探偵おしりさんの映画レビュー・感想・評価

探偵おしり

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デッド・オア・リベンジ(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ナヨナヨ主人公の陰気な復讐劇


主人公のクリスと性格の悪いおじさんイリアのせいで、2人の可愛い女の子が死んじゃう物語。

そもそもアリシアとの不貞は秘密にすることにしていたのに、自分が責任から解放さ
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

伝説となった男の苦悩

ただただこの人スゲーというだけでは終わらない。彼や周りの人間の精神的な描写がしっかりと描かれている。

伝説と呼ばれた男ですら…戦争という極限状態を表した実在の人物を元にしたお
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

無音だからこその絶望と迫力

音を出したら怪物に襲われるという設定なので、BGM以外は基本的に無音、キャストは手話を用いて意思疎通を図る。

足音や衣擦れ、軋み、自然音だけが流れる中、不意に大きな音が
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21エモン&ドラえもん ようこそ!ホテルつづれ屋へ(2012年製作の映画)

3.8

お互いの夢と後継者問題

藤子F藤尾先生はやっぱり天才だなぁと思わせてくれる作品。

結構歳とってからの方が面白いかも。

ライバル店を潰す為に、後継者である息子のスペースパイロットになるという夢を後
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

命の価値とは真剣な生き方とは

銃の重さで溺れるというのがリアル。戦闘に参加することさえできない。溺死しても沈んでしまうので仲間達の盾になることもできない。リアル。

戦場という極限状態の中で、たった
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still dark(2019年製作の映画)

3.6

努力・ダチ公!!

調理シーンでは音が印象的に感じた。
これは盲目の主人公が感じている世界(視覚の分聴覚が発達している)を表していたり、
店長のサプライズ誕生日会での暗幕のシーンは主人公がいつも見てい
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ガブリエルの身体能力が疑問視されるコメントが散見されるけど、脳を共有してるから電気信号(パルス)とかで常人を超えるチカラを無理矢理発揮してるってことじゃないのかな??
そしたら、反動で色々カラダがぶっ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

狂気の中を生きる若者達

ベトナム戦争を描いた小説『フルメタルジャケット』をスタンリー・キューブリック監督が映像化した作品。

小説は全3部で構成されているが、この映画は1部と2.3部ミックスのような
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

歪んだ倫理観と歪な死生観が織りなす日常

ここまで魅力のないヒロインがいるだろうか。それが狙いなら私は完全に術中に嵌まってしまっている。だがしかし、嫌いなものは嫌いである。

女王に選ばれた時も保身の
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ドラえもん のび太の太陽王伝説(2000年製作の映画)

3.5

王道に熱くなれる少年達の成長

のび太と年端も変わらない王子様との交換生活。
王子という立場からか、当初は傲岸不遜な態度の彼だがのび太と仲間達と交流していくうちに、友達や周囲の人の大切さに気づいていく
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

悲しいまでに突き抜けた歪な愛のカタチ

ガリレオシリーズの最高傑作とも言える作品。
堤真一演じる石神は人生に絶望し、自ら命を断とうとしていたところを松雪泰子演じる花岡親子に救われる、といっても、花岡親
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

SF作品の王道

息が出来なくなるシーンが1番好きです。

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.3

個人的には最初の処刑シーンが稚拙過ぎてそこで受け入れられなくなってしまった。思ったより高評価が多いので続編出たら見るのありかもなーくらいは思う。

とりあえずビンタ事件は、ウィル擁護派です笑

CUBE(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

超科学的ノアの方舟

年齢、人種や職種に何ら共通点の無い人間達が集められて、罠が張り巡らされた箱の中から脱出する物語。
脱出の為に協力する場面はあっても、必ずしも一枚岩というわけにはいかない。
自分だ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

生きるって素晴らしい

ラストはあれで本当にカタルシスなのか?と少し疑問に思ってしまった。
彼が獄中で得た仲間意識はもちろん本物であることは疑う余地がないが、もし脱獄した責任を仲間達が問われたら?
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.5

ありきたりの怪奇の魅せ方に惹かれた

内容としては犯人や結末がある程度予想できるものであったが、ラストに至るまでの魅せ方が素晴らしく飽きずに最後まで見ることが出来た。
また、窪田正孝のクズ男の演技と窪
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.8

圧倒的爽快感!!

金曜ロードショーで放送される度に見てたなぁと懐かしくなる
笑いあり感動ありの名作です!

レインマン(1988年製作の映画)

4.2

兄弟愛と目指すべきカタチ

ダスティンホフマンの名演に心奪われる名作。実際に彼の様な方を目の前にした時に、色眼鏡や損得勘定無しに接することが自身に出来るだろうかと考えさせられた。
人類皆平等とは口では
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ボルケーノ(1997年製作の映画)

3.8

未曾有の大災害に立ち向かう漢気

とりあえず溶けます。職務を全うし、自身の身を顧みない姿勢カッコよかったです。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

"悪意"とは何か"人間らしさ"とは何か
悪意の体現者として描かれている主人公が、真人間へと強制的に変えさせられていく。そのプログラムはとても非人道的なものであるとともに、真人間=人間性の喪失ともとれる
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