kiiikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.6

これ伝奇的な作品だったのか…。

トム・ハンクスがものすごくおじいちゃんになっている。ストーリーに起伏は少ないけど、でもなんか特別なオーラをまとう人っているよね。

マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.7

今年一番好きだったかもしれない、本当にパンフレットがないのめちゃくちゃ残念……。

何がどういいって一言では言えないんだけど、私はマルセルに出会えた人生で良かったなって思っちゃった。見えないけど、私の
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ある愛の詩(1970年製作の映画)

3.2

ベタだなぁ。昔よりは自由恋愛というところが当たり前になって困難を感じづらくなっているような気がしつつ、でも結局愛の前で人間ができることってあんまり変わらないかもしれないね。

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.0

クリス・コロンバスにロビン・ウィリアムズ、そりゃあいいさ……

思いの外、時代がサクサク進んでいくことにビックリした。私達が必死に生きている時間も、地球上の発展の中でみればほんの瑣末な時間なんだよな。
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.9

アメリカの頑固ジジイやらせたらこの人の右に出る人はなかなかいないな……何歳からでも人は変われるんだよ。

チェイサー(2017年製作の映画)

2.9

ハル・ベリーが超人すぎるってば。でも母は強し。

アシスタント(2019年製作の映画)

4.2

「女性差別なんてなくない?むしろ女性の方が女使って得出来るしいいねぇ〜笑」みたいな言葉を何度もTwitterで見た。幸い表立って差別的な言葉をぶつけてくるような人とはなるべく関わらずに生きてこれたと思>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.8

エポック・メイキング的な価値はわかるけど、いつの時代も男ってきめぇなとなってしまう作品ですね…。

アンネの日記(1959年製作の映画)

4.2

小学校の図書館に並んでいた漫画の伝記本、数が少ない女性主人公のものは繰り返し読んだ記憶があって、その中の一つがアンネ・フランクの伝記。この作品は日記に残っている部分だけ描いているけど、その前後の出来事>>続きを読む

ディスタービア(2007年製作の映画)

3.3

覗き見はキモいけど青春交じりのサスペンスは嫌いじゃないです。

隣のヒットマン(2000年製作の映画)

3.2

もっとハードなやつかと思った。終わりよければ全てよし。

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.8

名作見るときってしっかり心構えしなきゃって思ってなかなか時間取れないから、一周回ってこういうのだけどずっとダラダラ見ていたい。(それが午後ローよな)

サイコ(1960年製作の映画)

3.9

礎、という感じだ。ホラーサスペンス文脈の有名な作品はちゃんと見ておくべきだなぁ。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

お国柄、生活習慣、宗教、時代…いろんな事情が異なる私達の目線で言うべきではないこともあると思うんだけど、子供の話を聞く気がない大人たちの様子を見てるのがめちゃくちゃしんどかった……

誰かのために走れ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.0

ツッコミどころは色々あるけど、こういうホラーの様式美に則ったアイコニックな作品は大好きですよ!!!こういうのがいいんだよ!!!

耳が一番しんどい!!

早春(1970年製作の映画)

3.8

大好きな人が紹介していた作品で見てみたらまあまあとんでもない展開になった…。女の立場からしてみたらキッツいわって思うところも結構あるしあんまりこういうのをそれがいいんだと賞賛するのもリスキーだよなとい>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

やっと見れたけど見てよかった。心の動きも画面の美しさも全部細かいところまで拘られているなぁ。だんだん華やかになっていくし服装だけど、ずっと可愛いのにちゃんと"着回し"をしているのが、この人は身の丈に合>>続きを読む

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

3.1

タイトルの規模でかすぎない?と思ったけど、エネミーはどっちだったんだという話。日本も国民のための国家じゃなくて、国家のための国民…とこうなるのはありそう…。

ジンジャーの朝 〜さよなら、わたしが愛した世界(2012年製作の映画)

3.6

赤毛のエル・ファニングめちゃくちゃ可愛い。全体的に漂う思春期の厭世的な感じは結構好きです。でも友達とのかけがえのない感じをもっと強く描いた方が失う痛みみたいなのがより刺さったんじゃないのかな。

それ
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ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~(2023年製作の映画)

3.5

途中までしか見れてなかったのをちゃんと見切った。たった一つのイベントにどれだけたくさんの人が奔走してたのかを知ると面白い。

今で言うとアウトな行動もたくさん出てくるけど、それはまぁ皆がここで幸せを受
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.5

とても良かった…ブリグズビー・ベアを思い出す。そしてペニーワイズの人でびっくり。

特性を持った人の抱える困難は決して本人だけが向き合わなくてはいけないことではない。そもそも、皆何かしら足りない部分を
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ハーフ(2013年製作の映画)

3.4

日本に生まれ育つと、見えない世界、見なくても済んでしまう世界がたくさんある。上っ面で多様性について議論する前に、日本人が過ごす環境がかなり特殊であることを自覚する必要があるよなあ。

頭の中では差別を
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.0

POVって絶対「見にくい」というストレスがあるので、それを越えて面白くないと評価を上げる気にならなかったりするんだよな。

題材は面白いんだけど、うーん。配信者にはみんな同情しないから、可哀想にな!

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

もっと昔の話だと思い込んでいたのでビックリした。会話劇なので映画としては平坦。こんなにしっかり対話が出来るものかと思う部分もある。

ただこの日本という国に生きる女性にとっては、全く他人事ではない。教
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インベージョン(2007年製作の映画)

3.0

この手のものって生き延びルールに無理があると萎えてしまうな〜。

60セカンズ(2000年製作の映画)

2.6

やはりこの手のものにロマンを感じないんだな…と思いながら流し見。でもなんかニコラス・ケイジ見ちゃう。

ブロークダウン・パレス(1999年製作の映画)

2.7

啓蒙ならもうちょい社会派っぽく作って欲しいし、エンタメならもっとハラハラさせてほしいしすごくなんとも言えない…闇バイトに乗ってしまう若者が増えた社会においては、迂闊な行動は良くないよと釘を差したくはあ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

余白だらけの映画でほとんど明言されていることがない、だからネタバレと言われているものも考察の域を出ない、とも言えるんだけど。

振り返ってみると人生で答えが明言されている出来事のほうが少なくて、記憶だ
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

3.0

寓話感があるけど、結局本人の容姿がどうであれ、人間が美しいものを素敵だと感じてしまう本能の部分は変えようがなく、ルッキズム的な問題って難しいなと思います。

仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

4.1

気持ち悪いと断罪してしまえばそれまでなんだけど………つれぇよ……………良かった。人の心ってのは重いものだよ。そんなふうに扱っちゃいけないよ。

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.5

1は何度も見てるけど、2は意外とぼんやりとしか見てなかったかもしれない〜。若い子たちは本当は自分で荒れたくてやってんじゃないよな…幸せになるきっかけを本当は待ってる。大人はそこに出来れば導いてあげる助>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

3.8

現代でこの感じやったらだいぶ滑稽さが出てしまうけど、この時代だからこういうでっかい器のレディはいるかもしれない…かっこいい…母性って言葉はあんまり好きではないけど、人は誰かを守ることで芽生える強さがあ>>続きを読む