伸宏の長女さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

伸宏の長女

伸宏の長女

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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.6

三木監督らしく青春甘酸っぱいキラキラ感は健在だけど、ストーリーの理解にちょっと時間がかかって途中入り込めなかった。(わたしが馬鹿だからですか?笑)

舞台がすごい京都だから、あー標準語なんだあって思っ
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.7

ロマンポルノREBOOTプロジェクト2作目。
『風に濡れる女』より全然すき。

ロマンポルノというよりは、社会派映画。
ホームレス、シングルマザー、不妊症
池袋で働く3人のデリヘル嬢を取り巻く物語。
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太陽を掴め(2016年製作の映画)

3.6

もっと登場人物一人一人と向き合いたくなる作品。色々未完成で荒削りだからこそ、わからないところが多くてひきこまれていく。

上映後のトークショーでプロデューサーも言っていたけど、吉村界人のための映画。で
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羅生門(1950年製作の映画)

3.8

名作と言われている意味がわかる。
シンプルで小規模で、登場人物も少ないのに
伝えたいメッセージはまっすぐで重い。

本当ってなんなんだろう。
芥川の原作を読みたくなった。

#2017 #7

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.6

春休み最後の一日。高校入学の前の最後の一日。恋愛なんだけど恋愛になってないような、恋愛に憧れる学生たちの物語。一つの夜に5組くらいの恋愛が少しずつ動く様子が描かれている。

確かに日本でも、中学と高校
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

3.4

三池崇史×くどかんワールド満載の映画。

登場する女性は基本色気役を担うのみだけど鈴木砂羽はリアルな色気でよかった。
本田翼もこういう役だったらとくに演技も気にならずに観れるし、菜々緒っていう女優が日
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

177分!ながい!けどこんなに長くてはっきりとした起承転結もないのに飽きないのはすごいと思う。

一家の様々な出来事とその生まれ変わりを描いている。私たちが思う家族の定義とは少し違うけど、たからこそそ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.6

戦時中に広島市内から呉にお嫁にいったすずとその周りの出来事をとりまく物語。

実写でつくると生々しくなってしまう部分が、アニメでいい感じに絵画的に描かれている。
『君の名は』に続きアニメが大盛況した2
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.9

ひたすら暴力にあけくれる主人公とそれをとりまく人々の物語。

冒頭の楽譜があるのか?と思うくらいの不協和音でできた音の重なりによって主人公の心の中に誘われる。

暴力映画は決して好きではないけど、観て
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.7

終身刑となり刑務所で過ごす人々を通して希望を持つことの大切さを伝える作品。

私たちに近い日常ではないけれど、観ているうちに壁の中の社会の仕組みが普通のものになってくるからすごい。

アンディ、レッド
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.5

面白みのあるあたたかいヒューマンドラマ。おもしろいって言ってもコメディではなくて、ああこれが芸人さんが作る物語なんだなって思った。

まずキャストの組み合わせがおもしろい。
大泉洋×柴咲コウ×劇団ひと
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

3.6

ALWAYS三部作の最終作。前作から5年後に発表された前作の5年後くらいの話。
子供の成長があるからこそその時間経過がリアルに感じる。

きっと観る人によって誰を中心に感じるかは違うと思うし、そう思え
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PK(2014年製作の映画)

3.8

宗教と偽宗教、自分の心を中心に「信じること」について描いた作品。

取り上げあろうこのテーマを、宇宙人の視点から直球で描こうと思いついた人、本当に天才だと思う。

インド映画にしては踊りや歌のパートも
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.7

国岡鐡蔵という石油と共に生きた1人の男の人生を描いた作品。

1917年前後と1945-50年くらいの国岡(岡田准一)にとって人生の荒波となった2つの時代を中心に描かれる。

さすがALWAYSスタッ
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

3.6

前作と引き続きの温かい世界観でありながらも、今回の中心は吉岡&須賀健太(&小雪)。

1作目と吉岡と須賀の再会シーン(道端で泣きながら抱き合うシーン)をみて、この2人をもっと観たい!と思う人は多かった
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

