ヒカルさんの映画レビュー・感想・評価

ヒカル

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

近年のゴジラ作品で最も好きなのはシンゴジでもゴジマイでもなくKOMである私にとっては、🍅批評家54点、怪獣プロレス、コングがいらんなどの批判の声はあまり届かず、期待値高めで土曜朝一で劇場へ。尚、ゴジコ>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.5

エブエブが7部門受賞した昨年のアカデミー賞で長編アニメーション部門を受賞したネトフリ作品。監督はギレルモ・デル・トロでシェイプ・オブ・ウォーターと本作で唯一の作品賞と長編アニメーション賞を受賞した監督>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

グレイテスト・ショーマン以来、ザック・エフロンさんが映画に出てる事を数年ぶりに発見し、プロレスラー役として肉体改造を頑張られたようなので、苦手なドキュメンタリー系ですが、応援の為にプロレス好きの旧友と>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

監督はイン・ザ・ハイツ、ミラベル、リトマメなどで最近のミュージカル系映画で独禁法違反となりそうな活躍のリン=マニュエル・ミランダ。主演はアンドリュー・ガーフィールド。勿論ミュージカル系作品でネトフリ配>>続きを読む

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

1匹のタコと1人のおっさんの友情を描いたネトフリのドキュメンタリー。評判が良かったので視聴。


1部は4Kカメラで撮られているかと思われるが、海や風景の映像の美しさは海ものとしてはアバター2に次ぐレ
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BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

4.0

原作漫画は3冊くらいしか読んでませんが、弐瓶勉のデビュー作でゴルゴ13並みに寡黙な男が主人公のハードなSF作品。弐瓶勉作品はシドニアの騎士が大好きなのでネトフリでアニメ映画化されていた本作を視聴。>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

ダンケルク、テネットと自分にとっては2連続ハズレ作が続いており、更に苦手な3時間もの、更に更にカルトのファシスト国家の暴走を停める為の正義の爆弾でも真摯にふり返る俺達ってやっぱり最高とアメリカ人が思っ>>続きを読む

流転の地球 -太陽系脱出計画-(2023年製作の映画)

4.0

三体の劉慈欣先生原作の本作ですが、金曜日に三体を少し観てそのぶっとんだSF設定と世界観に激しく惹かれたので、慌てて本作の席を予約し、2は前日譚なので観なくても良いらしいですが、1作目を視聴しました。1>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

4.0

金曜日にネトフリの三体を2話ほど観てしまい、めちゃ面白かったので慌てて原作者である劉慈欣先生の流転の地球2の日曜の席を予約し、土曜日に本作をネトフリで視聴しました。


本作は🍅で批評家70観客51と
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.0

スマイルと同じく結構なヒットとなりながら日本での劇場公開は見送られた本作ですが、ネトフリでサブスク入りしてましたので、視聴しました。(世界興収は約1.5億ドルとの事です。サム・ライミは監督してませんが>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

球場での不気味なスマイルプロモーションでアメリカで2022年にそこそこヒット(世界興収2億ドル)した本作、残念ながら日本未公開でしたが、ネトフリのサブスクに入ってましたので視聴。以下結構ネタバレです。>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

みんな大好きデビット・フィンチャー作品。私はファイト・クラブだけ好きでファンでは有りませんが、XMENのキャラではマグニートーが老人版も若者版も1番好きで、本作は若者版のマイケル・ファスベンダーが主演>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

地球外少年少女というネトフリアニメを年始にNHKで視聴し、その内容もチャレンジングでワクワクしながら楽しめましたが、アニメーション制作のプロダクション・プラスエイチが地球外少年少女を作る為に大手のプロ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

前作は複数回のゼンデイヤ予知ビジョンシーンでの尺稼ぎでイライラし、しょぼいラストバトルでガッカリし後半は糞だったのですが、サンドワーム、トンボ+ハエみたいな機構のマシン、スパイス発掘マシン、ハンス・ジ>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞短編実写映画賞ノミネート作。ネトフリにて視聴。(ネトフリのアカデミー賞関連作9作品目/10作品。アカデミー賞受賞式迄後2日の2024/3/9に視聴。追記→10作品目も2024/3/10の夜>>続きを読む

伯爵(2023年製作の映画)

4.0

ネトフリの撮影賞ノミネート作。実写系映画でIMAXで観て良かったと思ったのはジョーカー、フォード&フェラーリ、トップガンマーヴェリックの3作品で撮影賞はジョーカーがノミネートされたのみなので自分の目が>>続きを読む

ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞歌曲賞ノミネートでビリー・アイリッシュのライバルとなるので、偵察の為にネトフリで視聴しました。(ネトフリのアカデミー賞関連作7作品目/10作品。←1本漏れてましたので10作品に修正。アカデ>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

3連続ドキュメンタリー系で疲れたので、30分少々のアカデミー賞短編実写映画賞ノミネート作の本作をネトフリで視聴。(ネトフリのアカデミー賞関連作6作品目/9作品。アカデミー賞受賞式迄後4日の2024/3>>続きを読む

