あこねこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.7

サイコパスなアランドロン。
お金がないから、見下されたから殺す。勘付かれそうだから殺すって完全サイコパスやん。
まあ、やりたい放題御曹司に日干しにされたのは可哀想やったけど。
アランドロンが、苦悩とか
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.7

ハリウッドにて馬車馬のように働かされて、太る事を禁じられて、薬物で管理された人気子役の末路?晩年を描いた作品なんだけど、子役時代の感じが分かりづらかったなー。ステージママの母親との確執とか、父親がゲイ>>続きを読む

メンフィス・ベル(1990年製作の映画)

3.8

これが終わったら帰れる希望を抱いて最後のフライトに出る戦闘機メンフィスベルの乗組員達の話。
タイタニックのキャルいるやん!キャル役払拭するくらいの良い奴、憎めないキャラだったので死んでほしくない!!と
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影武者(1980年製作の映画)

3.7

結構歳を召されてる脚本家の先生とかは、見るべきとおっしゃってたので、観る気ではいたがずっと観る機会を逃してた。長いし‥
長すぎるわりにハラハラ展開とかないから集中力はまぁ切れる。

冒頭の同じ見た目の
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

ホラーだとしたら淡々とし過ぎてるし、評価分かれるかも。映画としては何がが起こりそうな雰囲気が始終流れててずっとみてしまう。羊農家の日常風景なのにずっとみてしまうていうのは映像的には面白い部類なのでは?>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.6

高齢者パイロット4人が宇宙へ行く話。
若者と比べられたり、視力や体力の低下や病気を突きつけられたり老いあるあるの試練にぶち当たりながら宇宙行きを決めるとこまでは面白かった。
宇宙に出てからは、他の宇宙
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

4.3

え?名作では?辛口多いけど‥
確かに冷戦下のソ連ってじとーっとした雰囲気で、色も地味だし華やかさはないけど。

ソ連亡命トップダンサーが主人公。
冒頭の高尚なバレエ(私は理解不能)→飛行機ソ連領に墜落
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.6

クリスマスイブにBSで放送してたやつ。
子供の頃、北極のどこかにある工場でクリスマスに向けて小人達がプレゼントを作成したりラッピングしたりする絵本が好きだったの思い出した。

実写に寄せようとしすぎて
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.7

心が穏やかになる優しい映画。それでいて凄い発想。立ち退きを迫られて日々嫌がらせを受けるビルの住人達にある日宇宙人?が現れてって!どういう設定!?笑
35年前の映画だから映像にちゃちさはあるもののそれが
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.7

メグライアン自然体で飾らないボーイッシュでハツラツかわいい女優さんでみんなの憧れだった。この頃のラブコメ観やすくて分かりやすくて普通に楽しい。
元カレも弟も上司もみんな完璧じゃないけど、結局いい人なと
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

ダークなピノッキオと聞いて…。
と言うか、昔からピノキオってダークなイメージ。捻くれた子供だったのでピノキオ推しだったけど、ムッソリーニ統治時代のイタリアを舞台にしてくるとは!観るしかないやん。

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植村直己物語(1986年製作の映画)

3.8

結構面白かった。
ロケどうやって撮影したんやろう。
しろくまのシーンとか。

教科書とかで名前見て、一人で雪山に消えた人ってことは知ってたけど、なんで一人きりの冒険家になったのか結構詳しく描いてた。
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長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.7

発展目覚ましい中国の裏でキラキラした世界とは程遠い人達の日常を淡々と描いたドキュメンタリーみたいな映画。凄い展開があるわけでもないけど意外に飽きることなく見れた。
何が哀しいって、その日常が今はもうダ
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.7

実話ベースだから事故の流れを淡々と描いてるので誰がヒーロー!とか見所はここ!とかはないけど、亡くなった方達への追悼のような映画。

上の会社のお偉方が作業の遅れを取り戻すのとコストを優先したばっかりに
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戦争と平和(1956年製作の映画)

3.5

ヘップバーンの衣装ってどの映画でもシンプルだけど洗練されてる〜!他の人はそうでもないのに何故かな?細すぎるスタイルが映えるのかな?この映画のヘップバーンも可愛らしさスタイル衣装素晴らしかったです◎>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

だいぶわかりやすいクリスマスホラー?ファンタジー。グレムリンとは、機械にイタズラする妖精らしい。
かわいいモフモフが邪悪な見た目に変身するギャップが良かった。ギズモも夜中にご飯を食べたら…。

あんま
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

3.6

私にとって「パリは燃えているか」と言えば、映像の世紀なんだけどヒトラーのセリフだったのか。
この映画のつらいところは、誰が主役かはっきりわからなかったので誰目線?多分レジスタンスの誰か?でみたらいいの
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

3.8

白人母娘と黒人母娘の物語。
主役の女優さんがバリバリ50年代の女優顔だからよくある悲恋ものかと思ってたけど、母娘の確執とか人種差別とか枕営業とか、黒人の母親を嫌って逃げ回る娘とかだいぶ濃い内容。

