momoさんの映画レビュー・感想・評価

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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.0

○ 公開時、映画館で鑑賞。大きい画面、映画館の音響の中、亡霊さまようヴェネチアの世界観にひたりました。

○ ケネス・ブラナーのポアロシリーズで、今のところは一番好き。同行者は、「オリエント急行〜」が
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無名(2023年製作の映画)

4.0

○ 日本での公開初日、午前の回。コンセッションでコーヒーとスコーンを買って、モーニングがわりに楽しみながら鑑賞しようと思ったのを後悔。好きな映画だけど、食事は勧められない。何か口に入れたいなら、ブラッ>>続きを読む

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

○ 大人と子ども、それぞれの恋愛と冒険の物語といった印象。選ぶこと、決めること、行動すること。いくつになっても、誰もが傷つかない答えなんてないのだろうと思う。

○ アン・ハサウェイをスクリーンで見ら
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ヴォルーズ(2023年製作の映画)

4.0

○ 2時間以内のアクション系、ハリウッド作品以外で…と探していた時に、フィルマークスで気になるレビューを見つけて、鑑賞。誰からも好評という作品よりも、誰かに深く刺さっている作品にひかれてしまう。>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

○ ともすると仕事のことばかり考えてしまって、休みなのに気が休まらない。気分転換したくても、日常過ごす場所ではうまくできない…さて。そして、少し気になっていたこの映画を鑑賞。IMAXシアターで。
結論
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

○ 嫌いじゃない。けれどあまり刺さらなかったな…と思っていたけど。感想を書きたくなって、書いているうちに、好きなセリフ、好きなシーンがいくつもあったことに気付く。余韻を残す作品。すごく好き。

○ 会
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.5

○ リメイク作品とはいえ、もう20年以上前なのか。そんな古さは感じなかった。最近の長時間の作品は体に堪えることがあるのだけど、これはちょうど良いボリューム。集中して楽しめた。

○ 真実が明かされてい
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

○ 韓国の作品を映画館で観るのは初めて。結果、大正解。ツッコミどころはあるけれど、過剰に怖がらせず、感動させすぎず、高揚させすぎない。演出の温度感がちょうど良かった。

○ クラシックと映像を組み合わ
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

○ 原作者はこの仕上がりに激怒という話だけれど、映画としての完成度はとても高いと思う。影、服、会話。作品に漂う空気に、監督の神経質なこだわりを感じてしまった。途中、あれ?気のせいかな?と思うようなかみ>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

○ これは…サントラが欲しくなる映画。「you are so beautiful」のこれ以上ない流れ方ではないだろうか。胸がしめつけられる。。今まで何度も聞いたことがあるのに、この曲が流れるクレジット>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

○ 耳の聴こえない家族の中で、唯一の聴者である女の子が、夢を追いかける話。家族が人間味にあふれていて、作品として生命力にあふれている。青春ストーリーだが、大量生産される作品とは、ひと味もふた味も違う。>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

○ 認知症と診断された父と、その娘の話。父アンソニーと娘アンの会話に没入していると、突然視点が変わり、真実が変わり、混乱。整合性を必死に取ろうとするけれど、追いつかない。何が真実だったのか判断がつかな>>続きを読む

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.5

○ この作品が上映された頃は、ジョン・グリシャム原作の映画が次々に出てきていたように思う。トム・クルーズ出演のザ・ファーム 法律事務所、ジュリア・ロバーツ出演のペリカン文書、依頼人、評決のとき… そし>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

回想で感想。

○ 公開時、映画館で鑑賞。最初見た時は可も不可もなくて印象に残らなかった映画。数年後にレンタルで観て、心を動かされた映画。今ではとても好きな映画。

○ 舞台はクリスマス前のロンドン。
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.5

○ カセットテープで聞く音楽のような映画。地に足の着いた物語。舞台となる建物は、まるで美術館のよう。作品中に出てくる図書室、高層ビルの灯りを眼下に臨む室内プール、飾られている絵画。美しかった。

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エベレスト3D(2015年製作の映画)

4.0

○ 壮絶だった。見応えあり、ドキュメンタリーに近い作品。

○ プロの冒険家、登山家だけが登れる山ではなく、資金があれば登ることができるようになったエベレスト。商業登山は悪い事では無い。装備が万全、下
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

○ 面白かった。オープニングでつかまれて、気が付いたらエンドロール。ジョークみたいなコマ送りの映像、カットにはまる音楽、ガンアクション、ドラックで覚醒、ピアスとタトゥーと中指と。

○ 長過ぎず、ウエ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

○ 暴力と恐怖に支配された世界の映画を極々たまに見たくなる。ゴッドファーザー、アウトレイジ、孤狼の血。過剰な暴力、拷問、バイオレンス。生命が簡単に失われる世界。決して違う世界の話ではないのだ。

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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.5

○ 街中でヘソ出しファッションを見かけて驚いていたら、それはY2Kファッションというものだと教えてもらう。2000年のヘソ出しと2020年のヘソ出し。時代は確かに巡っているのだ。本作は、学生時代に付き>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.5

○ ケイト・ブランシェット出演と知って鑑賞。相変わらず美しい…でもそれだけだった。テーマには興味を持ってたのだけど。

○ 好きな役者がそろって出演しているから期待値が高すぎたのかもしれない。勧善懲悪
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

○ 映画を見てると、たまに英語以外の言葉を聞きたくなる。で、韓国語やフランス語のドラマを見るのだけど、ストーリー運びやキャラ設定って、国が違うとこうも違うのかと思うことしばしば。文化が違えば会話もアク>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

4.0

○ 白い雪、灰色の空、赤い土、古びた大きな屋敷、キャンドルの光、美しい英国貴族の姉弟。終始不気味で美しかった。何より、タイトルが良かった。真紅に染まる山頂(クリムゾン・ピーク)。

○ 幽霊が出てくる
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キャロル(2015年製作の映画)

4.5

回想で感想。

○ 公開時、映画館で鑑賞。パトリシア・ハイスミス(クレア・モーガン名義)「The Price of Salt」が原作。女同士の恋愛が幸福な結末で終わる。このストーリーが1952年に書か
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.0

回想で感想。

○ レンタルで鑑賞。タイトルから爽やかであっさりしたストーリーを想像していたら、良い意味で裏切られて印象深い作品。テーマとは裏腹に、不思議と暖かく前向きな気持ちになった記憶。全編通して
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カーテンコール(1996年製作の映画)

4.0

回想で感想。

○ 公開時、映画館で鑑賞。イギリス映画、男同士、恋愛、バレエダンサー。当時、映画のチラシにひかれて、見て、鑑賞後に静かに泣いた記憶。

○ ジェイソン・フレミングをこの映画で知った。両
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

回想で感想。

○ 公開時、映画館で鑑賞。鑑賞後、ブラボーと立ち上がって拍手をしていた人がいた。人の心を動かす映画だと思う。海外の映画館で映画を見ているようで、楽しかった(鑑賞は日本国内の映画館)。
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

回想で感想。

○ 公開時に映画館で鑑賞。ヒース・レジャーの狂気に震えた。取り憑かれたような演技。暗くて怖いが見て良かった。ダークな描写に感動すら覚えてしまった。

○ バットマン・シリーズは見たこと
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