susukiさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.7

ただ漂流していくような不思議な映画。
焦点は金ではなく、あくまでSisters Brothersにある。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.7

正直怪獣以外の部分で疑問符が付く点が少なくなかったが、怪獣プロレスとしては最高の出来なので気にするべきものでもないだろう。
ハリウッドの力を得て、最も観たかった大決戦がついに実現された。
Long L
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.0

個人的には傑作。

魔女、母性、歴史、罪の意識、解放あたりがキーワードとして挙げられるが、正直なところ私自身、咀嚼しきれてはいない。しかし、それでも、Unmadeが流れる終盤の重要なシーンは、美しく、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ひたすらに厭で、怖い映画。

前半チャーリーが事故死して、その生首をどアップにするところが本当にいやらしい。それにとどまらずその後で母と息子が口論するあたり、息子を睨む母の顔がおよそ子に向けるものとは
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

3.8

とにかく欝だけれど、その分ハワードショアの音楽の美しさが際立つ。1+1は1にならなければならず、それに向けて突き進む映画、と例えるのが適切な気がする。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.8

なんというかJPが好きな分、どうにも納得のいかない映画だった。マルコムの出番が想定外に少なく、おなじみのテーマ曲も大して流れない、テッドレヴィンとか脇役陣がいい味を出す一方で、(前作にもあてはまるが)>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

映画の展開的に若干「?」ってなったところがあったけれど、音楽が素晴らしくそこは些細な点でしかなかった。つくづくマークラファロはこういう役がうまいなー、と思わされる。

最近小難しい映画を見る傾向にあっ
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.5

個人的に、言葉を極力使わずに画だけですべてを伝えようとする映画が好きなのだけど、この映画はそれに成功しているように思う。

美と不気味さが両立する世界観の中、繰り広げられるのは理解不能な「他者」の探求
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

決してわかりやすい話ではなく人を選ぶ作品だと思うが、実に多大な熱量を持った映画。そもそもこの映画の解釈が複数成立しかつ共存することによって常に居心地が悪い感覚が生じているように思う。恐らくはキリスト教>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

ホームアローンを異なるベクトルに振り切るとこの映画になるといっても良いと思う。

また、我々が一般的に考える強盗=敵、老人=弱き者=味方というような図式を逆転させて(その意味で案外単純な映画ではない可
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