原作と違う。引き込まれた。こっちの方が、、、とか思う。無駄のない構成、うますぎる。
追求しているものが違う。単純なストーリーだが、あえて、事象をうつさず物と、音で迫るとか。美学なんかな。
思想なき革命。行動が思想を作る的なやつは、結局資本主義的な構造の中で利用されるだけっていう、ストレートなことを描いた作品として理解した。面白さはわからない。
見る、見られる、の関係性をもっと追求しても良いかなと。
ストーリーはわかりやすかった。
主人公がロバ、傷つきながら成長すつ少女の心。荒んだ若者や、虚無的なホームレス、合理主義に囚われた男、さまざまなキャラクターをロバを中心として描いていく。ロバ視点にあそこまで情念がこもる、こもっているよ>>続きを読む
発想はすごいので、映像もすごい。リアリズム。ただ、ストーリーは単純すぎてどうなの?と思う。映像の効果としては斬新で素晴らしかった。
最後のセリフ、紙媒体なのも良い。運命に無意識に翻弄される者と、それを冷たい視線で眺めるもの。
近松門左衛門の時代。江戸時代は出世、婚約、が生きるべき道である。考える必要がない時代に、権左のような男、女に流されてしまう男は現代にも通じる普遍性を持つ。
脱獄囚の心理に目をやると、ものすごい構造的な設定がある。純粋さを利用されている主人公に、裏切り者と怒る囚人、そして、その先の利用されていると言う事実に気づいていて、哀れだな、と言う囚人。ただ穴を掘るだ>>続きを読む
最後の映像がすごいと思えなかった。時代もあると思う。監督のイメージを掴めず皆翻弄される中で、あの映像だったと思うと、へぇと言うかんじ。
オチが、、、。途中までは本当によくて、このまま終わらせれば良いのにと思った。アメリカンヒストリーXのオチなら納得できるけど、これはすこし感動ポルノ的だよ、、、と思った。でも途中までは本当に良かった。発>>続きを読む