3.5

本当に疾風って感じ。

映像が綺麗。スキー場を駆け抜けるシーンは、みているこっちまで気持ちよくなる。

東野圭吾系映画の中では1番笑いが多い作品。

ソロモンの偽証の柏木くん(望月歩)を久しぶりにスク
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私の少女時代 Our Times(2015年製作の映画)

3.7

日本のラブコメみたいな漫画感がなくて最高。

お互いの好きな人同士のカップルを別れさせるために…っていう構図も、わかりやすくてでも面白くてよい!

王大陸(ダレン・ワン)、イケメンすぎる笑


最初と
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

-

最初のシーンとか本当に成島出。
ソロモンの偽証感

最後の方で吉田羊がちょい役ででてるの発見して
テンションあがった。声が好き。

なんで八日目の蝉なの?




憎みたくなんて、なかったんだ

なん
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.7

よのすけさーん!!

高良健吾と池松壮亮って神。
2人がお風呂で喋ってるシーンとか
笑い合うシーンとか、全てが自然すぎる

世之介のいい人すぎる世間ハズレ感と
祥子ちゃんの世間ハズレ感がすごくぴったり
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海を感じる時(2014年製作の映画)

3.4

個人的な池松壮亮ブームのため鑑賞。笑

求める気持ちを「身体」と「心」で
完全に分けてとらえた作品。

たくさんのカップルが曖昧にしているその部分を
ストレートなセリフたちを用いて
お互いに追求し、求
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.3

とにかくスケールが大きい
洋画と戦えるのではないかというスケール。


けど、前作までのキラvsLっていう
はっきりした構図ではなく
デスノートに関する物語って感じ。

でも逆に、内容が複雑で難しくて
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.7

つくりが完璧な作品。
余命宣告された母の涙涙の作品…ではなくて、
病気で弱っていく様子は脇役的存在。

それより、家族の熱い愛の物語。
しかも、その「家族」の定義についても
考えさせられる。

杉咲花
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.4

菅田将暉と小松菜奈のための映画。
終始2人のPVを観ているのかという気分になった。

原作読んだことないけど、こんな世界観なのかしら。前半は、地に足がつかないフワフワした感じ。ただただ世界観や雰囲気を
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

西川美和さんだけあって、是枝色はもちろん健在。
時々映る景色のカットがとても美しい。
シャボン玉だったり、窓の外の風景だったり、運転中の道だったり。そういうところ、女性ならではなのかしら。

子役がよ
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.4

余命宣告を受けて自分と向き合う男と
日々の生活の中で生きる希望を失い
投げやりになった少女の物語

野田洋次郎の俳優デビュー作ということで話題
どうなんだろう、、歌っていた方がいい気が。

もちろん初
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.7

ちょっとバカにしていました、ごめんなさい。とてもよかったです。

福山雅治と二階堂ふみ、吉田羊に遠藤賢一、そしてリリーフランキー。
こういう系の映画にしては豪華すぎるだろっておもった。いや、このキャス
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

安藤サクラの映画。

1人の女が恋を通して成長していく
ってことには変わりないんだけど
そこらへんのそういう物語とは違う。

大きな世界にとってはどうでもよい
たった1人の人間の変化にすぎない
ってこ
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何者(2016年製作の映画)

3.4

期待度が高すぎたのかなぁ

朝井リョウ×豪華俳優陣
にしては、面白くなかった

なんならもっと就活を経て一歩大人になる
みたいな青春群像劇の方が面白かったのではないか?

SNSとか、見栄張るとか、
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.7

ベタと言えばベタなのかもしれないけど
とても素敵な映画。

色々考えさせられるし
単純に心にじーんとくる。

美男美女なのはもちろんだけど
恋愛だけじゃなくて
仕事や生死とのバランスも良い。



#
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