まめしばさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

まめしば

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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.9

無実なのだから証言は出来ない。
無実なのだから何も認める事は出来ない。
しかし人間は、数ヶ月も拷問し続けられると、来る日も来る日も理不尽な拷問を受け続けると、精神的にも肉体的にも追い詰められてしまう。
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.3

考えられないくらい無謀で、信じられないほどクレイジーだけど、至ってシンプルに、彼は紛れもなく純粋なクライマーなわけで、誰にも邪魔する事は出来ないし、誰にも彼の挑戦に口を挟む余地は無い。
心から山への敬
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

これからは、血中アルコール濃度を0.5に保って、仕事すればイイのかもー。
マッツ・ミケルセンの寂しげな笑みが、なんてニヒルだこと!決してアルコールに飲まれてはいけません。

アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~(2022年製作の映画)

3.9

アルゼンチンで1985年に実際にあった裁判を題材にした法廷映画。検事側から軍事独裁政権を暴き、軍事幹部の面々の罪を追求する検事のスピーチは、相当に見応えありました。最後に付け添えた「二度と、再び」とい>>続きを読む

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

3.6

偽札の偽造集団恐るべし、という映画かと思いきや・・・ラスト15分間の展開に呆気に取られて、観終わったあと、しばらくはなにが起こったのか理解出来なくて、咀嚼が必要だった💦予想外の展開に「えっ?????ど>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

東ドイツの国家の保安を守るため、反体制の疑いがある者を徹底的に排除しようという取り組みの中で、主人公である大尉は、ある劇作家と舞台女優を24時間完全盗聴し始める。盗聴しながら、徐々に芸術家達の日常に惹>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

マンガを読んだ事もなく、何の前情報もなく見たけれど、とても良い映画でした。バスケのスピード感、躍動感を、あそこまで描き切るとは、本当に本当に凄い!!過去のエピソードと現在が行き来して、物語に厚みを持た>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

カトリック教会のにわかには信じ難い、子供への性虐待が恒常化しているという許し難い実態を暴くため、執念の取材を重ねた末の世紀の大スクープ。記者たちの執念の集大成。これが事実だとは本当に信じられない。アカ>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.7

どちらに転ぶのか、最後まで葛藤する様が見応えあり。これは実話なんだと、最後の実映像でリアリティを突きつけられる。

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.5

猫の生態は世界共通🐈🐈‍⬛猫たちは世界どこでも人様の癒しですね。

RRR(2022年製作の映画)

4.6

度肝を抜く描写の連続で、すんごい‼︎‼︎‼︎‼︎の一言。超絶濃厚な、お腹が満腹になる、こゆーい1本です!筋肉隆々な、痛み知らず恐れ知らずの主人公2人に、気持ちが持っていかれっぱなし。キレッキレッの息ピ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

風景描写がやはり、素晴らしい。息子が観て良かったと言っていたので、どのような内容なのか一切何の前情報も無いまま、鑑賞した。
東日本大震災の被災者の方は、何の前情報もないまま鑑賞されると、真っ直ぐ向き合
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.4

麦ちゃんがんばった!個性的な面面が揃って乱行パーティは夜通し朝の5月まで続くのでだあった。

少年の君(2019年製作の映画)

4.2

イジメは人の心を壊し、イジメられた者はどんどん追い詰められる。
イジメる側はいくらイジメても満たされず、イジメはエスカレートし、イジメる側の心を蝕んでいく。

「君は世界を守れ。俺は君を守るから」
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.8

アメリカとソ連の核戦争の危機(キューバ危機)を救った、実在する2人の男を描いた、実話に基づく重厚なお話し。ソ連で捉えられた後も、最後まで口を固く閉ざして母国に帰れることを信じて耐え続けたカンバーバッチ>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.9

間違えて持ち帰ってしまった友だちのノート。何としてでも今日のうちに届けないと友だちが退学にさせられちゃう!僕の責任で友だちがまた先生にひどく怒られて、退学になったら大変だ!
その一心で、遠いところに住
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

