ベティーさんの映画レビュー・感想・評価

ベティー

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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

3.6

この映画にはなにもない、がある気がする。誰の言葉なのかもよくわからないが、「なにもない、がある」というのはなにもないとは違う。
なにもない状態しか知らない人はそもそもなにもないことを感じないだろうし、
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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

なんだかよくわからない、とにかくすごい。涙が出る。本当にすごい作品ってのは観る人の技術的な視点など序盤であっさりと蹴散らしてしまい、非現実的なよくわからない異世界へ引きずり込み、人を魅了するだけ魅了し>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

おもしろい!そして酷い!平均して普通...普通じゃないけど点数つけるとそうなってしまうね。なんだかよくわからんというのが正直な感想。なんでこれがこうなっちゃうの?っていうほうがただしいか。
後半だけ考
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.5

兄弟二人きりで初対面の祖父母の家に泊まりにいったら二人ともボケてる、と思ったら狂人? やばい、という感じのストーリーで、祖父母の狂人っぷりが楽しい。
二人共狂ってて、様子を聞くとお互いが「実はおばあち
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

3.5

映画開始前に日本のお笑いの女のおばさんたちが歌って踊るゴーストバスターズのパロディー宣伝MusicVideo(3分くらい)が辛くて本編開始前に体力を持っていかれたのか開始数分でぐっすり寝てしまい起きた>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.3

ふーむ、これはすごい。なんでしょうこのハイレベルの安定感とスピード感。
風刺的な要素が大きいですね。擬人化というのかな。人間はでてこないんですね。
この話にでてくる動物たちは、異種間でも仲良く楽しく平
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オマールの壁(2013年製作の映画)

4.0

タイトルの「壁」とは、イスラエルという国の中に実際に存在する「分離壁」のことです。これはイスラエル政府が建造(中?)の高さ8m、全長700kmにも及ぶ巨大なコンクリートの壁のことで、建設の目的としては>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

え?これ実話??まじか。久しぶりに現実を忘れました!!
面白い映画って見終わったあとに、外にでてビルとか吉野家とかみると、「あ...ここ日本...今は21世紀か」となるのですが、レヴェナント視聴後はま
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

2.5

二人の愛を否定するつもりはまったくないのですが、この話のメインである回想シーンの登場人物のキャラや行動やストーリーや映画の雰囲気などなど、すべてが退屈すぎて、なにも心に響くところがなかったので、ものす>>続きを読む

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争帰還兵で反戦活動家のロン・コーヴィックの自伝的小節の映画化作品。

とにかく主人公のロンという人物の、のせられやすい愚直な性格に驚いてしまう。あるいみ政府やマスコミの影響力が強い20世紀的
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.4

いい仕事がしたくなる、今年一本目の映画。これはよいチョイスでした。冷戦時、1950年代に米ソが互いに捉えられたスパイを交換するという交渉役を任されたエリート弁護士が主人公。
ストーリー自体は結構地味で
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

4.0

シェールガスを取り扱う企業の事業展開を進める営業さんの話。
シェールガスはようするに石油的な燃料ですね。数年前に話題に上った記憶はあるのですが。。視聴後すこしぐぐったところによると、こんな感じでした。
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.4

美術品鑑定士の男となぜか姿を現さない謎の依頼人の女。
この女の正体はいったい?目的は?(絶対あるはず)という、それだけでひたすら引っ張る潔い作品でした。
楽しめましたが、中盤あたりからとてもわかりやす
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パリ3区の遺産相続人(2014年製作の映画)

3.3

パリの不動産を遺産相続した男が主人公。
家を見にいったらなぜかおばあさんが住んでいて、「この家はヴィアジェなのよ」とよくわからないことをいいだし、居住権を主張する。この仕組みが最初よくわからず関係性が
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アイム・ノット・ゼア(2007年製作の映画)

2.0

偉大なるボブディランを6人の俳優が演じるという、ファンなのでちょっと気になっていた映画。
ちょっと、というのが、どうもがっかりしそうな予感がしていたのですが、、これはきびしかったです。

