akiyoshiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

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児童書『グースバンプス』の映画化。日本ではあまり翻訳されてないですが、NHKで放送されたカナダのドラマでタイトルを知っている人も多いかな。
ドラマは子ども心にとても怖かったように思いますが、この映画は
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

閉鎖的で何もない田舎の情景が、田舎生まれの身に沁みます。呪いみたいにかけられる言葉の数々!「ぼくらはどこにも行かない」「あなたならこの町を離れない」「あなたのやりたいことは何?」田舎の高校生とか、見て>>続きを読む

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTで見ましたが、フランス語がわからないので、ゲイのひとたちの字幕の口調に女性的や、一人称が「僕」といった柔らかい口調が採用されているのが正確なのかどうか不明でした。映画自体はよかった。レズビ>>続きを読む

キャンディマン(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一見チープなフォークロアから、アメリカの人種差別を比喩したディープな精神的ホラーへ向かうのが見事。血の臭いがするホラーです。
ヒロインの配偶者が学生に手を出す大学教員であり、ヒロインは大学院生で、やけ
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

古い映画なのにとても見やすかったのが驚き。ストーリーはシンプルで、迷宮のような書庫があったりスリルもある。楽しく見れるのではないか。
若い修道士の信仰への疑問、変わり者の師、個性豊かなキャラクターを生
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劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし(2013年製作の映画)

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動物の名前、柄、色、数字を数えるなど、易しい文法と単語ばかりの幼児向けアニメは基礎の英語学習にぴったり。基本的な文法や単語を覚えてて、座学に疲れている子どもと一緒に、気分転換かねてリラックスして見ると>>続きを読む

ブックセラーズ(2019年製作の映画)

4.5

コレクターが図書館や博物館などが担いきれないニッチな分野のアーカイブを作るんじゃないかという話と、ブックセラーの世界でも今まで無視されてきた女性史の話が面白かった。
さんざん本の世界では言われています
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

さまざまなレビューでも見られるように、犬好きは見ないほうがいいかもですね。しょっぱなから目をそむけたくなるシーンがあり、そこが完全に無理なら視聴をやめたほうがいいかな。犬に思い入れがない人間でもきつか>>続きを読む

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

インド人女性シャシの初めてのニューヨーク旅行を描いたチャーミングな映画。シャシは裕福で身内にも恵まれていてレアな立場ではありますが、中年で主婦業の女性が自尊心を取り戻していくエンパワメントストーリーで>>続きを読む

レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺(2014年製作の映画)

3.0

小物や悪魔のデザイン、雰囲気が良くて、大まかなストーリーラインは王道。部分で見るといいのに、構成が悪いのかわからないけど、全体的にバラバラしてて頭に入りにくい。魔女狩り・悪魔・宗教と科学の話は、扱いは>>続きを読む

サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった事件をもとにしているそうですが、それにしても脚色がよくできてる!3人組のキャラ付けが楽しいし、女性のお仕事ものしても連携・性差別・パワフルな女性たちをしっかり描けてますし、企業ものとしても>>続きを読む

ある女優の不在(2018年製作の映画)

4.0

車中から外を見るカットがかなり多く、イランの農村の息苦しさが狭い車内そのまま、あるいは窓からのぞく部外者として味わえます。村を行き来できる道は狭くて、車一台しか通れない。道を広げようとした少女がののし>>続きを読む

明日へ(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スーパーレジ係、非正規雇用の中年女性たちの労働運動。シスターフッド的な連携のあたたかさがメインの、家庭と運動との間で引き裂かれて、上層部のなかでは取り換えの利くモノ扱いな労働者の姿があまりに身につまさ>>続きを読む

たちあがる女(2018年製作の映画)

3.5

フィクションなので、警察・ドローンからいろんな手を使って逃げるシーンが面白かった。環境問題がバックグランドにある映画ですが、デモや運動の難しさを感じます。
今は有名な絵画を汚して訴える運動が紛糾してま
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

2.5

バラードのテクノロジー3部作の映画化。原作は古く、1975年に書き上げられたものなので、当時のイギリスの低迷や、最後に流れるサッチャーの演説(サッチャーは1979年政権につきます)の示唆も背景にあるの>>続きを読む

レジェンド・オブ・ゴースト カンタヴィル城と秘密の部屋(2016年製作の映画)

2.0

この題材・原作ならもっと面白くできただろうに、どうにも盛り上がりに欠ける。フランスの映画は女体の扱いが雑でそこも辛い。

ワンダフル・ワールド(2015年製作の映画)

3.5

日常脱力系のゆるいB級サイバーパンク風SF。
個人的にはとても好きです。

パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出来心からドツボにハマっていく不条理系……と思ったらどんでん返し、全部ウソの詐欺でしたというお話。スッキリ解説があるのと、ちょっと出来すぎな展開とオチが最初のネチネチ追い込まれる空気が好きなひとを落胆>>続きを読む

メタボリックデカ(2017年製作の映画)

3.0

韓国映画はいいのもたくさんあるけど、これはあまりおもしろくない。
ボディポジティブの面から見ても、ポジティブになりきれてないのでいまいち、警察のプロパガンダ的なものとしても良くないかな。

シリアスマン(2009年製作の映画)

3.6

ヨブ記を下敷きにした映画。
韓国人留学生へのド直球な差別的表現があります。

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