zaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ストーカー(2002年製作の映画)

3.6

ロビン・ウィリアムズのストーカー。

珍しくサイコな役を演じているロビン・ウィリアムズだが、冒頭からその演技力に度肝を抜かれる。めちゃくちゃ上手い。
ストーリーとしてはまぁシンプルなものなんだけど、な
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ピノキオ(2022年製作の映画)

2.7

まさに”現代ディズニー版”のピノキオ。ゼメキス監督とトムハンクスをもってしても、こうなってしまうのか…
デル・トロ版を見た後だと、なおさら薄く感じてしまう。
ただただ言われた通りに仕事をしましたという
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.8

いやー最高っすね
「フレンチアルプスで起きたこと」、「ザ・スクエア」のリューベン・オストルンド監督。
今一番笑えるコメディを撮ってるのはこの監督かもしれない。
ただ、前作と比べてちょっと意図が見えすぎ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

おっさん同士のいざこざを見せられているだけなのに、ちゃんと言わんとしている事が伝わってくるのが凄い。マーティン・マクドナーの作品は毎度のことながら舞台を見てみたいなぁという気にさせられる…

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

壮大なマルチバースの物語。壮大さはあっても、そこはあの「スイスアーミーマン」の監督。ひたすらにヘン。大画面であんな汚いモザイク見たのはじめてだよ!

アジア系俳優の活躍が光る…というような話は置いとい
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

どこかの大学教授が高齢化を解決するには老人が集団自決するしかないと言っていたが、まさにそんなifの世界を描いた作品。

最終的に何も解決することなく悲観的なまま重く幕を閉じていったのは驚きだった(監督
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

MCU31作目。フェーズ5の幕開け。思えばフェーズ4はキャラクター紹介・土台作りと過去の清算ばかりだったような気がする。
今作は世界観がびっくりするほどス〇ーウォーズ…というのはおいといて、それでもア
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.6

ロバート・エガース監督作。漂う空気感は最近でいうと「グリーンナイト」に近い印象を受けた。
ストーリー・テーマは比較的分かりやすく、つまらなくはないんだけど、ただ世界観が重厚であればあるほどこの尺で全部
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

純粋にクオリティが高く、ドラマとしてすっと入り込めた。劇伴が印象的。

本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリー。
事故で記憶を失ってしまったが、唯一双子のことだけは覚えていた少年。それを頼りに記憶を取り戻していくが、しかしそこにはある秘密があった…
という、ストーリーだけ見たら映画そのものな話
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

久々に観たけどやはり面白い。
魔法みたいなシーンがある(ロシアンルーレットのくだり)
沖縄行きたくなるなしかし

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.2

なんだかまるで初めてピノキオを見た時のような、あの頃のディズニー映画を見ているような、そんな感動があった。
愛と純粋さに溢れた作品。音楽、吹替えも良。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

-

ノアバームバックということで期待していたけど、今回はいまいちだった・・・

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.4

引きはあったものの、実際蓋を開けてみたらウーム…
いまいち満たされなかった腹はチーズバーガーで満たせということなのか。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

前作から引き続き、今作もまたなんとも今風・ポップな作品でNetflixで配信されている映画としては十分に楽しめた。ミステリーとしても丁度よく、ネタがあるならまだまだ続けられそう。
ジャレッド・レト、な
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

4.3

最初はどうなることかと思っていたが、パーティのシーンあたりからどんどん引き込まれていって気づけば夢中になっていた。
滅多にお目に掛かれないレベルのゴージャスな撮影・長回しがとにかく最高。夢想・ファンタ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

-

『エクス・マキナ』『アナイアレイション』などのアレックス・ガーランド監督。
テーマは今風といえば今風なんだろうか。アナイアレイションもそうだったけど、あと一歩、なにか惜しさを感じる。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.9

今見ても十分に楽しめるストーリー。
撮り方がテクニカルで印象的。

しわ(2011年製作の映画)

4.3

実写でやってもいいくらいの良質ドラマ。考えさせられる。

グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

-

夢を見ているかのような世界観。ファンタジーとしての純度が高く、素晴らしい。
内容はあるひとりの男の成長物語で、ゴーストストーリーの監督だな~という感触があった。

コンフェッション(2002年製作の映画)

3.2

チャーリーカウフマン脚本ではあるものの、いまいち上手くいっていないように感じる。監督は元々ブライアン・シンガーが務めていて途中で降板したとかなんとか。なにやら色々な大人の事情があったのだろうか。

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サムサッカー(2005年製作の映画)

3.6

マイクミルズ監督の、気になっていた作品。
やっぱこの時代の映画の雰囲気好きだなぁ。お父さん役の人、地味ながらに良かった…と思ったらフルメタルジャケットのあの人だと知って驚き。そして若かりし頃のティルダ
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

不気味というか、思わず笑ってしまうというか、とにかく不思議なシーンが多い。なぜいつもリビングにいるのか。なぜ猫はいつも電話の横に座っているのか。次から次へと出てくるケーキ。溢れんばかりに注がれる豆乳。>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

原作未読。ミステリーというより、ラブロマンス寄りな作品。
主人公の男運が無さすぎということもあって、オチに関してはあまり驚きは無かった…

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

クスッと笑えたり繊細で良いシーンもあった、が、全体的に大味なストーリー。なんというかお母さんの境遇可哀そうすぎませんかね。

みんなスーツ着ていて(デザインのせいか?)ちょっと戦隊モノっぽさ感じた。ア
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