cinemakinoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

cinemakinori

cinemakinori

映画(1324)
ドラマ(0)
アニメ(0)

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.6



ダニエル・クレイグのボンド第4作目。
基本、ダブルオーセブンシリーズは単体でどの作品をどの順番で観てもOKなのが特徴的。
しかしながら、ダニエル・クレイグが配役されてからはシリーズとして繋がってい
>>続きを読む

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0


“若い二人の恋愛がいつまでも続くと考えるのは、一本の蝋燭が生涯灯っていると考えるようなものだ”


とても良い!
何というか、、、共感しかない。
ずっと自分の妻を重ねて観てしまった。

優柔不断でど
>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9


“俺たちならなんだって出来る!”


SMU(ソニー・マーベル・ユニバース)a.k.a SSU(ソニー・スパイダーマン・ユニバース)第一弾!

大人の事情で、マーベルキャラクターの中でスパイダーマン
>>続きを読む

サンダーアーム/龍兄虎弟(1986年製作の映画)

3.5


たまぁ〜に
無性ぉ〜に
観たぁ〜くなる
ジャッキー映画。

本作は35年前の作品。
公開当時の私は21歳で、確か劇場へ観に行った作品だった気がする。
シリーズ化されたトレジャーアクションコメディの一
>>続きを読む

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.9


“ランボに乗れたのに!”


21に続いて2日連続でジャンプストリート!!
相変わらずのおふざけおバカお下劣不謹慎なハチャメチャアクションコメディ♬
前回より“予算”が増えちゃったらしく、シュミット
>>続きを読む

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.1


“やめろ、今人を撃つとこなんだ!”


控えめに言ってめっちゃ好き♬
あり得ない展開、強引なストーリー、下品、下ネタ、ジョーク連打、、、
なのにしっかり観れちゃう纏まりようはナニ?スゲーなこの映画。
>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.8



“家族は決してあなたを決めつけない”
“あなたの弱みを笑わないのは 家族だけよ”



こんなに泣かされる作品だったとは、、、

仕事のお客様よりお薦め頂いた作品で、ジャケットのイメージでなかなか
>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.9


【腑抜けども、悲しみの愛をみせろ】から立て続けに吉田大八監督作品を鑑賞。


ある高校の何でもない日常を、生徒それぞれの視点から様々な心情や行動を描いた青春群像劇。
構成、展開、演出が秀逸で、ストー
>>続きを読む

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.8


佐藤江梨子のハマり役な作品!(色んな意味で)

ド田舎の訳あり一家を舞台にした、ブラックユーモア溢れるヒューマンコメディ。
なかなかにシリアスな展開が多いにも関わらず、妙にシニカルでアイロニックな描
>>続きを読む

REDリターンズ(2013年製作の映画)

4.0


“あの2人完璧ね”
“やっと情緒が安定した”



細かいことは気にするな!!!
老ぼれとは言わせねぇぜ!!!

愉快、爽快、痛快スパイアクションの第二弾。
前作同様、ブルース・ウィルス、ジョン・マ
>>続きを読む

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.9


“一度人を裏切った奴ぁ
何回でも裏切りおる!”



キャストも規模も抗争も前作よりスケールアップ。
ヤクザ同士のバトロワ三昧は今作も期待を裏切らない!

今回、や
>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.1


“テメー、破門しといて遊びにくんのか、このヤロー。ぶち殺すぞ! ゴルァ!”



唯一、どう言う訳だか北野武監督作品で観ていなかったバイオレンスシリーズ第一弾。
たけし映画好きの私が、どうしてこのシ
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3


以前、フォロワー様より今作のレビューリクエストを頂戴していて、なかなか観返す機会が無かった(サブスク未配信作品につき)のだが、漸くTSUTAYAレンタルで30年ぶりの再鑑賞。
公開当初は18歳位で、
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.4


“休んでる場合?”


NASA宇宙開発を陰で支え、多大なる功績と“前例”を成し遂げた黒人女性3人を取り上げたポジティブな史実ストーリー。

時代考証や史実のズレ、映画的脚色はある意味ショーレース用
>>続きを読む

恋の罪(2011年製作の映画)

3.7


“秘密を持っているものは
他の人の秘密も大事にしてくれるものよ”


英題:【Guilty of Romance】
監督:園子温
元ネタ:東電OL殺人事件(1997年)

元ネタと言っても、大部分を
>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.1


“もしかしてこういうの初めて?
薬飲めばしばらくは落ち着くから”


ジキルとハイドのような二面性のある人物ストーリーではなく、ある事故を機に解離性同一性障害という非常に複雑な症状を患った主人公をテ
>>続きを読む

導火線 FLASH POINT(2007年製作の映画)

3.5



“悪党の逮捕は警官の任務だ!”


功夫、ボクシング、総合格闘技、ムエタイ、キックボクシング、プロレス等々、あらゆる格闘技をかなりガチめに昇華させたブチ切れ警官モノの香港映画!

