アリスさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アリス

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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

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知っているラストとは違っていたので本当のピノキオのラストはこうなのかな、と思ってしまいました。
ミュージカル仕立てになっていますので、そうと知らずに観るとびっくりします。
最後の辺り画面から目が離せな
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用心棒(1961年製作の映画)

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初めて観ましたが、面白い!
全編モノクロなのですが白黒を上手く使ってると感じました。

ひとつひとつのカット画面が良い。一番好きなカット場面は、三十郎が櫓に上がって清兵衛と丑寅が向かい合いを見るところ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

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この映画は本当に素敵。
ジュリア・ロバーツのあのキュートな笑顔が可愛くて。
ヒュー・グラントもタレ目もチャーミング。
出ている人全ての人も良い。
ストーリーも楽しいし。
『ローマの休日』ではなく最後は
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クリスマスはワイン畑で(2023年製作の映画)

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お決まり展開ですが楽しく観れた。
ワインって奥が深いなぁ。

美しい湖の底(2017年製作の映画)

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ジャンルがスリラーとあったがそこまで感じるほどスリイングではなかった。どちらかといえばミステリーに当たるだろう。
劇中、ヒントとなるシーンがあり、最終的に回収されていた。
可もなく不可もなく、といった
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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推しのレオ様ももうこんな役をする年齢になったのかと思った作品。
『レヴェナント』ではまだ父親役としてもう少し先でも良かった感があったものの(がアカデミー賞取った)、今回は年相応で似合っていた。
ダメダ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

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執念が事件解決になった。1つのことをこんなにも追いかけることができるだろうか。
事件の犯人とおぼしき人物はわかっているが決定的な証拠がないため逮捕には至らなかった。いまだ容疑者のままだ。
熱意の温度が
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

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今の時代は個々と繋がりやすい。
Instagram、Twitter…。ネット上は比較的にたやすい。相手の素性がわからない状態でもフォローで繋がれる。
逆に実際に会った、例えば電車の席で隣同士になって話
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

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信じない力という概念が面白い。冷川が少年の時に半澤に言った言葉。冷川の育ってきた環境がそう言わせたのだが、信じることが人を滅ぼしてしまう、人を信じられないことの哀しさを思った。
その中で三角との出会い
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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冒頭かなりショッキングな写真が映し出される。この映画の内容を示唆させている。
遺伝子操作によって凶暴性を運動性を優位にさせた超人を作り出すところがX-MENとマンガMonsterを感じた。

ラスト、
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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離婚裁判の為に語ることで自分自身の本当の気持ちがわかる。実は別れたいわけではない。ニコールとチャーリーが2人で言い合っているシーンが演技のぶつかり合いで良かった。

本来なら夫婦で話し合って決めた方が
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運命のイタズラ(2022年製作の映画)

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人は極限の状態になると本性を表す。普段いい顔をしていても切羽詰まった時に見せる顔が実はその人の本質なのだ。

金銭感覚の違いが顕著に出る。強盗犯は15万ドル要求したが金持ちは15万ドルでは生活すらでき
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聖なるGOAL!(2017年製作の映画)

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題名でわかる通りドタバタコメディー。
観ていて害はない映画であって、決して何か残るのかといえば実はそうではない。それが時間の無駄だということもあるだろう。しかし人生において余白ノリシロがないのはつまら
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ノエルの日記(2022年製作の映画)

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「勇気は報われる」
作品のテーマである。
父と息子の確執。
母に捨てられたことへの気持ち。
隣人エリーの年齢による恋愛の躊躇。
惹かれているが先に進むことへの戸惑い。
どれも一歩踏み出す勇気があれば前
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

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「君の力になりたかっただけだ」
それは相手の受け取り方によって違ってくる。よかれと思ったことがいいことだとは限らない。自己満足と言われてしまえばそうなのかもしれない。

エディ・レッドメインの演技がい
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インターンシップ(2013年製作の映画)

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Googleのインターンシップ、本当にああいったことをしているかもしれない。
面接で「5セント玉になってミキサーに落ちたら?」という質問があって、発想の多様性など見ているのかなと思った。

映画を進む
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ヘアー(1979年製作の映画)

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戦争は何のために誰のためにするのか。
題名のhairは自由の象徴だ。髪を切らないことで風になびく様やさまざまなヘアスタイルで自由を表現している。体制に対する反発が伸ばした髪である。
オクラホマからやっ
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

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誰もが耳したことのある音楽。
流行り廃りも飛び越えて心を掴むメロディー。
あの旋律を聴くと内容を思い出すくらいの印象。
そんな音楽を創ってきたモリコーネ。
彼自身が語り、様々な人たちのインタビューを交
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

