ハルさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

パリ13区(2021年製作の映画)

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雰囲気でもってった感じがした。性描写が多いのは最近の流行りのなのか。内容は薄く感じた、というか、あんま記憶に残る緊迫感とかなかった。

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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リアルな声を大切にしたい。自分の過去と今を見つめ、少しずつ前に進んでいく若者たちを描いたドキュメンタリー。内容は素晴らしかった。編集の仕方が素晴らしかったかもしれない、でもやはり内容が本物だった。

ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

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音もよく、開放をダンスで示すのも良い。そしてあまりにも退廃的。長回しの映像と顔で見せる。画としてのセンスも感じる。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

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緻密に計算して、過去と未来のシーンを混ぜたらしい。全体で見た時に浮かび上がってくる印象、その効果を感じた。幻想に持っていく一つの仕組み。
意識の流れ、、、

第三の男(1949年製作の映画)

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メモとして、斜めの画面。
良いオチ、当時のオーストラリアの情勢を背景としながらストーリーを進めていく。単純な構成と軽い音楽で、魅せる映画、と言う印象。子供の演出もわかりやすく良かった。

市民ケーン(1941年製作の映画)

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なるほど、このオチね、という感じ。映像とかも評価されているらしく、そういう部分はいまいちわからなかった。

アウトサイダー(1981年製作の映画)

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芸術家志望の暗い未来と暗い現実を描いていく。社会と才能と、いろいろなものが障害になっていきずらい青年。ディスコで会話するシーンは良かったけど、普通のストーリーに見えた。芸術と言っているけど、社会を描く>>続きを読む

失われた週末(1945年製作の映画)

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全体を通して細かい、細かく技術的な部分でストーリーを助ける。ストーリー自体は、まあ普通、ただ女性が、私の敵はこれね、と言ったのは良かったし、過去を小説で振り返る所含め全体としてまとまっている。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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ちゃんと傷つけば良かった。いままでの村上春樹作品の雰囲気を前に進めた作品だったと思う。浮気をしている妻を見ても、今までの登場人物だったら傍観しただろうがそこを前に進めたイメージがある。小説を読んでから>>続きを読む

ピクニック(1936年製作の映画)

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無駄なく最後まで行く。モーパッサンがすごいのか?脂肪の塊などもとてもすっきりした小説だったし、うまくそのひとのバックボーンとキャラクターを台詞で演出するイメージがある。オチは分かりやすく、王道の脚本。

プロデューサーズ(1968年製作の映画)

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このユーモア、そしてユーモアを生かした展開、素晴らしいと思う。テンポも良く、細かい演出と大胆なユーモアが際立つ良い映画。

マグノリア(1999年製作の映画)

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偶然をテーマにして、屈折した人間の感情を掘りざけていく。暗いし、うまくまとまっていた。新しさみたいなのは感じなかった。トムクルーズの過去を遡る演技は良かった。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

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最初の方はスムーズに見れた。後半からの展開はわかりやすくグダる感じがした。発想は面白く、登場人物それぞれの特徴もはっきりと伝わった。ポルノ業界に対する社会のイメージが日本とどう違うのか、そこがわからな>>続きを読む

ガープの世界(1982年製作の映画)

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ガープの人生を描いた作品。思想の被害者であるように切り取ることもできるけれど、そうではない。これは大きくアメリカという国家を批判した作品だと思う。本来なら言論の自由はある。ただその自由を行使した者には>>続きを読む

愛の嵐(1973年製作の映画)

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ナチの残党による歪んだ愛を描く。映画で映し出されるものは国家という枠組みを超えて普遍性を持つ。支配と従順、痛みと快楽、そしてこれはバイブルのことなんだと、、。戦時中のホロコースト、その構造でしか許され>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

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裏切られてびっくりした。なんとなくわかってたけどこっちまで騙さないでほしい笑笑
展開はヒッチコックとかに比べたらちょっと遅いなって思ったけど、緩急が良い。大掛かりの仕掛けで面白く見れた。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

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素晴らしい脚本。宗教、病気、プライド、才能さまざまな障害を最も純粋な愛という感情が乗り越えていくストーリー。近年日本の映画はなんでも商品化して競争社会になっていき、大人の作為に満ちた感動ポルノ的な作品>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

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アニメーションがとにかくすごいってことかな。アニメじゃなきゃ出来ない部分も見えた。

セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

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脚本がすごい。ビデオテープという道具を監督がどう捉えているか、その意図が明確に伝わった。その効果を軸にしたストーリーの組み立て。演技演出に関しても、主人公の男のミステリアスな魅力が伝わる。素晴らしかっ>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

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人生の回顧をミュージカル風のダンスで演出していく。それぞれの演出でロイシャイダー演じるギデオンの狂気と本能的な性が浮き彫りにされる。展開は早くわかりやすい、音楽が人をのせるという軽快な仕組みもこの映画>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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早いカメラワーク、少しおかしな点あえて残すことで、おとぎ話のような素敵なシーンになる。独特なユーモアで無駄なくストーリーを埋め尽くす。

鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

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ショートカットが良かったです、、、。
急に音が鳴る、警官がダンスしてる、とか、非現実が入っていて、なおかつブレないストーリーの軸があって、、、動物園の所もすごい、、、自由だなと思った。

風の歌を聴け(1981年製作の映画)

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小説をやっぱりどこか現代的な口調で読んでいるから、映画は間抜けな感じがした。映画は通してよかった。何が良いかと言われても難しいくらいの、そんな感じ。

ノマドランド(2020年製作の映画)

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優しさと、それを全て受け入れられない理由が描かれている。過度な心情の演出ではなく、あくまで自然なのが良い。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

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テーブルのシーンは違和感があったけれど、息子に興味のない親の描かれかたや、主人公の拒絶などが上手く描かれている。半分くらいですごい脚本だなって思った。
男性中心的に少女が描かれている点がきになる、もう
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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良い雰囲気だった。余計に暗い感じじゃなく、淡々と音楽に乗って。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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私あなた彼彼女に通じる。人のありのままの姿を描く静かで本質的な映画。こういう切り取り方が普遍性を持つのかもしれないと思った。

廃市(1984年製作の映画)

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展開が素晴らしかったし、風景と感情の機微をうまく絡ませていた。

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

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若干パターン化してる。ファンシィダンスが1番すごいと思う。