cinemakinoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.4




“私怖い?私気持ち悪い?
アンタなんかに一生わかんないわ”




草彅剛のトランスジェンダー役が話題となった本作、ずっと気になりつつも保留にしていたのだが、漸く初鑑賞。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.9


モンスターヴァース 4


言ってみれば60年ぶりの再戦となる日米二大モンスターバトルは、徹底的に興行主義に振り切ったエンタメ作品として、映画たるはこういう事だろ?と訴えかけられているかのようにさえ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.5


“私ね、、、長く生きすぎたの”


年末年始になると無性に観たくなる山田洋次監督作品。
去年は【釣りバカ日誌】の一作目を大晦日に観たので、今年はずっと気になっていたこちらの作品を初見で鑑賞。

松た
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

🎍謹賀新年🎍
2022年もよろしくお願い申し上げます。


毎年、新年一発目は不朽の名作を観る事にしており、昨年は【フォレスト・ガンプ一期一会】、そして今年はフォレストガンプと同年公開作品のもう一つの
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0




頼りない普通のパパが実はヤバすぎた!





超シンプルでわかりやすくて尺も程よいアクションムービー。

【ジョン・ウィック】
きっかけは◯◯でキレちゃう男がそこら辺のもので次々と無双!

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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.9


何となく予想はしていたが、やっばりか、、、の展開。

もちろん、このシリーズにストーリーなんて期待はしていないので、がっつり脳筋モードで観始めた訳なのだが、、、
これ、ドムに始まりドムで終わるドムの
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.6



“live fast die clown”



DCEU-10

ジェームズ・ガン監督の憂さ晴らし全開ぶっ飛び痛快アクション!



ヘイト発言問題でMCU(GotG3)を切られたガン監督が、D
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8



“未来は一方向に進んでるだけじゃないわ”
“私たちにも選べる未来があるはずよ”




YouTubeにて、講談社「大友克洋全集」発売記念により2021年12月28日まで無料公開期間中との事で視聴
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.0



“越えたら引き返せない一線がある”




元大物麻薬王であり、侍のような漢カリートがピュアな青春を取り戻すかの如く、付き纏う自らの“箔”を剥がし素で生きようとするも、絡みつく柵と仁義。


ブラ
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愚行録(2017年製作の映画)

3.6


“お子さんは?”
“いえ、、、独身なので”



オープニングロゴでオフィス北野作品と知り、
「おや?北野作品以外で珍しいな」
と思いながらのイントロのバスシーンで、
「あ、めっちゃ北野作品っぽい」
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


設定、演出、映像のセンスがなかなか見応えあるホラー?作品。

ん?
ホラー?

確かにビビらせ方や恐怖心を煽る演出のあれこれはヒトコワ系ホラーと言うべきか、所謂ジャンルものに入るのかもしれない。
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.2



“あんたほど長生きするつもりはねえ”




観ていたつもりがちゃんと観てなかったシリーズ。
言わずと知れた松田優作の怪演光る遺作であり傑作大阪ノワール。


令和の今観ても全く色褪せない昭和の世
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6



アマプラ配信早っ


ガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサムのハードボイルドクライムアクションが早くもプライムビデオで配信されていたので早速初見!

予想以上にシリアスで驚いた。
所謂、復習モノに
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.7



“ちょっとおっぱい取ってくる”




【カメ止め】以来の長編二作品目!?(オフィシャルによると)上田慎一郎監督作品。
テイストは想像通りで【カメ止め】と似た雰囲気ではあるが、無名俳優の効果的な使
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5



普遍的な移民家族の“生”を淡々と描いたヒューマンドラマ。

日本で生まれ育った私には、今ひとつ共感という意味ではチューニングが合わず。
ただ、ミナリの根強さを家族に隠喩させた描写は美しく、実に穏や
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.1



“今キスしたら変かな?”




【ハッピーデスデイ】【ハッピーデスデイ2U】【ゾンビワールドへようこそ】のクリストファー・ランドン監督が、またしてもブラムハウスと手を組んでトンデモないホラーを作
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6


肩肘張らずに、人生において大切なものとは何なのか?をそれぞれの受け止め方でキャッチ出来るタイムループラブコメ。

思った以上に軽かった、、、いい意味でも悪い意味でも。

今更ながらのタイムループもの
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0



“娑婆は我慢の連続ですよ
我慢の割に大して面白うもなか
やけど、空が広いち言いますよ!”




改めて
西川美和監督は素晴らしき監督だ!と思える最高の作品。
本当に西川
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.1



“汝、光を見たか!”