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全体的に楽しく面白い内容。

いきなりの義母との同居。価値観や生活習慣が違う相手、ましてや夫の母親である。
それはとても気を遣うだろう。そういった負の要素を面白おかしく描きながらも、お金のシビアさなど
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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神からの贈り物として授かったアダをなんの疑問も感じずに享受してしまう異常性。ある意味隔離された空間の中にいる夫婦の常識が逸脱してしまい、倫理を超えた二人の中の常識となってしまった。社会、他人との交流が>>続きを読む

心のカルテ(2017年製作の映画)

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摂食障害はなぜ起きるのか。家庭内で起こるトラブルと自分のアート作品において起こった事件が引き金になって、エレンは食べ物を食べない=悩みを感じさせないように心を麻痺させている。

同じような摂食障害を抱
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SOLO 孤独の淵で(2018年製作の映画)

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極限で見る月は絶望、それとも共存なのか。空に浮かぶ白い月が物語るもの。月は孤独というイメージ。

急死の時に思い浮かぶのは愛する人のこと。恋人や家族。自らの傲慢さで遠ざけてしまった人達への懺悔と本当は
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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そんなに悪くはなかった、むしろ面白かったと思った。オールスターズ感はあったが、それも最後のお祭りのようで良かった。常々このシリーズに関して間近人間が居るのに臭いに気が付かない恐竜の嗅覚に疑いの目を向け>>続きを読む

エンプティ・マン(2020年製作の映画)

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作中に出てくる台詞が好み。

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「何も存在しない。もし存在しても何も知られない。もし知られたとしてもその知識は伝えられない。もし伝えられたとしても理解されない。何も存在しない。もし
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

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ブロードウェイ初SNS題材のミュージカル。

自分に自信の無いエヴァンが自分宛に書いた手紙から起こる騒動。

コナーの家族がレクイエムを歌わない理由が三人三様で、同じレクイエムという言葉でも意味が違っ
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ファーザー(2020年製作の映画)

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「すべての葉を失っていくようだ」
混乱する記憶の中で子供返りをしたアンソニーの言葉が心を打った。

この手の映画を観ると自分に置き換えて観てしまう。アンの立場を自分に置き換え父アンソニーを親に。あるい
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

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後見人制度を逆手に取った"悪い奴"の話だが、中盤から立場が変わってゆくところから徐々に面白くなってくる。
敵だったが相手と手を組んだ方が利益になると提案する姿勢は見習いたい。
ラスト、そうなるよねと予
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スレイヤー 7日目の煉獄(2020年製作の映画)

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悪魔祓いには神父は十字架、首から掛けるストラをしている。そして悪魔の名前。真の名を知らなければ悪魔祓いは出来ないようだ。あと神への信仰と信念、悪に立ち向かう勇気。悪魔の言葉に惑わされない気持ちが試され>>続きを読む

ザ・ビーチ(2020年製作の映画)

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そんなに凝っていないサスペンスホラーだが、どうなるのかと気になってしまう作品。
海と砂浜の美しさとは正反対の、何かわからない不気味さがある。

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

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「神のそばには穢れがつきまとう。(中略)奇跡には強い信仰が伴う。悪魔は信仰を破壊すること。何より好むものだ」
神父の言葉には光により出来る影は闇であると思えた。

心の底から信仰すると誓う?アリスが聞
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日本以外全部沈没(2006年製作の映画)

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お笑い要素満載でB級がこれほど似合う作品はないです。決してけなしていません😁
筒井康隆先生もご出演されています😆
沈んだ土地の国から人々が日本にやってきたことにより起こる騒動。この映画は色々考えさせら
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

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元作品と人物設定が微妙に違う。
CUBEは狭い空間で繰り広げられる演劇的な映画。各CUBEのトラップに劣らず人間関係による軋轢が物語を面白くしている。

ドラキュラ(1992年製作の映画)

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ゴシックホラーで美しく耽美な作品。
ドラキュラ伯爵の影の演出が上手く使われている。上からや背後から迫りくる壁に映る影が恐怖を感じる。
ドラキュラ伯爵役のゲーリー・オールドマン、悦な演技が良い。
ヘルシ
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

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本当に恐ろしいのは恐怖に駆られ暴徒化した群衆である。受け継がれる恐怖が連鎖し繰り返されるのは親から子へと話が伝承され幼心より恐怖を植え付けられるから。おとぎ話が寝物語として語り継がれるのは警鐘として、>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

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ロビン・ウィリアムスが大人だけど子供らしい演技が良い。ラストでうるっときてしまったのは年のせい。何度観ても面白くて楽しくて、いつまでも子供の気持ちにさせてくれる。

南極料理人(2009年製作の映画)

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極地の楽しみは食べること。美味しいものを提供する南極料理人と観測隊の楽しくてちょっぴり涙の南極物語。

本当の観測地では人間関係もギスギスしやすいだろう。研究のためとはいえ隔離に近い状況下での生活。日
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