ドニー・イェン×
>>続きを読む

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.6


美女4人がギリシャでスーパーカブに跨ってやたらと絵になり過ぎる件♡


前作16歳の夏編から立て続けにこちらも鑑賞。

舞台は3年後。
19歳ともなればそりゃぁそんな感じになるよね〜的な、大人のアレ
>>続きを読む

旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

4.0


“どうなんだろう、、、
誰にもダメなとこあるよね”



単なる女子向け青春物語じゃない!

シスターフッド的要素やリベラル思想、そして思い悩むティーンの居場所についてのフィロソフィーなどがテン
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.3



“まさに間違いの悲劇だ”


ミステリヲタもミステリ初心者も楽しめる極上のエンターテインメント♬
とにかく良質なプロットが観る側にリーディングの余地を与えず、律動感豊かにとっ散らかることもなくあっ
>>続きを読む

GONIN(1995年製作の映画)

3.9



“紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄
あの日あの頃は今どこに
いつか消えた 影ひとつ”


哀愁バイオレンスの傑作!
とにかくキャストが超豪華で個性的。

バブル崩壊で多額の借金を背負った主役の
>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

4.0


“任せてくれ ジイちゃん”


世界で一番スリリングな初デート♡

愉快痛快スパイアクションコメディ!!
J・ステイサムの【SPY】のノリにかなり近い♬
深く考えたら負け!
凄腕CIAの現役を退き、
>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.8


“金持ちが規則を作る”


【遊星からの物体X】のジョン・カーペンターが描くB級SFシニカルブラックコメディとして伝説的なカルト作品。

映像や効果や美術などは、今の感覚で観てしまうと相当チープで軽
>>続きを読む

監視者たち(2013年製作の映画)

3.7


〜 仔豚が仔鹿になる話 〜


【天使の眼 野獣の街】リメイク作品。
元ネタ作品未鑑賞でこちらを初見。

スタイリッシュさやテンポ、演出等は観ていて全く飽きず、細かな伏線回収も多くて予想以上に楽しめ
>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0


モンスターバース ②

①、③は鑑賞済みでこちらは初見。

「面白い!」

marvel感エゲツないが、主軸が巨大怪獣同士の肉弾戦という点がmarvelと違って何だか神々しい。
marvelやDCヒ
>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.4



“ガタガタ言わないで、ここはアメリカよ!”


もう最高にdope!!!
こう言うの大好き♬
シャーリーズ・セロン姐さん、お美し過ぎます♡


当て嵌めるならば、ラブコメのカテゴリーになるのだろう
>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.6


人間のゲスさと衝動を120%の熱量でぶっ通し、とことん暴力描写に振り切った衝撃作品!

人情や情熱、怒りや憤り、復讐や恐怖、、、そんなヒューマンな導線や正統的な理由なんてひとつもない。
そこにあるの
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

2.9


“あたしに今出来ることはパスタ作る事だ!”



テーマは“依存”である事はオープニングで直ぐにわかる。
その後の描写に至っては、共感やリアリティを追求しつつも、どことなくファンタジック。
女子ウケ
>>続きを読む

拷問男(2012年製作の映画)

3.7


“パパ、愛してるわ”



先ず、ジャケと邦題で描く勝手なイメージとは随分と違った超社会派メッセージ作品で驚いた。

単なる鬼畜系グロ描写がメインのR指定モノとは決して片付けられない強烈な訴え、そし
>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.9


“よし、映画を撮ろう”


ウソのようなホントの話を元にした救出モノのオスカー受賞作品。

時代は1979年〜1980年
舞台はイラン
“イランアメリカ大使館人質事件”を題材としたベン・アフレック監
>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8



“ヒップホップじゃない!エレクトロだ!”



2004年製作当時は、日本劇場未公開だったゾンビコメディ。
(日本劇場初公開は2019年TOHOシネマズ限定公開のみ)

ゾンビコメディの先駆けのよ
>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.0


映画の中での“音楽”の重要性を様々な作曲家や監督、専門分野のエキスパートのインタビューを交えて伝えてくれる映画音楽ドキュメンタリーの良作♬♬

古くは、キング・コングのエンパイヤステイトビルの名シー
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5


映画オタクのタランティーノが映画オタクの中年層に送る極上の娯楽エンタメの真骨頂。


先ず、予備知識として1960年代後半のアメリカの社会的背景やハリウッド界を多少なりとも知っておくと尚良い。
更に
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0


“一つの命を救う者が世界を救える”



間違いなく映画史に残るであろう、ホロコーストを題材にしたスピルバーグとユダヤ人の魂が永遠に宿り続ける史実超大作。
茶々の入れようも、ケチの付けようも、批判す
>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.8


ずっと気になりつつも、なかなか観るに至らなかった作品を漸く初見。

実在する元囚人“ビリー・ムーア”のベストセラー書籍の映画化。

いやこれ、映画枠超えてるわ。
刑務所ドキュメンタリーを見せ付けてら
>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.6



“お前の物語を書け 我々も忘れるな”


ストーリー及びテーマは王道で普遍的。
主人公は移民家族(パキスタン移民)の長男で大人になりかけた青年。
保守的なサッチャー政権下のイギリスで、外では人種差
>>続きを読む