ジェイソン・ステイサムの笑顔が一度も出てこない、おびただしい数の人が平気で殺されていく映画。この人がボスだとしたらはむかえないし、復讐への執念って怖いんだぞ思い知ったか、という映画。

ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.6

大好きなリーアム・ニーソンが主演というだけで観た作品。だから、リーアムニーソンの家族とか愛する人に手を出したらダメだって!!
お金に目がくらんで悪巧みしたら、リーアムにとことん追い詰められて、絶対に逃
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.9

現実的にあった話だと思うと、心が締め付けられます。生きていくために、環境に順応していかざるを得ない状況で、人間としての理性を保ち続けることがどれほど大変なことか。それでも生きていく、という副題がささり>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.9

主演の俳優、ジャスティン・チョンと、お気に入りの場所である入り江の風景がとても魅力的でした。見終わってから、監督、脚本・主演がジャスティン・チョンと知り、ますます彼が魅力的に感じてしまった。
家族と共
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

激動の人生。衝撃の事実。
「時には、知らないままの方が良いことがある」
でも、母は、遺言を通して事実を告げたかったんだね。母が辿った人生をなぞり、
全てを知った上で、事実を受け入れて、その上で、生きて
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

几帳面さは健在。
かつての仲間さえ、裏切り者には容赦しません。

イコライザー(2014年製作の映画)

3.7

几帳面で気持ちいい。
それにしても人を殺しすぎ。
味方にいたら心底心強いけどね。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.6

貧困な村の出身だろうが、学やマナーを備えて無かろうが、未亡人だろうが、夢と希望を抱くことは誰にも止められない。妹には自由な人生を送ってほしいと、4年間学費を払い続けたのも、姉としての夢というより、自分>>続きを読む

13人の命(2022年製作の映画)

4.2

当時日本のメディアでも、相当な頻度でニュースとして報道されていた事を記憶しているだけに、現地では13人の命を救うためにこのようなストーリーが展開されていたと知り、非常に感慨深く観入ってしまった。息をの>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.2

黒人差別、冤罪、死刑判決、真実、捻じ曲げられた真実、嘘、証言、保身、絆、家族、仲間、良心との葛藤、絶望と希望、熱意、信じる心、諦めない心、本当の正義とは何か、これが事実に基づいた内容なだけにとても考え>>続きを読む

ニールジャー(2016年製作の映画)

3.7

途中から見ただけですが、勇敢な行動が素晴らしい✨実話という点で感動を覚えます。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

こんな17歳、実際にこの世にいたなんて、にわかには信じ難い。処世術に長けているという言葉では言い尽くし難い、頭の回転が早くて、生きる力が強くて、とことんズル賢い、でも誰からも愛される憎めないキャラがデ>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

現実から逃避したい時にこそ、偶然の運命的な出会いにたまらなく惹かれるの、分かるなー。
そう。そうなの。
どうしようもなくモヤモヤして、戻ることも、進むことも出来ない時には、いつもと全く違った、普段は選
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靴ひも(2018年製作の映画)

3.8

イスラエルの映画は初めて観たかも。結局、一緒に暮らしてみれば父と息子の絆は自然に深まり、お互い必要とし合う、ということですね。ドナーになりたいと訴える息子の言葉に感動しちゃいました。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.6

コメディ強めのホラー映画かと思いきや、ホラー強めのコメディ映画かな。どっちもどっち。人の死に方がエグ過ぎてギョッとか、ヒェーッって何度も目を覆いながらも、大いに笑いが散りばめられていて、最後まで飽きる>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

しがない生活を送る普通のおっさんかと思いきや、一番怒らせちゃいけないタイプのおっさんだった!絶妙にシニカルな顔と、渋さを垣間見せながら、死ぬほど残酷なことをしでかす、やばいおっさんです。人を殺し過ぎな>>続きを読む