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トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

3.6

日本人にも違和感ない日本でちゃんとしてる感はあった。何故か日本シーンになるとお琴が流れるのを除けば…。
前半の日本とアメリカの真珠湾攻撃に至るまでの交渉?シーンが両国のおじさんだらけで地味すぎて寝ちゃ
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.8

やっと見れた。ベトナム戦争の悲惨さを描いた戦争映画と思っていたけど、ちょっと想像と違った。
ベトナム戦争映画ではあるんやけど、ベトナム戦争中にベトナムの先のカンボジアで自分の王国を作り上げた謎のアメリ
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愛と追憶の日々(1983年製作の映画)

3.9

母親と一人娘の30数年にわたる物語が軸。
友達みたいな関係。
華やかな見た目でクールな印象だけど、おばあちゃんになるのが嫌で発狂したり、無表情で思ってる事をずけずけ言う母のキャラも面白いけど、娘の若い
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

女性達のシーンがどこを切り取っても絵画みたいで美しい。ちょこっとだけ出てくる男達の異物感よ。
ドレスに火が着いたことも、オルフェも、ヴィバルディも全てに意味があって繋がっている。
女の子3人が暖炉の前
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

プライベートライアンではまったバリーペッパー兄さん出てるじゃないですか!イケオジになってた。良い人(少年に危害を加えない)でよかったー。でも、少年に「目には目を」教えてしまったから最後ハラハラした。加>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

邦題の響きが好き。
ハッキング映画だと、パソコンに向かってカタカタばっかりのイメージかと思ったけどそうでもなかった。実際に侵入とかすんのね。
主人公冴えない君設定のようだけど冴えない度合いが中途半端で
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.8

これは辛すぎてしんどくなるタイプのライアンゴズリング。あと、ヒゲなし。

初っ端、娘亡くしたとこから最後まで家庭ではずーっと悲しげでズーンとした雰囲気。この人こんな精神状態で宇宙飛行士目指すとか大丈夫
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.9

ライアンゴズリングのアクション観るための映画。
ライアンゴズリンが出てたら哀愁の眼差しだけでしんどくなるけど、奥が深いと余計しんどくなるのでわかりやすいシンプル筋肉脳アクションで見やすくて良かった◎世
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無法松の一生(1943年製作の映画)

3.8

戦時中に作られた作品。未亡人の奥様がこの時代の人にしては今受けしそうでかわいい美人〜。と思って園井恵子さん調べたらこの映画の2年後に広島で被曝されて亡くなったとのこと…。動いている園井さんの美しさを記>>続きを読む

悪い種子(たね)(1956年製作の映画)

3.7

ほぼ主人公の家の中のシーンでの会話劇だけどフルハウスみたいなほっこりホームドラマではない。
自分の8歳の娘が欲しいもののためなら人を殺してでも手に入れるサイコパスだと気づいてしまう話。
友達が死んでも
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.8

安定のイーストウッド実話もの。
こんなドラマみたいなこと本当に起こるんやね。
特に人種差別が根強い国では、国民の心が一つなるきっかけがあるのは大事なことかも。
弱小不人気ラグビーに目をつけて、実現する
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エスター(2009年製作の映画)

3.7

ずっーーーと観ようと思ったやつ。
前半は既視感あるくらい王道サイコパス映画のお手本のような内容。上手いこと主人公の欠点を利用して陥れてくるところがハラハラ。

絶妙に老け顔の子連れてきたなぁってずっと
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星の子(2020年製作の映画)

3.7

カルト的な事件とかは特に起こらない。カルト宗教二世の日常を淡々と描いてる感じ。
学校のシーンは痛々しいし、岡田将生サイテーだけど宗教仲間の子供達と集まってる時は楽しそう。学校以外の居場所があんな感じな
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呪詛(2022年製作の映画)

3.8

観たら後悔する内容と聞いてさわりの辺りから放置してたけど、三連休の昼間に観ることにした。
見始めたら最後までノンストップで観れたからエンターテイメントとしては楽しめる作品と思う。まぁ、観てよかったとも
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.7

バカリズムってOLネタ好きだよなぁー。
OLに憧れがあるのかな?ドラマでOL役もやってたし。
ながら見する用に流してたけど、結構ちゃんと観ちゃった。自分の素性を隠してるけどギリギリピンチのところで変身
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.3

衣装と北村一輝が良かった。

ローマの休日とかニューシネマパラダイスを日本風に軽くした感じ?
やりたいことはわかった。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

ハリポタやファンタビファンてわけではないし、公開中のも観たいわけじゃなかったけど、何となく壮大なファンタジー観たくなって鑑賞。

1はハリポタのことわかってなくても楽しめるけど、ハリポタの知識ないと楽
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

もう一度見直したくなる作品。
冒頭の意味わからんハンマー振り回すシーンは、2回目みるとそう言うことかーとなる。

前半の娘の視点では、だらしなくて短絡的な父親だな〜ぐらいのイメージの佐藤二郎が、父親視
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