akiraさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シリーズの魅力がしっかりつまった文句なしの完結編という感じで、とても面白かった。

すきなところは書ききれないけど、パッと思いつくのは以下。

①キャラクターの魅力

実質主役のロケットをはじめ、今回
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.3

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主人公チャーリーを演じたブレンダン•フレイザーの肥満メイクと演技が生々しくてすごかった。
そういうひとにしか見えない哀れさ、不潔感、迫力があった。

ストーリーは正直なところ、よくわからず、あまり面白
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

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面白かった。
マイケル•ジョーダン、NIKEに全然詳しくなくても楽しめた。

おじさんたちが情熱に突き動かされて週末会社にこもり、プレゼン準備や作戦会議に没頭するところにワクワクした。

キング牧師の
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

2.5

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映像と役者の美しさが神がかっている。
冒頭の、ヒロインと青年の出会いと別れもグッとくるものがあった。
が、その後の展開が見れば見るほどおかしなところばかりで、全体的にはあまり気に入らなかった。

まず
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.3

予告編から期待したものとはちょっとちがった。

竹を割ったような性格の、優しくてちょっとエロいちひろさんが、周りの人々を少しだけ幸せにする、みたいな話かなあと思っていた。

実際そういう話ではあるんだ
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僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)

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前半・後半でけっこうトーンのちがいが激しかった。
前半、昔のサラリーマン、駐在員の暮らしぶりを見るだけでおもしろかった。
後半、戦闘描写が思ったよりハードでふつうに人死にが出たりするし、働く男の家族に
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

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面白かった。

はじめはベネデッタの聖痕は本物なのか、彼女自身どこまで"奇跡"を信じていて、どこまで自覚的に嘘をついているのか、に興味を惹かれた。

が、話が進むほど、そこだけが焦点の作品でもないのか
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.6

有名な足組シーンしか知らなかったけど、本編もちゃんと面白かった。
終盤に向かうほど誰を信じて良いかわからず、主人公と一緒にまんまと犯人の術中にはまっていく感覚があって、とても引き込まれた。
ラスト手前
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.7

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おもしろかった。
タイムループものは好きで結構見ていると思うけど、新鮮味を感じるいろんなアイディアがあったし、みんな知ってる定番ジャンルだからこそ大胆に説明を省略してる部分もあったりして、よくできた映
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

ひさびさに、上映途中で「なんで見に来ちゃったんだろう…」と後悔するくらいこわかった。
高所の怖さを描いた映像の中で間違いなく過去最高クラスにキツかったと思う。

面白いもので、まだ何も予定外のことが起
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バビロン(2021年製作の映画)

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ハイテンションで下品なところとしんみり切ないところがバランスよく詰め込まれている感じで3時間飽きずに楽しく見られた。
映画の技術革新が連なって最近の自分でも知っている映画たちになっていくのは、ベタかも
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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面白かった。
アントマンシリーズでいちばんすき。

見る前はいろいろな点でたのしめるか不安だった。
•量子世界が舞台ということで絵面が単調そう
•アントマンシリーズ最大の魅力(と自分は思っている)マイ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

面白かったけど、ミステリとしてはグラスオニオンで起こる事件はちょっと物足りなかった。
一作目の方が個人的にはすき。

ただこの肩透かし感は、いい意味でライアン•ジョンソン作品特有の持ち味でもあると思う
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

ちょっとお話に出来すぎ感もあるものの、デスクトップの映像だけでここまでバラエティに富んだ展開を描けるのがすごい。

カレンダーの予定を消すマウスポインターの動き、散らかったデスクトップの様子から感情を
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6年愛(2015年製作の映画)

3.5

キツイけどとにかく生々しくて、話に無駄がなく、とても面白かった。

彼氏•彼女どっちも普通のひとなりの弱さを抱えてて、自然にあの結末に向かっていく感じがリアルだった。
ふたりとも根はいい子そうなだけに
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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HFR対応ということで、丸の内ピカデリーのドルビービジョンで見た。

HFRの映像はホビットで見たことがあったけど、今回の方がずっとその効果を強く感じられた。
とくに海のシーンの、画面内の全ての要素が
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.5

中盤のあれがマジで気持ち悪い。
ひさびさに瞼の裏に焼きつく怖いもの見た感じがした。
目隠し幽霊など、見せ方で怖くするのも上手いと思った。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

