akikokozawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

akikokozawa

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2046(2004年製作の映画)

3.0

愛する人と結ばれなかったチャウと彼をとりまく4人の女性の恋愛模様。

SFラブストーリーにカテゴライズされていますが、SF部分が何とも言えないチープさ。 海外の人が観たら日本らしさがあって面白いのか。
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

A24×スティーブン・ユァン=期待値100
前知識抜きで鑑賞しました。
1980年代、アメリカンドリームを掴む為農業を営むことを決めた家族。 夢を追う父、ついて行けなくなる母、しっかり者の姉、心臓病を
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

期待ノマドランド、あっという間の108分だった。

リーマンショックの影響を受けて、産業地帯での住処を失ったファーン。 パートナーも家も失い、全てを自家用車に詰め込んでノマド(遊牧民)としての生活を選
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

気になっていて、やっと観た!
A24社らしい、着眼点に脱帽。
突然死した夫が悲しみに暮れた妻を見守り続ける。 予期せぬ死からゴーストになった夫は誰からも存在に気付いてもらえなくて、虚無感・喪失感・劣等
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

娘の失踪を父がSNSを駆使し追っていく。この時代だからこそ現実に起こり得るストーリー性。ラストシーンにかけての躍動感はスリリングで良かったけど、予想出来てしまった。
私達が普段使っているサービスが盛り
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.0

村上春樹の短編「納屋を焼く」(1983年発表)を韓国の名匠、イ・チャンドン監督が映画化。
主人公ジョンスはひょんなことから幼馴染のヘミに再会し、親しくなる。 ヘミが半月アフリカを旅行する間、飼い猫の世
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.8

私、好きだ〜
2時半の尺でこの陰謀論に踊らされていく中でSEX、パーティー、サブカルチャーが折り込んであり、オチが弱い組み立て。 陰謀論者が出資してるのではと勘繰ってしまうような内容は、アイズワットシ
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.7

アンヌはかつてディオールの香水”ジャドール”などの名作を創った天才調香師。 仕事のプレッシャーで嗅覚障害に陥り療養中。 そんな彼女に運転手として雇われたギヨームは、不器用ですが人間ら>>続きを読む

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

3.3

9SARI GROUPや Cherry BrownなどのMVを手掛けている、いわばHIPHOP畑の人が描く映画以上の音楽映画(いつか音楽メインの映画を作りたかったらしい。NORIKIYOのライブシーン>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.6

ウォン・カーウァイが描くLGBTQ映画。
ウィンの「やり直そう」で戻ってしまうファイ。その状況を打破するため香港の反対側に位置するアルゼンチンまで出向き生活を一変しようと試みますが、ブレノスアイレスで
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花様年華(2000年製作の映画)

3.9

ウォン・カーウァイが描く、プラトニックラブ。
隣人同士の2人。 お互いのパートナー同士が不倫していることに気付き、2人の関係も不倫に発展しますが、艶かしく慎ましくあって理性が働き一線を越えられない。2
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

ある少年の記憶の自縛から抜け出せない主人公。 このスタートにSFらしさを感じます。
舞台は第三次世界体制後のパリ。勝者の実験台とされる主人公は過去の知識や経験を国の再建に役立てる為、不気味な装置でタイ
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ビートルズ/イエロー・サブマリン(1968年製作の映画)

3.5

ビートルズを知るには観るべきイエロー・サブマリン。
サイケデリックな描写は当時の彼らが見ていた風景とも言われていて(当時のビートルズはサイケデリックだったらしいです。) 納得。 抽象的ですが、深読みせ
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百貨店大百科(1992年製作の映画)

3.3

セドリック・クラピッシュ鑑賞2作品目!

破綻寸前のアパートの群像劇。 経営を立て直すためにバンジージャンプしてみたり、仮装してみたり、合唱したりするけど最後はあっけらかんとしていて、何ともフランス映
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オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

3.3

振った彼女が腹いせに起こした自動車事故に巻き込まれ、現実と夢の境目が付かなくなる主人公。
病んでる人はこのように世の中が見ているのか。と一考させられるようなカットが多く出てきます。
余白といい、伏線と
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クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.2

ディズニーらしく、コミカルでポップなテンポ。 ずっと気になっていた映画だったから、期待し過ぎました。

猫が行方不明(1996年製作の映画)

3.7

初、セドリック・クラピッシュ作品!
12月は映画鑑賞の時間が取れなかったので年始からまた映画を見出そうと計画していて、2021年のスタートに持ってこいの内容でした。

というのも、邦題は「猫が行方不明
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.3

オムニバス続きでこちら!

6つの西部開拓時代を生きる人々の物語。 彼らお得意のダークコメディ調に仕上がっています。

それぞれの話がケオティックでコミカルでシニカル。全ての話の共通点は西部開拓時代と
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.5

記念すべき500本目の鑑賞はミステリートレイン!

