kiiikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.9

ご存命中にこんな映画が作られてるなんてやっぱり英国王室って違うな………と思いつつ、こういうのとても好きです。

実際あんなに自由に街中に出るなんて絶対にないんだろうけど…持たないものには絶対に脅かされ
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.5

自分の住む国の絶望的な人権意識、安全対策の有様を考えた時に、私は女だからどうしても昔のように無邪気な正義感で"それぞれの意志を尊重していくべき!"と言えなくなってしまった。制限、環境、いろんなことが簡>>続きを読む

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.2

こういうファンタジックさ、世界観を一番違和感なく受け入れさせる手法って映画より漫画なのかもしれない。説明かされるかされないかの濃淡も自由自在。そういう意味では映画の時の流れは、見る側がコントロールでき>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.6

やっぱりアジア人より大人に見えるから自立した感じに見えるけど、24歳ぐらいの男性なんて自分のことでいっぱいいっぱいだよな…。

立派に向き合ったというより、そうせざるを得なかったという方が正しいかもし
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.8

こういう痛みに真摯に向き合えるのは、ズレた目線で無神経な物言いをせずに対処できるのは、きっと近い苦しみを知っている人なんだろうなと、自分みたいな恵まれた人間がわかったような口を聞くのは間違ってるなと思>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

映画館内で、皆が同じシーンでクスクス笑った時、演劇の観客のようでもあり、セレモニーの客のようにも思えて不思議な感覚になった。いつもは作品対私一人の感覚でいる没入感を大切にしていたけど、この作品の装置の>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.3

分かりきらないから、私は思ったほど感覚派ではないんだろうな、理解しようとしてしまう。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.9

録画から。ケイトにずっとイライラする…と思ってたら、まさかの。ベタだけど、クリスマスムービーに欲しいのはこういうのなんだよね。ミシェル・ヨー美しいな。

コヴェント・ガーデンに絶対に行きたい気持ちが強
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.6

ミュージカル映画って苦手だけど、ギリシャのあまりにも美しい海と彩り豊かな街並みを見てるとワクワクしてきて、カラッとした笑いやドタバタ感も楽しめた。知ってる曲だらけだった〜。タイトルが有名なやつって、や>>続きを読む

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.8

ほぼ前知識のない状態で見て映画自体は全体的にまどろみの中にいるようというか、だいぶ退屈に感じたのだけど、シーンごとの心情には共感したり同情したり。1年間を時系列で描いているからこその、見終わったときの>>続きを読む

ツインズ(1988年製作の映画)

3.1

コメディだけど倫理観の観点で言うと結構残酷よなぁ…あとなんか兄弟って日常でつるんでるイメージないけど、姉妹って普段からつるみがちなのは一般的なのかしら。

ツイスター(1996年製作の映画)

2.7

竜巻災害ってあんまり日本では身近じゃないけどあんだけの平坦な国土があると起こりやすいのかしら。正直盛り上がりはいまいち…

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.7

構造的な面白さと、会社とかのシュール設定がどっちも取ろうとして振り切れてない印象がしてしまった…とはいえ面白い。期間限定で他人の脳内に入れる仕組みだけで、たくさんオムニバスで組めそうである。

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ポールだけはだめだろ…異性愛のカップル、夫婦でも相手が心変わりしてしまったら、という不安はゼロになることはないだろうけど、同性愛のカップルだとこういう「もしかして男の方がよかったの?」みたいな不安って>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

ツッコミどころは多いし、実際にこういうタイプの人がぶつかる壁ってそう簡単に乗り越えられないし、何より生徒と先生は絶対NGなんだけど。実際に誰かに惹かれるときって、素敵な人であるかより、自分の心の凸凹に>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.0

録画ストックから。やっぱアクションみが強くてあまり好みではないな〜。

レイチェルの結婚(2008年製作の映画)

3.4

こういうの見るときに、振り回す側の人生と振り回される側の人生にどちらに感情移入するかでいうと、絶対振り回される側なんだけど。振り回す側の闇をそのままほっといておいて良いわけもなく。まだアメリカはグルー>>続きを読む

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.2

この監督の作品初手で見るには全く向いてなかったよ…またいつか。

ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.7

イギリス歴史物3本目。
出自が偽りだったこととかちゃんと書かれてるんだな…国の象徴、王族、皇族は規範の中で生きるのかと思うけど、結構すごいことをするんだなぁ。国民感情としては批判とか起こるだろうけど、
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ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009年製作の映画)

3.8

ヴィクトリア女王の伝記を読んだ直後に是非見ておきたかった作品を。

長く国をおさめた人が、それこそ義務を果たさないといけず政略結婚などに巻き込まれそうなイメージだけど、人生の中で一度は本当に愛する人と
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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.2

しょうもないのに見た目雰囲気だけは悪くないところが…

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.9

イギリス歴史物の本を最近読んでいるので立て続けに歴史物を。

確かに実力派の二人だけどUK出身の女優でも良かったんじゃないかなと思いながら見たら…あ〜二人のこの真逆の性質の存在感が良かった。時代に翻弄
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レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(2016年製作の映画)

3.2

レゴのゲームとか好きだけど、これはニンジャゴーシリーズの原作もあるからなぁ〜。何にしても子は親を選べない…。

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

2.9

死は救済ってことですか?
頭みたいなの謎すぎるし、モンスターみたいなのも横の部屋に避けるのワロタ。

アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.4

ひでーーーーーーー人食いスライダーに暴走してほしかったのに。この手の映画に私達がどんな種類の快感を覚えてるかわかってください!

(1963年製作の映画)

3.9

本能で感じる恐怖って感じだ…ライトハウスを見ていたのでなるほど、という気持ち。でっかいクマとかの方が脅威なのに鳥のほうが不気味なのは集団になるからなんだろうな。

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.3

いろんな意味できっつかった……………子供に期待される純真無垢さに対してのギャップで残酷さを際立たせているんだろうけど、その酷さの種を蒔いてるのが大人なんだよなと思うと彼女たちは被害者。ヤングケアラー描>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

1回目
2016年4月以前。★3.8

2回目
頭使わずに見れるやつ見たくて録画ストックから。やっぱティム・バートン感がすごいし、だからヒットしたんだろうなぁとは思う。けどロアルド・ダールファンなので
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.4

スリラー見すぎのせいか、あんまり目新しさは感じず…。ブラックミラーで1時間でスマートにまとめられそうって感じでした。主演がこの二人じゃなかったら見ないかも。それは置いといて、家父長制はくたばれ!

SEX発電(1975年製作の映画)

3.3

あまりにもバカタイトルで気になって録画してたやつ。尺がこんなにいらない…イタリア映画らしくなんかシャレてるのも腹立つな。笑 アメリカ的にもっとクソバカバカしく弾けてくれた方が好みではある。

でもディ
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.3

誤った正義マンになってしまった…ちゃんと裁かれろ〜。

愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)

3.8

タイトルとかでチープなロマコメかなと思ったら、シスターフッド的でもあり良作だった。こういうのが、いい。

ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

3.1

せっかく職業、設定はよかったのに…。娘の立場になって、頭ごなしな感じにもイライラしちゃった。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.2

これは名作と言われるわ…。結局、国家、政党、いろんな大きな単位があるにせよ、人間が動かしてる、から悪い方向に動いてしまうことは多い。けど、たまにこうやって善意が打ち勝ったりする。どうしたら善意の側に入>>続きを読む

コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

2.8

まあ国にとっては一般市民の命なんてちっぽけだよな……