが、登場人物やエピソードが一対一で対応しているわけではなく、様々な断片を元にしてストーリーを組み立てたようだ。
社会主義国家・旧東ドイツ。
自由の象徴であるブレイクダン>>続きを読む
ジャン・レノかっこいいけど、役柄ちょっと平凡。ジャン・レノの魅力に頼りすぎ。
パズルを埋めるようにエピソードを重ね、そこに必要な登場人物を配置し、流れるような展開。意外性がなく退屈。
家族の思い出。
故郷の思い出。
政治がらみの苦い過去もちょっとだけ。
主軸は母親の料理。味は記憶を呼び起こす。
いくつかの恋物語がアクセント。
ほのぼのエッセイ的、ちょいコメディー的。
小さな事件がいろいろ起きるけど、何も変わらない。
でも実際には、いろいろ良い方向にちょっとだけ変わっている。
日常は続く。
ナチスの戦争犯罪。
といっても戦利品の略奪はナチスに限らず戦争の常。
もちろん日本も、ある場合は加害者であり、ある場合は被害者。
時が流れ、敗戦国の力が復活し、権利が回復してくると、戦利品の変換が求め>>続きを読む
とにかく胸くそ悪い後味。
逆に、ここから元気をもらう人が資本主義社会の勝者になるのだろう。
それに自分もハンバーガーとは縁遠いけど、たぶん同じようなシステムの中で消費者として恩恵を受けてるはず。
これ>>続きを読む
天才インド人がイギリスで差別された過去。
を描いたという意味では重要。
過去のこととすまされる話でもないしね。
でも映画としての面白みは少ない。
現実ベースだから派手な脚色はできないけどね。
何もする気にならない日曜の午後にぼんやりテレビを見て時間を潰して軽く笑って元気をちょっとだけチャージという感じ。
優柔不断で現実から目をそらすダメ男=ダメ息子。
そのダメ息子が、父親の最期にだけ孝行することで赦されるという寓話。
というと生ぬるく思えるけど、このような孝行を実際に行うことはダメ息子にとっては難しく>>続きを読む
子供向け絵本の実写化という感じ。
子供が見て楽しめればいいのでしょう。
でも隔離は仕方ないとしてもキュウリだけというのは可哀想。
陽気なバカSF。
細かいことを気にしなければ楽しめる。
でもさぁ、アダム可哀想だし、これから宇宙に行くということは他の惑星を滅ぼすということだぜ。
金融関係の難しい話をわかりやすく説明してくれるので、厳密ではないとしても仕組みはほぼ理解できた。
3つのグループがどう関係しているのか理解できずに最後は混乱したが、個別に交わることなく動いていたと解説>>続きを読む
悪い人が出てこないという点で少々面白みに欠けるけど、若者応援映画だからそれが正解。これを映画だからといって斜に構えて見るのは損。
この手の青春恋愛コメディーを素直に楽しめる年齢ではないけど、そこそこ面白かった。手を抜かずに丁寧に作っている。エンドロール最後を見落とさないように。