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.5

コールマン・ドミンゴが主演男優男優賞にノミネートされているネトフリのまたまたドキュメンタリー系映画。アニメのニモーナ以外のネトフリからのノミネート作品はドキュメンタリー系ばかりで食傷気味ですが、頑張っ>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.5

アネット・ベニングがアカデミー賞の主演女優賞、ジョディ・フォスターが助演女優賞にノミネートされている本作、こちらも苦手なドキュメンタリー系ですが、ネトフリにて視聴。(ネトフリのアカデミー賞関連作4作品>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされている本作、苦手なドキュメンタリー系ですが、PERFECT DAYSのライバルですのでネトフリにて視聴。(ネトフリのアカデミー賞関連作3作品目/9作品。アカ>>続きを読む

ニモーナ(2023年製作の映画)

4.5

ネトフリの長編アニメ映画賞ノミネート作です。愛するTMNTを押しのけてノミネートされた憎き作品ですが、更に偏愛するスパイダーバース2のライバル偵察の為に視聴。

出だしはローポリの昔のDisney調顔
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞作品賞他多数ノミネートのネトフリ作品、今年はオッペンハイマー初め日本未公開が多いので、ネトフリを初めて契約して視聴しました。尚、プロデューサーにスピルバーグとマーティン・スコセッシが連ねて>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞作品賞ノミネートの本作はAmazonの子会社MGM製の為、日本では劇場公開無しでアマプラで2/27よりサブスク入りしました。風刺コメディものでR18ですが、エロシーンは無いので子供が近くに>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

3/15のDUNE2迄観たいものが無く、アカデミー賞を楽しむ為に、パリ・テキサス、ベルリン・天使の詩共に自分にとっては☆3.5くらいでボチボチだったヴィム・ヴェンダース監督作を期待値3.5で劇場へ。(>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

2.5

🍅で批評家83観客98しか売りがない本作ですが、私には更にThe Boysのホームランダーことアントニー・スターも出演しており、2024/6/13のThe Boys Season4までは遠く、ホームラ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

今週は三連休の為か洋画の封切りが多め。マダム・ウェブは酷評ばかりで安心してパス、マブリーは過去作観てないのでパス、観たいのはガイ・リッチー作のコヴェナントのみですが、連休中の気持ちを上げて行きたいので>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

昨年の高評価アニメでトットちゃんと本作を観れてなく、トットちゃんは観れる週末前に運悪く終演、本作も近所では今週に終演で観れなかったなぁ、と思ってましたが、春節明けで会社に居るのが苦痛なほど暇だったので>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.5

ミュージカル好きなのでスピルバーグ作は観てないのにサントラを1週間予習して劇場へ。尚、土曜日朝一回ですが、お客さんは私含めて7人の爆死模様でした。ミュージカル系はウォンカ以外は爆死続きで今後が心配です>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

こちらもR18作品でバリー・コーガン(キオガン?)主演のマゴロビプロデュース作。一見アート系っぽい雰囲気で観るのに躊躇しますが、評判が良いのでアマプラにて視聴しました。


思ったよりエンタメ要素が強
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.5

レズビアンの女子高生2人が主人公でブックスマートを下品にした様なR18青春コメディ。昨夏にアメリカで小規模公開ながら少しヒットし、🍅で批評家90観客89と高めながら日本では劇場公開されずにアマプラで2>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

グレタ・ガーウィグの監督賞落選で萎えたアカデミー賞作品賞対抗(本命はオッペンハイマー?)の本作ですが、閑散期なのにゴルカム2週目、ガンダム種、浜辺スイーツ作、huluのゾンビ物におされて約70席の小箱>>続きを読む

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

2.5

グレタ組で皆んな大好きシアーシャ・ローナン主演作。期待値高めで視聴。原題しかチェックしてなかったので邦題のクソダサタイトルで少し気持ちが萎える。

美しい映像ではあるが、自己満ストーリーで終始乗れず、
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地球外少年少女 前編「地球外からの使者」(2022年製作の映画)

4.5

元はネトフリアニメですが、2023/11〜12にNHKで放映してくれたものを一気に観ての感想です。

前半の設定説明・未知のガジェット・緊迫感高い事件への展開は脳をフル回転させないとついて行けないレベ
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.0

今回でラストのDCEU作品。🍅評論家35観客81と興行をやる価値も見る価値もなさそうですが、ジェームズ・ワン監督なら何とかしてくれてるかもと少し期待して劇場へ。(土曜日朝一ですが、300弱の通常1番箱>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.5

昨年は劇場1発目をドキュメンタリー系嫌いで音楽系好きの私とは最悪の相性である"ケイコ 目を澄ませて"という賞レース向けの作品にしてしまい、お通夜状態となったので、ロッテン・トマトで批評家83 観客79>>続きを読む