やったさんの映画レビュー・感想・評価

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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.3

どこかくたびれた2人が段々香水のように混じり合って良い香りになっていく話。
芝刈り文化のある欧米では芝の香りを感じながら鑑賞できていただろうなぁと少し羨ましく思ったり。
私が思い出したのは初夏の草むし
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

よく分からなかった人は、
シャロンテートとチャールズマンソンのwikiを読んでみてください。
とにかく主役2人の演技が圧巻。
あと世界一アロハが似合うのはブラピ。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

人生というもの、これから、10年後。
漠然とした不安と他人には言えない地獄、絶望感をどこかに抱えながらなんとか暮らしている毎日。
どこへ行っても心の底の方で感じる孤独と疎外感。人より明るいのは、人より
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

美しい映像と豪華すぎるキャストや演出のサプライズが散りばめられていて、お祝い感満載の一作でした。
感動して泣いたくらいでそれなりに好きなんだけど、
そんなに悪い奴じゃなかったし呪いの本のせいなのに「も
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。素敵だった。
豪華キャストなのにうるさすぎず、優しくて。泣いてしまった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ラストがやばすぎて暫く呆然としたのちちょっと笑ってしまった
ケイトブランシェットが素晴らしい。彼女の演技を観るためだけでも良い映画。
緻密に作られた完成度の高い作品だけどその分謎もたくさん隠されていて
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.5

とにかく美しい。
ジョジョの美しく完成された世界観を決して壊さない実写シリーズは岸辺露伴だけ。
相変わらず泉くんの衣装が素晴らしくかわいくて、往年のBBやmiumiuを感じさせるワンピースやヘアアレン
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.3

バリーコーガンが出てきた時点でそわそわしてたのに、ご本人が1番やばい奴で笑った
かなり丁寧に作られててちょっとした笑いと緊張感もある

日本でも、映画化するべきなんて言われる変わった事件は度々起こるけ
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.0

インテリアやファッションを楽しむ映画
主人公の行動はモヤる部分もあるけど、リアルな人間なんてこんなもんだしなぁと考えると自分を見ているようにも思えてくる
曖昧で、流されやすくて、行動力もありそうでなく
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.2

美しい風景を見たくて、寝映画に。
街も素敵なんだけど、ダイアンキートンがとにかくかわいい。
ストーリーは少し薄いものの、大人の恋愛映画はゆったりと穏やかに進んでいくので優しい気持ちになれて秋の夜長にぴ
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みんな元気(2009年製作の映画)

4.0

わんわん泣いて、父への愛の大きさに気が付いた。
普段は亭主関白を地で行くような人で、頑固で、怒りっぽくて、テレビの中にも文句を言って、正直言って苦手だった。
歳をとって頑固さに磨きがかかったけれど、大
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

ジョンウィックの良いところって、シュッとしていないところ。いつも怪我だらけだし墓穴を掘ったり不意をつかれたりで心身ボロボロ。圧倒的に強いわけじゃない。でも絶対に負けないし悪い奴しか殺さない。
仕事人。
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

ジョンウィックは、怒っているのに寂しげで、絶対に敵以外は傷つけずに1発で仕留める、優しくてかっこいいみんなが大好きなキアヌそのものです。
なんで今まで見てこなかったんだろう。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

僕が今やりたいこと全部詰めました。な、実験的ムービー。
オムニバス詰め詰めなのと、かなりスピード感あるので(セリフも早口)字幕より吹き替えの方が見やすいかも。英語とフランス語の掛け合いが面白いのだけど
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.3

誰しもいつか何かを選ぶ時がきて、それは誰かのためではなく自分のために選ぶべきである。
そしてそれを尊重できる、だから、君はともだち。僕はともだち。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

とても現代的で、とても優しい映画。
エンドロールがとにかく素敵で、泣いてしまった。
普通に生きるのもしんどい世の中だけど、こどもたちへ良い未来を作ってあげたいですね。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.5

ずっと☺️この顔で見ていた。
とってもキュートで優しくて愛らしくて。大人になったってときめいていたい。
ディオール展に行った方はより楽しめるかも。
あ、あの時のあのドレス!あの真っ白なアトリエ、あのビ
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.3

強い女はかっこいい。
強い女は優しい。
ガンアクション、絆、愛。スカッとするけどグロ・コメディ感は控えめ。
作り込まれた美術にうっとり。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

B級コメディに痛快カンフーアクション、、と思いきやまさかの号泣。

みんなお母さん好きだよね。
私も。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.2

A24。テニスボールとキウイ。
偽りの共通点は破綻する。
エンドロールの最後の最後まで観るとモヤモヤは晴れるかも。
ワンちゃんがかわいそうになる場面があります注意

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

4.0

「えっ!」と何度も声に出す程まさかの展開が続くも、最後はシリアスになっていた自分に笑ってしまう。
予告も事前情報も何も入れずに見ることをお勧めします
あと、全員頭おかしい。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

「ジョーカー」は彼をただのサイコパスにしなかった。人より少し不運な男が狂っていく様が見事すぎて、恐ろしく美しい。
悪役誕生秘話というよりも弱者、医療、福祉が大きなテーマであり考えさせられる。
バットマ
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

胸糞映画で有名だけど犯人はやりたいことが徹底してるしそこまで難解ではない。脚本映像が素晴らしくて見入ってしまう。細かい作り込みがさすが。目を逸らしたくなる描写もあるけれど見終わった後の呆然感はなかなか>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

まず序盤のタイトルバックがかっこいい
ダレる部分がほぼなく不穏さを保ちながらもスピーディーに展開していくのでお手洗いに立つ暇はない。登場人物の少なさも入り込みやすくて良い。
サイコホラーではあるけど何
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.5

どこか自分を見ているようで痛く、切なく、愛おしくなった女性は多いだろう。
幸せの物差しは人それぞれ。あの頃の自分を抱きしめてあげたい。そんな気持ち。
変わり者で空回り続きのフランシスが最後に手に入れた
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

ずっと優しい。全ての役者さんの演技が素晴らしいのでスーッと入ってくる。海と雨が印象的。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

デザインやアートを志した者は通る道。
アニメというより動く絵本。
独特な動きと色彩。聞き慣れないフランス語もミステリアスさを増して良い。
ピクミンも影響を受けたと聞き俄然ピクミンがやりたくなった。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

結末、ではなくてこれは人生。
人生に結末なんてない。
色の使い方が印象的。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

オマージュがたくさん散りばめられた、映画ラバーによる映画ラバーズに送るエンターテイメントムービー。
キャラクター、展開やコマ割り、全てよく出来てる。