『建築学概論』+『6才のボクが、大人になるまで。』という感じ。
長い月日を経た初恋の落とし前をつけるという点と、すれ違いまくっていい大人の年齢まで来てしまったという点は『建築学概論』に共通するが、>>続きを読む
夫婦不信系と聞いていたので、「ブルーバレンタイン」のようなトラウマ映画を想像したが、どうして、ハンニバル・レクターもビックリの、
新感覚シリアルキラーの登場する、
エクストリーム系犯罪映画だった。>>続きを読む
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才気走る、とはこう言う人のことを言うのだろう。
まだ一作しか見ていないけど、グザヴィエ・ドランは作家性で観客を呼べる稀有な映画監督だと思った。
映画は冒頭からクライマックスまで常に観客に緊張感を強い>>続きを読む
吉田大八作品の見所は、異なる価値観を持つ人間同士が対峙する時のどうしようもない緊張感と気まずさ、そしてその衝突の末の、否定や拒否感が行き着くとこまで行き着いた末に憧憬に転化する時のカタルシスだ。
小>>続きを読む
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「才能」を巡る悲哀の物語。
音楽家を夢見る平凡な青年・ジョンはふとしたことから、奇妙な人形の頭部を被ったミュージシャン・フランクとそのバンドと出会い、臨時のキーボードメンバーとして彼らのバンドに加わ>>続きを読む
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これ本当にキム・ギドクが脚本書いたの?って疑いたくなるくらいウェルメイドで、かつ南北統一への願いというストレートなメッセージ性溢れる映画だ。
38度線に近い韓国のとある街に住む二つの隣家は、片方がケ>>続きを読む