ハルさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

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実力って感じる。強さがある。思想もその時代って感じ、未来ではないような、、、。でも当時からしたら新しい事をする、チェレンジャーなんだなと。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

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ドキュメンタリー映画として、ヴェンダースのモードの奴と比べるのは違うかもしれないが、なんか本質的な部分を語り足りなかった気がする。

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

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小津映画のイメージは中流階級が社会の厳しさを受け入れて、虚しさを抱えながら生きていく感じだけど、長屋紳士録やこの映画の視点がちゃんとあるという事をしれてよかった。

駅馬車(1939年製作の映画)

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捜索者もそうだが、ストーリーでキーとなる人物が最初の登場でわかる。主人公となる人物の雰囲気を完璧に再現している。

捜索者(1956年製作の映画)

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女性を当然のように蹴る。時代だ、、、。構成は丁寧でとてもわかりやすい。伏線として散りばめた言葉をしっかりと回収していく。

ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

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強引に持っていく感じ。ハッとするシーンはなし、とにかく枠に沿って突き進むイメージだった。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

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心温まる。いろんな人にスポットライトは当たる、素敵なこと。
観てる時背筋伸びた。

桜桃の味(1997年製作の映画)

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すごい。会話が音で聞こえなくて聞き返す、そこで生まれる不思議な間が他の作品と共にキアロスタミ独特の穏やかさを作る。セリフも完璧で、大切なものって何かを暗示している。会話と鮮やかな風景が中心で人と自然の>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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女として生きることの暗示、すごいうまく隠されて、尚且つ丁寧に伝えられていると思う。島?での生活そこで芽生える恋から男性中心の社会に出ていくまで、安らぎ、素直、から、厳粛、緊張へ、、、。ストーリーの軸は>>続きを読む

ファミリー・ネスト(1977年製作の映画)

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それぞれの人の矜持、秩序、をしっかりと描いている。誰が悪いとかでは無く、一生懸命生きていてもどうしても出てしまう歪みから家族が対立していく。社会背景も踏まえられている。真面目な映画だった。でも他と比べ>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

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世界観すごい、けど、なんか日本アニメの流れの中って感じ。

囚われの女(2000年製作の映画)

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良い。一貫して映像がすごい。静かで動きがあるのかないのか分からない絵。構図も良いし光の当たり方も良い。男女の会話、最後の運転のシーンは理屈でうまく入れ違ってて、なんか難しいな、と。

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

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内容は構造的。すごい緻密に背景とか差別とかうまくいれてる。ただあんまり。
絵は綺麗。

マンハッタン(1979年製作の映画)

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暗い。屈折が前面に出てる。ユーモアで自分の内面を皮肉に語れてしまう知的さと悲しさ。それが本質をついているのもまた痛々しい。純粋な恋愛を求めても屈折が滲み出てしまっていて悲しくなる。

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

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笑っていいのか分からないのがウディアレン。知的なユーモアと皮肉、彼の屈折がまじまじと見える。映画のストーリーとウディアレンの個性による語りとシーン、二つの軸に分けて描いている感じがする。

アンナの出会い(1978年製作の映画)

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私、あなた、彼、彼女を見てから見たかった。これもすごい。入り込める作品。青を基調とした背景とそれを生かす構図、音、セリフ。戦争の影が落ちた人々の日常。些細な描写に目がいった。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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震えた。しばらく動けなかった。自分にとって生の本質だった。構図の美しさもあるけど、それ以上に感性が刺激された。何かを起こすわけではないストーリー構成が、日常って感じがして、その日常の中で生をまじまじと>>続きを読む

緋文字(1972年製作の映画)

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原作にどれほど忠実なのかはんからないが、ストーリーの核心は一つだけ、それを中心として展開して行くのだが、面白いとは思わなかった。女性の心理もそこまで深くなってない気がした。それは感情をなるべく出さない>>続きを読む

都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

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この映画は学びが多い。ヨウジヤマモトがどのように世界や時間をとらえているか、そしてそれに呼応するようにヴェンダースがカメラを回して行く。映像表現の追求もある。最後、ヨウジヤマモトがメモを取っているシー>>続きを読む