矛盾と無駄と破壊とブルースの人生譚♬

極上エンターテインメントの名作リストに相応しいてんこ盛り具合!

シンプルで荒唐無稽なストーリー
ハチャメチャで狂瀾怒濤のカーア
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.9



“地獄のコードHだ!”




クドカンロックなハチャメチャエンターテインメントコメディ♬

タランティーノばりのぶっ飛び感が正に地獄絵図!
オール・ニード・ユー・キルのような、あの世とこの世のタ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.9



“始まりがあるものには全て終わりがある”



あの【マトリックス】シリーズの続編であってるよね?そうだよね??
まるで違う映画観てる感覚はナニ?

話の内容は【リローデッド】より把握出来たのだが
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.2


【マトリックス】【マトリックス リローデッド】二本立て続けに鑑賞。

ますます展開が突っ走っちゃって、理解が追いつかない。
追いつかないと言うか、是が非でも物語の本質を理解したい!と思えるようなとっ
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0



“現実の世界へようこそ!”



20年超振りの再鑑賞、、、
??? ん ??? んんん ???
と思ったが、部分的に〈ながら見〉していただけの、コレも実は観てなかったシリーズだったわ。
その後の
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タグ(2018年製作の映画)

3.6


“老いて遊びをやめるに非ず
やめるから老いる”




まさかの実話ベースな単なるオヤジたちのリアル鬼ごっこを、ガチで映画にしちゃった強引さとアメリカ
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0


“君のパンティを俺にくれないか?”



爆裂おバカフル回転レブりっぱなしのド変態B級ヒーローコメディ♬
鈴木亮平もムロツヨシも安田顕も、ここまでクソ真面目におバカな変態役を貫いてくれたその事のみに
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.1



ずーっとclipしたままで未鑑賞だった作品。
その間、様々な方々のレビューや考察や感想を拝読する機会も増え、期待値も否応なしに上がった上での鑑賞がマズかった!?


確かに構成や脚本は緻密に練られ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.8



“彼が親なのに賢いのではなく
彼が親だからこそ賢いんです”



あれ?
観てたと思ったらやっぱり観て無かったシリーズ。



シンプルに泣けるし良い映画。
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.5



“更生の見込みのない悪人を背中から撃ち殺せるか?”



あれ?
コレひょっとして観て無かったやつ?シリーズ。

こりゃ〜面白れぇ〜♬
傑作と言われる納得感が圧勝!!

エドだのバドだのシドだの、
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7


“白紙のページに広がる可能性もある”



日常と言えば
いい日だった昨日、あまり良くない今日

愛情と言えば
尊くて輝かしく、儚くて名残惜しい

感動と言えば
不意に訪れる時間、態々探しにいく時間
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.1



“神に授かった才能を手放す気はない”



やっぱりスゲェなbollywood♬
バーフバリ並のアツさがgood♬
マイノリティのリアルなsoul♬
路地裏の魂とワンラブがdope♬



いやい
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


この作品、とても感想(レビュー)のフォーカスポイントに悩んでしまう何とも言えない映画だった。
面白いところがたくさんあるので、それらを大いに取り上げてエンタメとして高評価で綴るべきか、韓国政府へのメ
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.9


“お前を治したツボはここだよ”


オリジナルの韓国版を観た後なので、ストーリーは解っていたものの、同じ日本人であることの共感度合いからなのか、韓国版より泣けた。

かなり本家に忠実な紛れもないファ
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.6


絶対に敵にしちゃダメな人!!

マブリー作品の中でもだいぶシリアス寄りな韓国ノワール。(コメディ要素も有るには有るケド)

裏社会の悪人と表社会の悪人がバディを組んでサイコパスな悪人を追いかけて、捕
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.9


“これで両足揃ったぜ!”



いやぁ〜、堪らん♬
こう言うの好きだわ〜!

【デス・プルーフ】を観ておいて良かったなぁ〜と思えるシーンが登場した瞬間、この作品のジャンクフード的な中毒性に確実に侵さ
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

3.4


シム・ウンギョン出演作品は、
【Sunny】【新感染】【新聞記者】の3本のみ鑑賞しているが、どの作品も違った魅力が出ていて、とても素晴らしい女優さんだなぁと改めてこの作品を観て思った。
他作品も観て
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0


“悔い改めよ”



重厚、緊張、不穏、滑落、そして宗教。
幾重にも積まれている本作のメッセージやメタファーは、とてもアメリカらしいと言えばアメリカらしい。
かと言って我々日本人がこの作品を観た時に
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