ボブディラン
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

1980年代、テキサスの保守的で自堕落なカウボーイが、HIV感染を告げられる。実話らしいです。
人が人生の中でもっとも影響を受ける出来事って、もしかすると自分の死を目の当たりにすることかもしれない。主
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エール!(2014年製作の映画)

4.0

悪い人が一人もいない幸せな世界観で、安心して観れる。注意点は下ネタ要素くらいかな。
主人公の女の子がいかにも普通な雰囲気なのがすごくはまってました。さほど美人でもなく、肩周りがっちりしすぎでアンバラン
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.5

かなり気になっていた話題作。ようやく観ました。
ナイトクローラーって報道専門パパラッチのことらしいんですが、海外セレブを追いかけ回す雑魚的イメージしかなかったので、本作の裏稼業的仕事内容はものすごいギ
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

酸素ボンベの新しい活用法。何を考えているのかわからない人間が一番恐ろしい。斬新な殺しの手法、目力、髪型がすばらしい殺し屋アントン・シガーの不気味さを楽しむという一点物映画で、わけのわからない行動規範と>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.2

子供の誘拐事件という嫌な話。
「複製された男」がおもしろかった同監督というわけでハードル上がった状態で観たが、裏切らないですね。
行方不明の娘を探す父親の行動が中心。人間は自分が愛する人ためにどれだけ
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.0

全体主義国家として経済的に返り咲いた近未来のイギリス。人々は勝利や自尊心と引き換えに夜間行動禁止や検閲、報道統制など、さまざまな権利を制限されてくらしていた。そんな状況にテロ攻撃を仕掛ける不気味な仮面>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

やはりスーツにはベルトでなくサスペンダー、かっこいいな〜英国紳士。でもあれ肩凝りそうだし、あのガチガチに決めたスタイル似合うってなかなか難しい。サイズがジャストなので自分的に着心地は悪そうですが、そこ>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.0

14歳の少女は殺された父親の仇を討つために老保安官を金で雇い復讐の旅にでる。復讐はロマン。
いわゆる西部劇の現代版。リメイクらしいのですが、前作は未視聴。舞台は1900年くらいかもっと前?自動車以前の
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あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

4.0

第二次大戦後のドイツ、強制収容所で顔に大けがを負い、整形手術で見た目別人のようになっちゃった女性の話。
再会した夫は彼女のことを妻だと気付かずにある仕事を持ちかけるのだが..
序盤が、、めっちゃのんび
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レック3 ジェネシス(2012年製作の映画)

3.6

スペインの大ヒットPOVホラーの3作目。2での二番煎じ感を反省したのか、主役も交代。場所も結婚披露宴?の広々した感じで、前作とうってかわった見通しの広い場所。
ストーリーは前作とは繋がりはないようで、
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オックスフォード連続殺人(2008年製作の映画)

3.3

ふむふむ、なるほどね(わかってない)。
数学大好き理系の学生の下宿先で起こった殺人事件を尊敬する教授と一緒に解き明かそうという話。

はあ、、まったくこの方達はなにを話していらっしゃるのでしょうか。学
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.5

ミニオンズ観たいけど字幕版が新宿しかやってない....Huluで改めて1作目を観た。字幕版。
怪盗グルーが月を盗むため、孤児の3姉妹を養子にして利用しようとするんだが....という話。

仕事?が生き
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終戦のエンペラー(2012年製作の映画)

3.5

はたして昭和天皇は太平洋戦争開戦を防ぎえたのか?
敗戦直後アメリカ占領下の日本で、GHQのマッカーサーと部下のフェラーズが天皇の処遇をどうするか悩むという話。
天皇制の存続有無という、日本人の国家観、
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

1930年代のアメリカで死刑囚を収監する刑務所職員が体験した不思議な話。
フランク・ダラポンとスティーブン・キングで刑務所という、ショーシャンクの空にと似た布陣ですが、やっぱり作り方も似てるかな。ちょ
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