ジム・ジャームッシュらしく3編のオムニバス形式。

1. Far From YOKOHAMA

ロカビリー発祥の地メンフィスに18歳のカップルが旅行
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

クリストファーノーラン、テネットより先にこんな映画を世に出していたのですね。

インスタント写真がカラーから白黒に戻っていく最初のカット。 時列を巻き戻す内容であることを予期させられ、ぐっと引き込ま
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

天気が良く、時間にも余裕があったので鑑賞(笑)

不慮の事故で家族を失った主人公は気晴らしにスウェーデンの小さな村で催される、90年に一度のお祭りに参加することに。 自然に囲まれながら2週間を過ごしま
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.5

5時から7時の癌検診の結果を待つシンガーのクレオ。
その間に買い物を楽しんだり恋人と会ったりして幸せな時間は検診結果のことを忘れるけれど、幸せが過ぎると不安に苛まれる心情が時間の経過とともに描かれてい
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ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.0

19世期末ベル・エポック時代が舞台。この時代はフランスで「良き時代」と言われ、19世期末から第一世界大戦勃発までの産業が進んだり多様な文化が構築された華やかな時代のことを言うようです。

主人公のデ
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はりぼて(2020年製作の映画)

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4年前に起こった富山市議の政務活動費の不正を暴いたドキュメンタリー映画。 元チューリップテレビアナウンサーの五百旗頭(いおきべ)幸男さんと報道記者の砂沢智史さんが中心となり、市議達と直球に戦っていきま>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

待望のクリストファーノーラン、今回も時間軸というギミックを駆使して混乱・臨場感・焦燥感 コロナ禍で薄れかけていた映画館で観る醍醐味である、色んな感情を呼び覚ましてくれました…!

名も無き主人公は未来
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

ジョナヒルが描くmid90' スケート・ストリートカルチャーが存分に散りばめられた85分でした。

イケてるお店のクルーになりたくて足繁くお店に通ったり、ひたすら人道から外れたり、きっとこうなのであ
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アス(2019年製作の映画)

3.5

ゲットアウトに続き社会派ホラー。
出先の宿泊地で自分達家族と同じ家族と出くわします。。
観始めは展開が読めずヒヤヒヤしましたが、リアリティの無さと何が伝えたいか汲み取れず途中から興醒めしてしまった。
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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.2

テンポ良くコメディ・サスペンス・ラブコメ色んな要素が展開していきます。 展開読めなくて期待以上に面白かった! 内容は薄く感じたのでコメント残しづらいです。

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

意識しているようでしていない映画のサウンドトラックの制作秘話。 映画音楽の重要性や作り手の努力が垣間見られます。
なんといっても豪華なキャスティングが見所。 スピルバーグを始め様々な映画監督のインタビ
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.8

山本寛斎のトリビュートとしてフックアップされてて鑑賞!
昔ながらの予算たっぷりの映画だけあって、豪勢なキャストとファッションショーだったりカーチェースだったりと様々なシーンで見所たくさんです。
ハーレ
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サイコ(1960年製作の映画)

3.0

サイコパス映画の模範 教科書として鑑賞。
よく目にする有名なシャワーシーンとBGMの元ネタはこれだったのか。 単刀直入のサイコムービーです。

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.5

炭鉱工場の社長の息子、ホーマーはロケットを打ち上げる夢があります。
田舎の炭鉱が盛んな町に住む若者は高校を卒業すると炭鉱の仕事に就く暗黙の了解を打破するように、諦めないホーマーと仲間たち・後押ししてく
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島由紀夫 vs 1000人の東大全共闘の討論会が軸になっているドキュメンタリー。
両者とも言葉巧みに討論していて、全ての言葉を自分に落とし込もうと2時間のめり込むように鑑賞していました。三島の人物像
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ストーリー・オブ・ラブ(1999年製作の映画)

3.2

結婚生活15年目の夫婦をブルースウィルスとミシェルファイファーが演じています。
2人の子供を授かり、子供の前では仲良しな家族を演じますが、我慢の限界が来て離婚調停への準備が始まります。
喋ると喧嘩にな
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.8

元ベトナム戦争兵隊4人は埋蔵金と戦死した友人の亡骸を取り戻しにベトナムを再訪します。
久し振りの再会に心躍る4人の老人ですが、まずここで?と思ったことが元兵隊が全員黒人であること。 調べていくと当時の
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.7

予備知識なくジム映画とだけ知って観に行くと映画館が貸し切り。 最初は警戒しましたがなんともハートフルなゾンビ映画。
突如出現するゾンビ達に翻弄される警官役がビル・マーレイとアダムドライバー。配役完璧で
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