超おもしろかった。
二番館だけど劇場でかかってるタイミングで見れてよかった。

斬新な設定、魅力的なキャラクターたち、すべての伏線がしっかりと活きてくる胸熱なクライマックスなど、いいところがいっぱい。
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

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面白かった。

公開前は、20年以上前のTVアニメ版と声優がちがう件で何故かイチャモンをつけられてて可哀想だなと思っていた。
が今にして思えば、この出来栄えなら公開後にはみんな黙らせられることが、きっ
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.3

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勝手にハードルをさげてた分、ふつうに楽しめてお得感があった。
テンポよく新しい展開がつながっていくし、100分くらいと短めなので、飽きずに見られた。

漫画版の序盤を少し読んだことがあって、人間関係の
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。

不穏な伏線がじっくり積み重なっていく前半、一旦崩れたらあっという間に落ちていく後半と、長丁場ながらまったく飽きなかった。
ラストの獣人の件は、そこまで落ちるとは想像してなかったので、か
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは、、

なるほど前評判どおり、ここまで故人の"追悼"にフォーカスした映画は見たことないかもしれない。

冒頭、MCUロゴの背景が風の音だったときは悲しいんだか感動的なんだかわからない不思議な気持
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

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20代の恋愛をふくむ"人生"のエッセンスがギュッと凝縮されている感じで、中盤以降がマジでしんどかった、、
序盤で主人公カップルが可愛すぎてキラキラしてて、完璧に思えただけにキツい。

思い出すだに胸が
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

楽しかった。

明快で熱いストーリー、ぶっとんだアイディア満載のアクションの数々、かっこいいサントラ等、あらゆる面で大満足。

帰り道、地下鉄のガタンガタンという音と振動で、「パーティで踊りまくるとこ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.0

ひさびさに見直した。
やっぱり最高に面白い。

大人になって見返すと新たな発見があったりして、ますます好きになった。

ユーミンの曲が絶妙にストーリーにマッチしてていいと思った。
冒頭、「ルージュの伝
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

3.7

公開当時ぶりなので、13年ぶりくらいの再鑑賞。
当時は地元のシネコンでRealD方式の3Dで見たと思う。
今回はIMAXで見られた。

映像技術が売りの映画なのに、全く古びた感じがしないのはさすが。
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.7

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10年ぶりくらいに見直して、三十路にはキツいかなと思っていたけど、ふつうに面白く見られてホッとした。
とにかく"エモさ"を楽しむことに集中したのが良かったと思う。

タカキくんを現実の人間に置き換えて
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.2

古屋兎丸原作×城定監督ということで面白そうと思ってたんだけど、期待したほどではなかったかな、、?
このコンビならすごく変態チックな何かが見られると思ったんだけど、そうでもなかった。

隠れ家のチープ感
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

すごく変な映画だけど、映画館の大スクリーンでしか味わえない大スペクタクルが体験できるという意味で、料金以上の価値は十分にあったと思う。

考察を読むうちに、もう一回見て確認したくなる不思議な魅力もある
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アス(2019年製作の映画)

3.5

NOPEの予習として、今更ながら見た。
ゲットアウトに引き続き、見たことない変な絵面、居心地の悪くなる絶妙な映像がたくさんあり、怖さよりも新鮮さでたのしく見進められた。
逆にいうとホラーのつもりで見て
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.0

90分という短い尺の中に、ノスタルジックな要素をタイトに詰めこんでいるところはすごいと思った。
あと、ところどころにある主人公一家の団欒シーンがよかった。
カジュアルに暴力的な感じがとても自然だった。
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.8

かなり面白かった。

90分1カット(視覚効果などを駆使した擬似1カットではなく、本当に一発撮り)というギミックをはじめから知っていたことも手伝ってか、ものすごく臨場感があり、没頭して見いってしまった
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呪詛(2022年製作の映画)

3.5

映画を見るだけで強制的に"儀式"に参加させられる作りが、とても斬新に感じた。
都市伝説なんかではよくあるパターンだけど、映画では初めてみた。

とくに冒頭のワクワク感は秀逸。
目の錯覚の動画をつかった
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

綺麗に切り取られた東京の街、お洒落な音楽、18歳のスカーレット・ヨハンソンの神がかった可愛さ、ビル・マーレイのくたびれたおじさん感、ふわっとしたロマンス要素を含む、ほとんどあってないようなストーリー等>>続きを読む